山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

あぜの花

2008-04-14 | 山里
こんなふうにショウジョウバカマがたくさん咲いていました。浅い緑色のはカンゾウ。根に近い、土に入っているところがおいしいのです。

わけぎのお味噌汁

2008-04-14 | 山里
ゆきこさんと作ったお味噌汁。わけぎがいっぱいです。
でも考えて見ればカンゾウを入れてもよかったかも。

この日の田んぼは食べられる草がありすぎて
放置しておくのはもったいなかった。
カンゾウの群落に、セリ、ナズナ、コオニタビラコの3種は春の七草にもエントリーしている。ツクシもまだまだありました。

小屋の中に無事鎮座したかまど

2008-04-14 | 山里
小屋を作る前、屋外に作って、凍結しないよう、雨に当たらないようお世話していた(主に直さんがだけど)かまどが、無事小屋の中の低位置に入れてもらって
御飯炊きの役目を遂行中。煙がいい感じです。

ぽつりとれんげ

2008-04-14 | 植物
田んぼの中に、思い出したかのようにレンゲの株が、3つ、4つ。
一面のレンゲもきれいだけど、こんなふうにあるのも、なかなか乙なもの。

田んぼの花はいろいろで、カキドオシが薄紫色に一面に咲いているところもあれば、真っ白なノミノフスマの群落の中にムラサキサギゴケやコオニタビラコが混じって色とりどりのお花畑になっているところも。

春のお花畑を見ていると、ほんとうに幸せ。
こういうときだけは、生まれてきてこの風景が見られてシアワセだと思う。


今日は訳もなく空しくなり、知り合いにちょっと弱気なメールをしたら
即座に電話してきてくれて、元気づけてくれた。
そういうときも、すばらしい友人がいるシアワセを感じる。

お蔵にあった塗りのお弁当箱

2008-04-14 | 山里
坂折棚田石積みの手入れのお昼。
冬にここのお蔵を見せてもらったら、お芝居のときに持っていく塗りのお弁当箱が20個もあった。10個ずつセットで、5段ずつお重みたいに重ねて2列に長持ちに入れて使うものなんだけど、うれしくなり、使わせてもらうことにした。

かまどで炊いた御飯をよそって、まちこさんが作ってくれたおかずを入れてみた。
塗りもはげてなくていいもの。
いい感じです。

石積み手入れのお手伝い 昼ごはん

2008-04-14 | 山里
昨日の坂折棚田石積みの手入れ
お昼は御飯を昔ながらのかまど(くど)で焚いた。
少々硬かったけれど、芯もなく、ぐちゃぐちゃでもなく、まずまずのできばえ。
燃料代がかからないってのはすばらしい!
行く途中で道端で拾い集めた杉葉をたきつけに、
冬の間に山で採っておいたもやや、小屋を作ったあまりの木材をたきものにした。
お米はお手伝い先の飯田さんがくれた。

飯田さんの奥さんまちこさんが「今日は私は作らない」と言っていたけど
結局おかずをいろいろ作ってくれた。
気候のいいとき、こんなふうにみんなで外で食べるのは実に楽しい。

ショウジョウバカマ咲き乱れる棚田で

2008-04-14 | 山里
昨日、坂折の飯田さんの田んぼの石積みの手入れをした。
石積みの間には低木が生えてきて、それを放置しておくと根が石積みを押し出して、石積みを崩してしまう。(もっとも樹木の種類によるようだが)
その木を除去して石積みを守ろうというもの。
地元の方は忙しくてなかなかそこまでは手が回らないということで、終わったときには奥さんのまちこさんから、「うわぁ~ きれいになった~」と喜んでもらえた。
ヨソモノの農作業の「手伝い」はかえって足手まといだったり農家の仕事を増やしている場合もある(「間伐体験」などの林作業も同じ)。そうではなくて、本当に山里の方の力になれるような活動を模索している。

しかしながら、石積みの手入れなど手伝っている私の家の庭は草だらけで、
一体私って何をしているんだろうとも思っており
むしろ山里の人にうちに来てもらって庭の手入れなどしてもらうべきなのではと
考えたりもする(べきなのでは、でなく、べきだ)。
つまるところこの活動はひそかにやっていてはあまり意味がなく
これからもっと社会化に務めなければならない。
まあ、今回はその布石ということで……

昨日は天気もまずまずで、気温もちょうどよくて、のどかで、
そんな日に棚田であまり責任も持たず何かをするというのは
全く楽しいものである。

昨日の様子はホームページhttp://www.yamazato4.com/に掲載済み。