1月15日(木)、大体晴れ。
9時過ぎ、使っていた木地を成型する機械に異音が発生。機械といっても、30年ほど前に小生が設計して知り合いの機械屋さんに発注した比較的小型の切削機です。
機械には切削した木屑がびっしり。その粉がモーターとかベアリングの隙間に入り込んで、異音が発生していることは、容易に判断ができます。
だが、ゴーっと言う異音は、モーターからか、ベルトで動かしているシャフトのベアリングからか判断がつかないので、モーター部分を取り外すことに。
つまり、モーターを取り外して電気を流すと、モーターだけが回転する。
このとき、異音が出るか出ないかで、問題の箇所を切り分けることが出来ます。
結果は、モーターが問題とわかりました。
モーターは、O社製の密閉構造。密閉構造といっても、軸の部分は何十ミクロン程度の僅かな隙間があるので、その隙間から中にあるベアリングの部分に木粉が入り込んで悪さをしているようだ。
30年も順調に働いてくれた機械です。木屑が取り除ければよいが、場合によってはモーターを取り替えねば。30年前と同じモーターを製造しているだろうか。いずれにしても、数日は機械が使えなくなるかも、などとの思いが頭をよぎります。
さてどうするかですが、こんなときに威力を出すのが「フッ素ガス」のスプレイ。確か、どこかにあることを思いだして、早速モーターの軸周りの隙間に向かって、シューっと吹き付けることに。
シューっとやってはモーターを廻す。これを5回10回と繰り返すと、段々異音が和らいで、軽やかな回転音に戻ってきました。
これなら、モーターを取り替えずにokです。幸運でした。
元にとおりに組み立てて、作業は終了。11時少し前でした。
18時から、奈良の樽井さんのところで、「KOM」の新年会。樽井さんは奈良漆器の塗師です。
集まった連中は、赤膚焼きの尾西さん、西さん、筆の萬谷さん、仏師の佐野さん、鹿角細工の畑里さん、一刀彫の土井さん、それに今回から若い木工の岡林さん。
春日の岡本さんは所用で欠席です。
会の途中から「面白い人がいる」と言うことで、寮美千子さんという作家夫婦を呼んで、わいわいがやがや。寮さん夫婦は、2年前に東京から奈良に移り住んで、作家活動をしている変わり種。何でも最近、泉鏡花文学賞を受賞したそうです。
日にちが変わりました。寝ることにします。
9時過ぎ、使っていた木地を成型する機械に異音が発生。機械といっても、30年ほど前に小生が設計して知り合いの機械屋さんに発注した比較的小型の切削機です。
機械には切削した木屑がびっしり。その粉がモーターとかベアリングの隙間に入り込んで、異音が発生していることは、容易に判断ができます。
だが、ゴーっと言う異音は、モーターからか、ベルトで動かしているシャフトのベアリングからか判断がつかないので、モーター部分を取り外すことに。
つまり、モーターを取り外して電気を流すと、モーターだけが回転する。
このとき、異音が出るか出ないかで、問題の箇所を切り分けることが出来ます。
結果は、モーターが問題とわかりました。
モーターは、O社製の密閉構造。密閉構造といっても、軸の部分は何十ミクロン程度の僅かな隙間があるので、その隙間から中にあるベアリングの部分に木粉が入り込んで悪さをしているようだ。
30年も順調に働いてくれた機械です。木屑が取り除ければよいが、場合によってはモーターを取り替えねば。30年前と同じモーターを製造しているだろうか。いずれにしても、数日は機械が使えなくなるかも、などとの思いが頭をよぎります。
さてどうするかですが、こんなときに威力を出すのが「フッ素ガス」のスプレイ。確か、どこかにあることを思いだして、早速モーターの軸周りの隙間に向かって、シューっと吹き付けることに。
シューっとやってはモーターを廻す。これを5回10回と繰り返すと、段々異音が和らいで、軽やかな回転音に戻ってきました。
これなら、モーターを取り替えずにokです。幸運でした。
元にとおりに組み立てて、作業は終了。11時少し前でした。
18時から、奈良の樽井さんのところで、「KOM」の新年会。樽井さんは奈良漆器の塗師です。
集まった連中は、赤膚焼きの尾西さん、西さん、筆の萬谷さん、仏師の佐野さん、鹿角細工の畑里さん、一刀彫の土井さん、それに今回から若い木工の岡林さん。
春日の岡本さんは所用で欠席です。
会の途中から「面白い人がいる」と言うことで、寮美千子さんという作家夫婦を呼んで、わいわいがやがや。寮さん夫婦は、2年前に東京から奈良に移り住んで、作家活動をしている変わり種。何でも最近、泉鏡花文学賞を受賞したそうです。
日にちが変わりました。寝ることにします。
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