風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

橋下・松井の暴走を良識で抑えよう

2014-02-01 | 社会
橋下大阪市長が提案していた「大阪都」構想が31日、大阪府市特別区設置協議会(法定協)で、「維新の会」以外の全会派の反対で否決された。
何とか押し通そうとして公明党へいろいろと揺さぶりをかけていたが、日に日に高まる市民の「反対」の声のまえに公明党も最後まで賛成にまわることが出来なかった。
これによって、松井・橋下の維新は、議会でも、市民からもまったく孤立状態になってしまった。

松井・橋下氏の記者会見の様子をテレビで見たが、二人とも苦虫を噛んだような顔で、松井知事は「これではもう時間切れだ」「法定協をつぶされた」と、感情を露わに語っていた。
これで、来年4月としていた「都」構想の実現は見通しが立たなくなった。民意を尊重するというなら、この際、きっぱりと「都構想」を断念すべきです。

記者から、出直し市長・知事選の可能性など今後の対応を問われた橋下氏は、まず維新内で協議を行い3日の会見で「ぜんぶ話す」と語った。
まさか、〝やけくそ出直し選挙〟に打って出ることはできないと思いますが、ただ、何をしでかすかわからない彼らのこと、府政・市政を投げ出して、イチかバチかの可能性もあります。
いまこそ、市民の良識で彼らの暴走を抑えましょう。

年金引き下げに「不服」を申し立てました

2014-02-01 | 日常
昨年10月からの「年金引き下げは認められない」と31日、不服審査請求をおこないました。
これは、全国年金者組合が年金受給者に呼びかけていたもので、わたしも請求者の一人として名を連ねました。
前日までに全国で11万6795人が審査請求書を提出したということです。

【不服審査請求とは】
行政庁による違法・不当な処分その他公権力の行使に対して、「認められない」と不服を申し立て、審査を求めること。行政不服審査法に定められた国民の権利です。処分があった翌日から60日以内に請求する必要があります。


年金を受給されている方はご存じでしようが、すでに昨年の12月支給分から1%引き下げられています。そして、このほど今年6月分から0.7%の引き下げが発表され、さらに来年6月からも0.5%の引き下げが予定されています。
3年連続(段階的に2.5%)の引き下げの総額は1兆円を超えるそうです。

今回の審査請求書提出期限は今月の6日までだそうです。〝知らんかった、私もしたい〟という方は近くの年金者組合か近所の組合員の方にご相談ください。
今回、不服請求を提出した人は現在11万人余りですが、これらの人の向こうには3000万人の受給者の多くの怒りも込められているのではないでしょうか。

それにしても、今まではお上(国や市町村などの行政庁)のすることに異議を唱え「不服だ」と言ってもあまり効果がないと思っていました。
だだ、このところの安倍政治の年金切り下げ、消費税増税、秘密保護法、原発再稼働、集団自衛権、憲法改悪などへの暴走ぶりを見ていると、ここで黙っていてはこれからの日本がとんでもない国になっていまうのではと怖ささえおぼえます。
今こそ、自分らのためにも子や孫のためにも〝安倍暴走政治ストップ〟に声を大にして行動を起こさねばと感じています。