熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
残部僅少、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

女流名人位戦

2009-01-30 22:28:22 | 文章
1月25日女流名人位戦第1局、前日の検分。
塩井一仁さん提供の写真です。
この日、会場の宇奈月温泉のホテルには、塩井さん所蔵の6組の駒が持ち込まれました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女流名人位戦・使用駒

2009-01-30 22:11:22 | 作品
塩井さんが持参した6組の中から、お二人は小生作「源兵衛清安」を選ばれました。
写真は、検分後の揮毫です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福井県からのお知らせ

2009-01-30 21:27:40 | 文章
もう一つ、お知らせがありました。
福井県歴史博物館において、「象牙の水無瀬駒」が展示されます。

期間は、2月7日(土)から、22日(日)まで。
詳しいことは、博物館にお尋ねください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっと気になること。その2

2009-01-30 18:28:07 | 文章
1月30日(金)、曇のち雨。

おてんとう様には少ししかお目にかかりませんでしたが、今日は暖かい一日でした。
2日前のブログで、奥山さんと塩井さんから、「タイトル戦で駒台の向きが90度あるいは180度ずれていて、気になる」という書き込みを頂きました。

ほんとですね。道具にこだわる者にとって、気になりますね。
一方、対局者は局面に集中して、気が付かないのでしょう。

「木」に造詣が深い人なら直ぐに気が付くのですが、その辺は無頓着な人も多いわけで、関係者も気が付かないことが多いのでしょう。
駒が乗らなければ困りますが、駒台があっち向きでも横向きでも、とに角、駒は乗るのですから、機能的には何ら問題ないということでしょうか。

ただ、見る人が見ると違和感がある。少し見苦しいと言うことはいえますね。

ところで、以前から、駒箱で気になっていることがもう「2つ」あります。
一つは、駒箱の取り扱いに関してです。
このごろはテレビで対局開始直前の様子が放映されることもあるのですが、気になるのは、作法どおり上位者が駒箱から駒を取り出すときの、箱の蓋の置き方です。

実は、駒箱の蓋を仰向きにして畳に置く人が結構多いのです。
あれは間違いなのですネ。
理由は、駒箱の天面がたたみにこすれて、何度も繰り返しているうちに、綺麗な天面がこすれ傷が付くのです。
天面は駒箱で一番目立つ綺麗な木目が入っています。蒔絵の駒箱なら、美しい図柄が入っています。そこに傷が付くのです。
ですから、蓋は仰向きにせずそのまま下向きで畳に置くのが、正解。
それが作法です。

多くの方が、天面をひっくり返して置くのは、多分、吸い物や煮物の「お椀」の作法と混同しているのだと思います。

煮物とか汁物のお椀の蓋は、仰向きに置くのは誰でも知っていることですが、それにはちゃんとした理由があるのですね。
仰向けに置かないと、蓋の裏の露が零れ落ちてお膳や食卓が汚れます。これを無作法と言います。蓋の周りにもスレ傷が付いてよくありません。

ですからお椀は仰向けに置くのですが、このとき、蓋にも高台がないと、蒔絵とかで綺麗な蓋の面に傷が付きます。
蓋の高台は、蓋を持ちやすくするとともに、綺麗な蓋に傷が付くのを防ぐ効用があります。

一方、駒箱の蓋には、お椀のような高台はありません。
露が零れるわけでもなく仰向けにする必要が無いのです。むしろ、仰向けに置いては傷が付くので、良くないということです。

駒箱は、写真のように下向きに置いてくださいね。

出来れば棋士の方々に、そっと、それをお伝えしなければと思っているのですが、まだその機会がありません。
若し、このブログをご覧になっておられたら、よろしく。

以上、小生の知ったかぶりでした。

おっと、気になることがもう一つあるのですが、それは、また今度にします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726