熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
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作品 文章 写真 販売品

象牙の箸

2009-01-05 21:57:19 | 文章
結婚祝いに貰って、42年間使い続けた象牙箸です。
本日、修理しました。あと何年、使うことになりますか。
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初仕事

2009-01-05 09:11:35 | 文章
1月5日(月)、昨日までとは違ってすばらしい快晴の朝。温暖。午後は雲多し。

世間では元旦から仕事をしている方も多いが、当方は今日が仕事始め。
とは言っても、仕事らしい仕事はせず、仕事場の整理、表札「はらだ山荘」の漆塗り、象牙箸の修理などで終始。本日は早めに切り上げました。

会報4号の紹介です。発行日は7月1日。
トップには「第1回会展」。大阪・上六の近鉄百貨店将棋祭り会場での開催が決まったとのお知らせと、出品作品の募集記事です。30組から50組を集めたいとあります。
近鉄将棋祭りは、この年に始まりました。
この年の将棋祭りには、新進気鋭の小林健二四段がゲストで来ていられた記憶があります。
「会の記録」には、5月1日に大和郡山で講習会を開催し、5月22日には東京で講習会を開催したとあります。6月12日には名古屋でも開催し、参加者は3箇所で延べ70人ほど。
東京での講習会には、木村茂夫(後の香順)さん親子や、当時大学生だった増山雅人(後の酔棋)さんなどが参加され、その模様は、「(えい)」という将棋専門誌に載りました。

また、前号の「駒銘」の問題提起に対しては、他人の駒を複写しても何らかまわないと言う意見、全く機械的に写し取るのは問題だと言う意見、どうせ全く同じものは作れないだろうなどと、対立する意見が寄せられています。
「研究発表」には「駒の寸法、形」について、渡辺さんの考え方が2ページにわたって載っています。
表紙を入れて、たかが8ページの薄っぺらな会報ですが、各ページを文字で埋めるのは大変です。会員諸氏から寄せられる原稿があると大いに助かりました。

ところで、修理した象牙箸。これは結婚祝いに上司から頂いたものです。
40年以上使い続けていますが、私用と家内用の内、最近、家内の箸の先が1センチほどひびが入り半分欠けてしまいました。因みに、小生の箸は全く傷みはありません。
貰ったものですし、捨てるのは忍び難く暫くそのまま使っていたのですが、今日は初仕事といってもエンジンのかかりも今一。と言うことで、家内に内緒で元通り直してやろうと、俄かに思いたちました。

どのように修理するか。丁度、象牙の材料は手元にあります。割れた部分は削り、代わりに手元を新しい象牙で継ぎ足す。

通常、男用は22センチ。女用は18.5センチが多いようです。
女用はもう少し長い方が使いやすいのではないか。と言うことで、箸先を1センチ削る代わりに、手元を3センチ継ぎ足すことにしました。

結果は上々。全長20.5センチ。2センチ大きくなって、新品同様(?)になりました。まだまだ使えます。
ソレニシテモ、結婚以来40年間も。物持ちがよろしいネ。

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駒の写真集

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