Music Mania

No Music No Life

小春日和の京都

2025年02月02日 | 花魁ROCKER
1月18日、天気晴朗、風もなしという小春日和のなか、花魁ROCKERキーボードのユキちゃんとベース横江さんの3人で、京都プチ観光に行ってきた。
第二名神、名神、京滋バイパスで長岡京を目指す。
道は空いていて僕のMAZDA3も快調だ。
おかげで予定より少し早く長岡京市に付いたので、近くの勝竜寺城へ行ってみる。
ここは細川忠輿、ガラシャ夫妻ゆかりの城として有名なところで、近くの通りも「ガラシャ通り」という名がついている。
わりと近い時期に整備されたようで、おそらくNHK大河ドラマ「麒麟が来る」との連動だったのだろう。
ガラシャの父は言わずと知れた明智光秀だ。
光秀は本能寺の変のあと山崎の合戦で敗北し、一旦は勝竜寺城に入ったもののすぐに脱出したと言われる。
城跡は水堀と石垣、土塁が復元され、城内は資料館やガラシャ夫婦の像などがあった。

ランチは近くの槐(えんじゅ)という店を予約してあった。
小さい店だけど、なかなかいい趣味があり、とてもセンスがいい。
日替わりランチを注文したけど、エビやサカナのフライ、サラダ、茄子の煮物(?)、大根や人参の酢の物イクラ添え(?)、白みそのみそ汁などがついていた。
味はやさしく、他県から来た僕らには、なにかとても京都的なセンスを感じた。

店を出たあと、近くの大山崎山荘へ向う。
ここは昭和初期の実業家、加賀正太郎が建てた洋館で、現在はアサヒビール所有の美術館となっている。
僕はずいぶん前(1999年〜2000年ころ)に何度か訪れたことがあり、今回は25年ぶりくらいの再訪だ。
広大な庭、というか土地は創建当時の雰囲気をよく残していて、もちろん山荘本体もレトロな味わい満載である。
贅を尽くした、といった表現がぴったりな洋館はそれだけで見所そのものだし、展示されている絵画も素晴らしい。
以前来たときにはなかった別館にはモネの作品などもあり、それだけでも一見の価値があるほどのものだ。

夕方からはライブなので向日市へ。
ここでドラムの田中さん、ボーカルなっちゃん、乙☆三のボーカルマサルさんと合流し、近くの喫茶あんづへ行く。
ここは最近では珍しい喫煙可の喫茶店で、僕らは誰もタバコを吸わないけどここで寛いだ。

ライブ後駐車場で、大阪から来た友人が差し入れてくれた「りくろーおじさんのチーズケーキ」を食べる。
僕は知らなかったんだけど、関西ではとても有名なチーズケーキらしく、たしかにこれは美味しい。
僕はチーズケーキといえば鳥羽国際ホテルのチーズケーキが究極だと思ってたけど、りくろーおじさんはそれとはぜんぜん違っていて、とても軽くフワフワなのがいい。
僕らはナイフもフォークもないので、それを手で鷲掴みにして食べた。
ライブ後、真冬の夜の外で食べるチーズケーキは、なにか特別な味がしたような気がした。

ライブ動画が解禁になりました。

花魁ROCKER Second Rooms 2025 01 18