私の所属する社交ダンスサークルの先生に肺がんが見つかったのです。
先生から、「(レッスンに)行ける間は行くつもりだが、いつ行けなくなるかもわからないので、後のことを考えておいて」と言われました。
医者は、あえて体に負担になるような手術や放射線治療はやめときましょうといい、先生もそれに従うとおっしゃている。
先生は元教師で、私が小学3年生の時に担任ではなかったが、少しの期間お世話になった。その先生と再び巡り逢ったのは6年前に、私が社交ダンスを始めて数カ月の時でした。先生は覚えておられなかったようですが、私ははっきりと名前と顔を覚えていました。実に50年ぶりで、その時、先生はすでに79歳でした。
50代に胃がんを患い、胃の3分の2を切除されたというが、とてもその歳には思えない元気さだった。
2時間のレッスンの間、ほとんどじっとされていることがないくらい、熱心におしえてくださった。
みんなが、「先生のその元気さの源は何ですか」と聞くと「ダンスを続けていること」といわれる。「生徒の我々の方が先にくたばるわ」とみんなで言い合っているくらいだった。
メンバーの中で、長い人は10年、短い人で5年くらい先生にレッスンをしてきてもらった。先生は、プロの資格は持っておられないが、ダンスは大学生の時からやっておられて、70年近いダンスキャリア。
週一回、先生はバスと電車を乗り継いで遠方から来てくださっていて、しかも、心苦しいくらいの謝礼しかお渡ししていない。本当に感謝です。
まだ暫くは来ていただけると思うのだが、とりあえず、一区切りという意味で「先生に感謝する会」を持つことにした。
病状については、当初は皆には言わないでおきましょうと言っていたのだが、何で急に「感謝会?」という声が出るのはわかっているので、会長をしている私から先生にお願いをして病気のことを話をしてもらうことにしました。先生も「その方がいいかな」と理解してくださった。
現在、病気の自覚症状はなく元気なので、まだ暫くは、あのいぶし銀のようなステップを見せていただくことになるのはうれしいことです。
自分が先生の年齢までダンスが出来るとしたら、あと20年もできることになる。
節制しない日々を過ごしている自分には、とてもそんな自信はないが、もう少しはダンスを楽しみたいと思っている。
先生から、「(レッスンに)行ける間は行くつもりだが、いつ行けなくなるかもわからないので、後のことを考えておいて」と言われました。
医者は、あえて体に負担になるような手術や放射線治療はやめときましょうといい、先生もそれに従うとおっしゃている。
先生は元教師で、私が小学3年生の時に担任ではなかったが、少しの期間お世話になった。その先生と再び巡り逢ったのは6年前に、私が社交ダンスを始めて数カ月の時でした。先生は覚えておられなかったようですが、私ははっきりと名前と顔を覚えていました。実に50年ぶりで、その時、先生はすでに79歳でした。
50代に胃がんを患い、胃の3分の2を切除されたというが、とてもその歳には思えない元気さだった。
2時間のレッスンの間、ほとんどじっとされていることがないくらい、熱心におしえてくださった。
みんなが、「先生のその元気さの源は何ですか」と聞くと「ダンスを続けていること」といわれる。「生徒の我々の方が先にくたばるわ」とみんなで言い合っているくらいだった。
メンバーの中で、長い人は10年、短い人で5年くらい先生にレッスンをしてきてもらった。先生は、プロの資格は持っておられないが、ダンスは大学生の時からやっておられて、70年近いダンスキャリア。
週一回、先生はバスと電車を乗り継いで遠方から来てくださっていて、しかも、心苦しいくらいの謝礼しかお渡ししていない。本当に感謝です。
まだ暫くは来ていただけると思うのだが、とりあえず、一区切りという意味で「先生に感謝する会」を持つことにした。
病状については、当初は皆には言わないでおきましょうと言っていたのだが、何で急に「感謝会?」という声が出るのはわかっているので、会長をしている私から先生にお願いをして病気のことを話をしてもらうことにしました。先生も「その方がいいかな」と理解してくださった。
現在、病気の自覚症状はなく元気なので、まだ暫くは、あのいぶし銀のようなステップを見せていただくことになるのはうれしいことです。
自分が先生の年齢までダンスが出来るとしたら、あと20年もできることになる。
節制しない日々を過ごしている自分には、とてもそんな自信はないが、もう少しはダンスを楽しみたいと思っている。