風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

雨の災い?

2010-09-29 | 趣味
通いなれたカラオケスナックが明日、30日で閉店になる。寂しい限りだが、ママさんのからだのことだから仕方がない。
これが最後になるかもと思いながら27日に三人で行き、昼の部の終了時間の5時まで唄っていた。いつもはもっと明るいママさんなのに、やっぱりこの日は少し寂しそうだった。

帰ろうとドアを開けると外は雨が降りだしていた。「じゃー元気で!」と店を出ようとしたときに、「○○ちゃんちょっと待って。お願いがあるの」と呼び止められた。単純なオレだから、もしやして、~♪ 雨が小降りになるまでもう少しここに居て♪~とでも言われるのではと思って…。(いつまで演歌の世界に酔っているんや…バカだな)。

聞いて見ると、やはりそんな色気のある話ではなく、「ツケを払ってくれない人がいるの。○○ちゃんはパソコンができるので、督促状を書いてくれない」ということだった。
まあー、あんまり嬉しくない話だし、請求額もそうたいした金額でもなかったのだが、ママの困っている顔を見ていると、「わかった。いいよ」というほかなかった。

これからの生活どうするの?と聞くと、「しばらくは失業者。少しの蓄えでいつまで持つかわからないが…。からだが治ったらまたパートにでも」という。

外の雨は先ほどよりもきつくなっていた。「傘持っていく?」のママの声を振り切るように、オレは雨の中に自転車を走らせた。