風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

晩秋のひと時

2013-11-23 | 日常
隣町の大山崎町(京都府)のアマチュアジャズバンド「オルケスタ山崎」から「ファンの集い」(演奏会)の案内はがきをいただいたので行ってきました。
前回から4年ぶりの演奏会でした。その事情については、「バンド結成から19年が過ぎ、メンバーの増減を経験しました。メンバー不足でステージ構成に無理が生じていましたが、新メンバーの入団により新生オルケスタが誕生しました」ということでした。今回は若い女性の団員も増えていました。

演奏の第一部は、スタンダードラテンの「アマポーラ」や「イパネマの娘」「二人でお茶を」などを9曲。やっぱり生は最高。会場の都合でバンドとの距離が近かったせいもあり迫力満点。
休憩後の第2部では、懐かしいJPOPの演奏もあり、会場が一体になり、皆さんも手拍子でノッていました。

そして今回、驚いたことに地元の社交ダンスサークルから2組の友情出演があり、ルンバの披露がありました。ジルバでは会場からの飛び入り大歓迎もあり、大変イカした企画でした。

             (ルンバを踊る。少し場所が狭かったようです)

2時間の楽しい演奏会、これがタダ(無料)なんです。もったいないくらいです。
入口で頂いたアンケートには、「ライブをしてください」「有料でも行きます」「ありがとう」と書きました。
この楽団の結成のきっかけは、学童保育の保護者の有志の方が、「子供たちに楽しい音楽を」ということで始められたということです。そのような経緯から、団のモットーは「人生の応援団」だそうです。

昼だったので、〝ワインを傾けながら〟とはいきませんでしたが、晩秋のひと時を心豊かにしていただき大感謝です。オルケスタ山崎のますますのご活躍を期待したいと思います。

ガマンの大事さ?

2013-11-22 | 日常
先日のテニスで左足を痛めました。ふくらはぎの軽い肉離れです。
実をいうと、ひと月程前に同じところを一度故障していたのです。その時は、2、3日で痛みもなくなり、少し違和感はあったものの普通に歩けていたので、テニスは止めていたのですが、社交ダンスは続けていたのです。
いまから思えば、やはり治っていなかったのです。

今回も痛みはそれほどでもなく、日常生活にはそれほど支障はないのですが、筋肉がこわばっているような感覚があり、ちょっと怖くて指先に力を入れる動作はできません。
そんなことで、好きなテニスも社交ダンスもしばらくお休みということになりました。

これまでも腰や腕・足を痛めたことがありましたが、それが原因で長い期間運動を休むということはありませんでした。運動を続けながらの治療というようにやってきましたし、それで何とかやれたのです。しかし、今回は、〝歳を考えや〟という家人の忠告も聞き入れ、中途半端な状態でまた再発ということを避けるためにも完治するまで休もうと考えています。
来月にはダンスパーティーもあり、何とかそれまでに治ってくれたらと思いつつ、今はぐーと我慢の毎日です。

ただ、歌のレッスン(カラオケ)には支障がないので、そちらの方で、何とか時間を消費することになるかもしれません。それと、体重が増えないように気を付けなくちゃ。

広がる秘密保護法案反対の声

2013-11-18 | 社会
STOP!「秘密保護法」11・21大集会に参加する人たち=21日、東京・日比谷野外音楽堂(写真「しんぶん赤旗11/22付より)

一昨日はJR駅前、昨日は私鉄駅前で、それぞれ一時間ほど秘密保護法案反対の署名活動を行いました。
ハンドマイクで訴えながらビラ配布と署名の呼びかけをしました。それほど人通りは多くはありませんでしたが、二日間で60数人の方が署名をしてくださいました。(当日配布したビラです)

私は、日曜日だけしか参加できませんでしたが、土曜日の署名してくださった中に私のよく知る方の名前があるのに驚きました。
一人は、隣の町内の方で自治会活動などでよくお会いして親しく挨拶やお話しする方です。
ただそれだけなら、別にい驚くこともないのですが、実は、その方の家は、よく目立つところに自民党地方議員の連絡所と自民党(安倍首相)の大きな看板が掲示されているのです。今春の地方議員選挙では自民党候補者の選挙運動もされ、7月の参院選挙でも自民党を応援されていた方です。
その方は、署名を終えた後に「ぜひ頑張ってください」とおっしゃったそうです。
それともう一人。この方は行政の諮問機関や自治会関連のいろいろな組織で役員などを長くされていて、まわりの人からも「重鎮」などと呼ばれるくらいで、行政当局からも一目置かれるくらいの方です。

このような方も反対の意思表示されるくらい、秘密保護法案に反対する声が広がっていることを改めて実感しました。
安倍自民党政権は維新の会やみんなの党を抱き込んで今週中に衆院での採決を強行しようとしていますが、何としても廃案に追い込まなければなりません。
いま、マスコミ調査でも、国民多数の声は反対や慎重審議を求めています。先日、11日には、テレビでお馴染みの鳥越俊太郎さん、田原総一朗さん、吉永みち子さんなど、ジャーナリストやキャスター10氏もこぞって反対の声明を発表されています。その他、日本ペンクラブや日本弁護士連合会などからも反対声明が出され、日本新聞協会からも強い懸念が表明されています。
いまこそ、党派や政治的な立場を超えて、秘密保護法案反対、廃案のために力を合わせましょう。

※秘密保護法案の制定に反対する署名用紙はここから。

食材誤(偽)表示

2013-11-10 | 社会
阪神・阪急関連のホテルやレストランで発覚した食材誤表示(偽装?)の広がりは留まるところを知らないくらいです。
連日、それらの会社幹部が頭を下げて謝罪会見する様子が報道されていて、見ている我々も「またか。ここのホテルもか」と、特に驚かないくらいになっています。

「誤表示」の内容は会社によって若干の違いはあるものの、共通しているのは、「ステーキ」に「加工肉」を使うなど、表示品よりはるかに値段の安い食材に置き換えていたいたというものです。
何でそんなことがと思うのですが、謝罪会見での言い訳を聞いていると、ほとんどが「連絡・管理体制が不十分で…」といっている。しかし、私は、問題は「管理体制」の不十分だけだったのかといいたいのです。

昨今の、景気後退や勤労者所得の年々低下している現状が、ホテル利用者の減少や外食を控えるということで、これらの産業の厳しい経営がつづいているのです。
各ホテルやレストランの責任者には、本社からの厳しい営業利益の追求があり、これが背景になって、「偽装」までして利益を優先させるという事態を招いたのではないだろうか。
親会社には、謝罪するばかりでなく、大企業としての社会的責任を改めて顧みる機会にしてほしいと思うのです。

ところで、この「偽装表示」の顛末はどうなるのでしょうか?
返金や社会的な寄付を行うとしているところもありますが、私が気になるのは、対象商品の質や価格を今後はどうするのかということです。
本来より、安い食材を使っていたので、商品はそのままで今後、価格を下げるのか、それとも、食材を本物に戻して価格はそのまま据え置くのか。
庶民としては、そのことも大変気になるのですが…。

「若者たち」と「がんばろう」

2013-11-10 | 日常
昨日は、中学を出てから定年まで働いてきた職場の仲良しOB会が7年ぶりにありました。それぞれ病気も抱えながら30数人が集まりました。

「コンベヤー作業のあの辛さは忘れない…」「労働組合青年部の行動隊長だった俺は…」「組合の選挙に何回出ても落とされた…」など、みんなあの頃に戻っての懐かしい話が次から次に語られました。

その頃、青年だったみんなも今はすべて60代後半から70代に。
だが、歳はとったといっても、現在も多くの方が政治活動や労働組合活動、地域や趣味サークルでの世話役など、元気に頑張っておられる姿に、こちらも励まされました。

まだまだ話し足りないなようでしたが、3時間の宴会は一応終了ということになり、最後にみんなで歌を歌おうということになりました。当時、青年部で歌唱指導していた一人が、懐かしい「若者たち」と労働歌の「がんばろう」の歌詞を作ってきてくれました。

あの頃は、歌詞など見なくても歌えていたのですが、やっぱり少し忘れているところもありました。
久々に腕を組んで「がんばろう」を歌うと、当時の苦しかったこと楽しかったことが昨日のように蘇ってきて、胸にぐーと来るものがありました。
もちろん最後は、左手を腰に、右手の拳を上に突き上げて「オーッ」と気勢をあげました。