よくギターのマルチエフェクターは使えないとか絶対にお勧めしませんとかいう人がいる。
結局のところ、それは初心者とかビギナーに対しての話であって、いちおうちゃんと弾ける人は別という場合が多い。
あるいは、昔の本当にマトモな音が出ない時代のモノしか使ったことない人が、その時のイメージで言ってるだけなのだ。
個人的には、初心者も積極的に使ったらいいと思う。
たしかにギター弾き始めの人からすると、マルチエフェクターは使いにくいだろう。
しかし、昔と違って今はいくらでも情報はある。
本当に上手くなりたい、いい音を出したいと思うのなら自分で調べるだろうし、それは難易度の高いことではない。
僕はアラフォーになってギター復活して以来、ずっとZOOMのマルチを使ってる。
今のG5nで3台目だ。
若い頃はコンパクトを並べていた。
僕が初めて買ったエフェクターは、ヤマハのディストーションだった。
なぜBOSSではなくヤマハなのかというと、右も左もわからないビギナーだった僕は、知ってるメーカーがヤマハしかなかったのだ。
それからしばらくして、バイトで貯めたお金でヤマハのステレオコーラスを買った。
僕の家は、よくエフェクターなどの機材が回ってきては、数ヶ月したらそれは元の持ち主や、また別の人のところへ流れていった。
なかにはそのまま僕の家に留まるものもあった。
おかげで、なかなか自分では買わないフェイズシフターやフランジャーやグライコの他、高価なデジタルディレイや名器と言われるBOSSオーバードライブなんかも家にやってきては、リハやライブに使わせてもらっていた。
僕はこの頃に、エフェクターの基本的な知識を学ぶことが出来たと思う。
僕がマルチは便利だ、もうコンパクトには戻れないと思うのは、結局のところ若い頃にたくさんコンパクトを並べて使っていたからなのかもしれない。
それでコンパクトの良さと共に、コンパクトの不便さも知った。
今のマルチは、個々のエフェクトについてはコンパクトに劣るかもしれないが、コンパクトの不便さが完全に解消される。
このメリットが大きいのだ。
(注意)
僕が無知なだけかも知れないけれど、僕がコンパクトの不便さを感じるのは、シーンの切り替えについてだ。
例えば、Aメロでコーラスとディレイを使い、サビではコーラスとディレイをオフにし、ディストーションをオンにするとする。
するとサビに移るとき、ペダルを3つ踏まなければならない。
極端なことをいうと、Aメロで5つのエフェクトを使用し、サビで全く別のエフェクトを5つ使うとすると、その瞬間に10個踏まなければならず事実上不可能である。
これを可能にするにはプログラマブルスイッチャーが必要で、使いこなすにはそれなりの知識と複雑な配線が必要になり、またボードが大きく重くなる。
その点、マルチだと手軽に全て解決出来る。
逆に、メタルやハードロックで、基本的に歪みトーンしか使わなず、エフェクトはワウだけ、バッキングとソロの切り替えはギター本体のボリュームノブで調整なら、マルチは不要だ。
結局のところ、それは初心者とかビギナーに対しての話であって、いちおうちゃんと弾ける人は別という場合が多い。
あるいは、昔の本当にマトモな音が出ない時代のモノしか使ったことない人が、その時のイメージで言ってるだけなのだ。
個人的には、初心者も積極的に使ったらいいと思う。
たしかにギター弾き始めの人からすると、マルチエフェクターは使いにくいだろう。
しかし、昔と違って今はいくらでも情報はある。
本当に上手くなりたい、いい音を出したいと思うのなら自分で調べるだろうし、それは難易度の高いことではない。
僕はアラフォーになってギター復活して以来、ずっとZOOMのマルチを使ってる。
今のG5nで3台目だ。
若い頃はコンパクトを並べていた。
僕が初めて買ったエフェクターは、ヤマハのディストーションだった。
なぜBOSSではなくヤマハなのかというと、右も左もわからないビギナーだった僕は、知ってるメーカーがヤマハしかなかったのだ。
それからしばらくして、バイトで貯めたお金でヤマハのステレオコーラスを買った。
僕の家は、よくエフェクターなどの機材が回ってきては、数ヶ月したらそれは元の持ち主や、また別の人のところへ流れていった。
なかにはそのまま僕の家に留まるものもあった。
おかげで、なかなか自分では買わないフェイズシフターやフランジャーやグライコの他、高価なデジタルディレイや名器と言われるBOSSオーバードライブなんかも家にやってきては、リハやライブに使わせてもらっていた。
僕はこの頃に、エフェクターの基本的な知識を学ぶことが出来たと思う。
僕がマルチは便利だ、もうコンパクトには戻れないと思うのは、結局のところ若い頃にたくさんコンパクトを並べて使っていたからなのかもしれない。
それでコンパクトの良さと共に、コンパクトの不便さも知った。
今のマルチは、個々のエフェクトについてはコンパクトに劣るかもしれないが、コンパクトの不便さが完全に解消される。
このメリットが大きいのだ。
(注意)
僕が無知なだけかも知れないけれど、僕がコンパクトの不便さを感じるのは、シーンの切り替えについてだ。
例えば、Aメロでコーラスとディレイを使い、サビではコーラスとディレイをオフにし、ディストーションをオンにするとする。
するとサビに移るとき、ペダルを3つ踏まなければならない。
極端なことをいうと、Aメロで5つのエフェクトを使用し、サビで全く別のエフェクトを5つ使うとすると、その瞬間に10個踏まなければならず事実上不可能である。
これを可能にするにはプログラマブルスイッチャーが必要で、使いこなすにはそれなりの知識と複雑な配線が必要になり、またボードが大きく重くなる。
その点、マルチだと手軽に全て解決出来る。
逆に、メタルやハードロックで、基本的に歪みトーンしか使わなず、エフェクトはワウだけ、バッキングとソロの切り替えはギター本体のボリュームノブで調整なら、マルチは不要だ。