風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

満月がススキの原に

2010-09-23 | その他
ススキで有名な奈良県曽爾高原への名月の撮影会。大阪を出発するときは黒い雲が空を覆っていたが、現地に近づくにつれて雲ひとつない最高の天気に。

はやる気持ちを抑えながら、曽爾村の食堂でカツうどん定食で腹ごしらえ。店の名前は忘れたが、店員さんが言うには、「元々は古い民家だった。外観はできるだけ元の姿を残し、店内は同村の山から切り出した木材を使って改修した」とか。店内に張られた杉板の匂いがまだ残っていた。

待っている間、店内を見渡したらウマそうな“生ビール”のポスターが。もちろんオレはそのアピールにすぐに負けて?“生ビールください”と。
10分くらいで出てきたカツうどんに、みんな「マイウ~ッ」。二人の店員さん(女性)も気さくで“村のおばさん”という感じ。900円だったがみんな“ありがとう。おいしかった”といって一路曽爾高原へ車を走らした。(オレは運転手じゃなかったですよ)

駐車場から歩いて10分でくらいでススキの原に到着。辺りが薄暗くなりだした頃、夕日が少し雲のかかった西の空を赤く染めた。(パチリパチリ)
しばらくしたら、広いススキの原一面の道に沿って3mくらい間隔に立てられたぼんぼり(灯篭)が一斉に点灯。(パチリパチリ)

そうこうしている間に東の山の稜線が白くなりだし、満月が顔を出し始めた。(パチリパチリ)
一時間くらい撮影した後、月見団子をほおばりながら、コンロで沸かしたお湯で温かいコーヒーをいただきながら、しばし写真談義。

心地よい秋風に揺れるススキの穂の向こうには煌々と中秋の満月が輝いていた。

※写真は後日UPの予定です。