風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

弘田三枝子の今と過去

2012-10-22 | 日常
先日、民放テレビのある歌番組に歌手弘田三枝子が出演していた。
彼女、歌手として大活躍していた若い頃はミコの愛称で呼ばれていて、その素晴らしい歌唱力に惚れ込んでいたファンも多かった。私もそのうちの一人だった。

ところが、歳を重ねることの禍か、容姿も歌唱力もまったくあの頃の弘田三枝子の面影すらなく、ご本人には失礼だが、もう人前でギャラを貰って歌うのはやめてほしいと思った。彼女を出演させたテレビ局にも少し物申したくなるような内容だった。

番組のことは忘れて、今日は久しぶりにあの頃の弘田三枝子を聴いてみた。俺の心の中のミコはあの頃のままでいてほしい。

哀しみのソレアード(Soleado) 弘田三枝子.

貴重な存在

2012-10-22 | 社会
日本共産党の志位和夫委員長は19日、オバマアメリカ大統領に書簡を送り、米兵による集団女性暴行事件と米海兵隊のオスプレイ配備強行に抗議し、米軍基地の全面撤去を求める書簡を送った。(書簡の全文はここから)

この書簡の中で、米兵による集団女性暴行事件について「女性の尊厳を踏みにじった卑劣きわまりない蛮行」と厳しく抗議し、事件根絶のためには基地の全面撤去と安保条約の見直しを求める「沖縄の激しい声を、真剣に受け止めるべきです」と述べている。
一方、オスプレイの配備強行については、「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会には、10万人をこえる人々が参加し、オスプレイ配備反対、普天間基地の閉鎖・撤去は、揺るがない島ぐるみの意思となっています。それを踏みにじった配備強行は、沖縄を植民地であるかのように扱う暴挙というほかありません」と強く抗議し、オスプレイの配備の撤回と普天間基地の無条件撤去を求めている。

最後に、今回の事件についての沖縄県婦人連合会会長の「危険なオスプレイが縦横無尽に飛んで、危険な米兵が地上にうようよしているのが今の沖縄か。人権蹂躙も甚だしい」との怒りの声を紹介し、「これがすべての県民の気持ちとなっています」と述べ、「米国政府が、沖縄の深刻な現状を直視し、日米安保体制を根本的に見直すことを、重ねて要求する」としている。

日本共産党といえば、先の尖閣問題でも中国政府に対して、在中日本企業への暴行、領有権の一方的な宣言、周辺海域での軍事的対応に厳しく抗議し、在日大使館への申し入れなどしている。日本政府の『領土問題は存在しない』というだけでは問題は解決しない。領土問題があるとして積極的な外交努力を」という尖閣問題打開の提案も党派を超えて注目されている。

中国であれアメリカであれ、堂々とモノを言い、解決のために積極的な提案をし、消費税、原発、TPP問題などでもぶれず、一貫した態度の共産党がもっと評価されてもいいのではと思っている。まだ国会では少数政党だが、なくてはならない存在だ。

先般、共産党は、近く行われるであろう総選挙の目標を「得票650万票」「議席倍増(現議席9)」と決めた。ぜひこの目標を達成して、もっと国民のこえが国会に届くようにがんばってほしい。わたしも可能な限り応援するつもりでいる。