Music Mania

No Music No Life

2024年のグラミー賞

2024年02月11日 | 音楽
今年のグラミー賞で、主要4部門のうち年間最優秀アルバム賞はテイラー・スイフト「ミッドナイツ」だった。
最優秀楽曲賞にビリー・アイリッシュ「ホワット・ワズ・アイ・メイド・フォー?」、新人賞にはビクトリア・モネと、僕が良いと思うアルバム、曲、アーティストが選ばれて嬉しく思っている。
最優秀レコード賞のマイリー・サイラス「フラワーズ」は最初聞いたときはピンと来なかったけど、今聴き直したらけっこう良かった。
今回、主要4部門を制したのは全て女性というのもスゴイというか、そういう時代なのかもしれない。
で、今回選ばれた曲を聴いて思ったのは、ヒップホップ全盛の現在であってもメロディアスな曲は強いということだ。
とくにビリー・アイリッシュの曲はとても大人しく、よくこんな地味なナンバーが選ばれたものだと思ったら、映画「バービー」の曲だった。

主要以外の受賞も見てみよう。
ポップアルバム賞はテイラー・スイフト「ミッドナイツ」が選ばれているが、僕がとくに「最近の音楽はちょっとね」という人にこそ聴いてもらいたいのはR &Bアルバム賞に選ばれたビクトリア・モネ「ジャガーⅠⅠ」だ。
古き良きソウルミュージックの味があっておすすめである。

ロックアルバム賞にバラモア「ジス・イズ・ホワイ」」が選ばれてるのもいい。
これもいいアルバムで昨年の今頃によく聴いた。
オルタナ演奏、歌唱賞にも選ばれている。

すごく意外に思ったのは音楽ビデオ賞にビートルズ「アイム・オンリー・スリーピング」が受賞したことだ。
絵の具でジョン・レノンの夢の世界(?)が表現された、とてもサイケデリックなものとなっている。
僕としては「ナウ・アンド・ゼン」のMVの方がいいと思ったけど。


Victoria Monét - Alright (Visualizer)

テイラー・スイフト来日

2024年02月11日 | 音楽
テイラー・スイフトの来日公演が終わった。
今回のワールドツアーは昨年3月にアメリカで始まり、今年の12月に終わるという全151公演にもなる壮大なものだ。
それも1回のライブは約3時間半、45曲というお腹いっぱい大満足なもの。
コロナ禍の期間はずっとレコーディングをやってたテイラーだが、コロナ明けたとたんにこのツアー、なんともスゴイ体力、バイタリティーである。

今回の来日公演は東京ドームのみ連続4日間で地方公演はナシ。
名古屋ドームか京セラドームがあれば絶対行きたかったライブなのでとても残念である。
その代わり多くの人が動画を撮ってYouTubeにあげてくれてるので、早速全曲を堪能させてもらった。
ありがたいことです。
素晴らしいです。

内容はグラミー賞でアルバム賞、ポップアルバム賞を受賞した最新作「ミッドナイツ」から7曲、連続で発表された前作「エバーモア」、全前作「フォークロア」から12曲、撮り直し作品の「1989」「レッド」「スピークナウ」「フェアレス」から13曲、これらの曲は全てここ4年の間にレコーディングされた曲で、さすがは旬のアーティストだ。
他は2019年の「ラバー」からと、その他で、とてもバランスのいいセットリストだと思う。

おそらく今年いっぱいはツアーに専念して、来年は再びニューアルバムのレコーディングに入るだろう。
この人はまだ若い。
おそらくこの先、何度も来日するだろうから、是非見に行きたいものだ。


Taylor Swift - THE ERAS TOUR [2024.2.7 東京ドーム] 4K