熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
残部僅少、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

中秋の名月

2011-09-12 17:48:01 | 文章
9月12日(月)、晴れ。

晴れてはおりますが、雲多し。
間もなく月の出。
今日は旧暦の十五夜。
正確に言うと月齢は14.5くらい。
つまり、おおよその満月。

ナントカ、加茂の月が見られれば良いのですがね。

ーーーー

今日も7時過ぎには仕事を開始。
終わりは、太陽が落ちる頃です。
今なら18時ころですが、冬場になると16時30分です。
まあ、自然にあまり逆らわないのが一番快適なのですね。

ーーーー

夕食を済ませて、気になる空は一面の雲。
どうも今日は、お月さまを見ることは難しそうな塩梅。

ーーーー

自然に逆らわない。
これが一番。
今日のお月さまは、諦めます。
「お月さま、またあした」。
お月さまは、無くなりはしないでしょう。
明日は、十六夜。
いざよいも、また良し。
ということで、只今19時少し前ですが、諦めて寝ることにします。

ーーーー

とは言うものの、やっぱり気になってそれを見上げたら、お月さま。
こんなお月さまでした。


では、また。
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希望の朝

2011-09-11 05:30:42 | 文章
9月11日(日)、晴れ。

日曜の朝です。
希望の朝になれば良いのですが、大臣が早々と馬脚。
舞い上がりが過ぎたんだろう。
日本の復興に向かってシッカリ、カジ取りする立場の人が、余りにもお粗末。
こんな政治家達が日本を動かしているのかと思えば、庶民の一人として心が曇ります。

ということで、希望の朝となりますかどうか。
今朝の開け行く情景を写真にしました。



ーーーー

東北の太平洋岸、岩手、山形、宮城、そして福島あたり。
地図を見ればその内に訪ねてみたいと思うところがいっぱいでした。
浪江町には、当家ゆかりのモニュメントも。

それが大災害と、原発事故で様相が一変。
そして、半年が過ぎました。
その地に住む人たちの叫び、嘆き。
それは今もなお、続いています。
そんな中、ナントカしないとと、ありったけの力を絞って立ち上がろうとする人々には頭が下がります。

多くの国民は、応援しています。

ーーーー

1週間前、紀伊半島の各地をズタズタにした台風12号による雨。
山また山の奥深いところに、ドッと降りました。
山肌の割れ目に浸みこんで、その山が、山ごと崩れるという自然災害の恐ろしさ。
それが実感となってしまいました。

十津川村から熊野あたりに抜けるあたりは、以前は時折り。
横道に入ると、1時間くらい対向車に出合わない時もありました。
東北もそうですが、この辺りもかけ流しの温泉が多く、のんびりした生活感いっぱいの場所です。
その人たち。
元通りの生活が取り戻せるには、まだまだ月日が掛かるところもありましょう。

この地にも当家ゆかりのところは多いので、折を見て訪ねようと思っています。








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新涼

2011-09-10 06:05:35 | 文章
9月10日(土)、晴れ。

窓から涼しい風。
空気は爽やか。
「新涼」という言葉がぴったりの朝です。

昨日は、工房で「コロコロコロ」と小さな声。
迷い込んだコオロギです。
バックミュージックのつもりで、ソーッとしています。

ーーーー

先ほどインターネットを観ていたら、こんなブログを見つけました。
ごめんなさい。親バカです。
将棋とは全く関係はありません。
それでもよろしければご覧ください。
http://ottavino.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-62b5.html

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朝倉将棋駒

2011-09-09 06:28:46 | 文章
9月9日(金)、曇り。

重陽の節句。
この間、村上信夫さんの「ラジオビタミン」で、「中秋の月」と「仲秋の月」とは違うことを知りました。
「へー」、どう違うか。
勉強になりますね。
もう一度、自分で調べてみようと思っています。

間もなく「中秋の名月」です。

ーーーー

写真は、いよいよ模写するばかりになった木地一組。
随分以前から製作依頼を戴いていた分。
数ヶ月前に成形が終わって、一応は研磨済みだったものを、今日はさらに磨き上げました。

玉将のお尻の厚みは14ミリ近く。
大きさと厚みは、400年前の水無瀬駒に倣っています。

一組は、余り歩を除いて42枚。
玉将2、飛車2、角行2、金将4、銀将4、桂馬4、香車4、歩兵18の40枚に酔象が2枚加わります。
つまり、普通の小将棋より2枚多い。
俗に「朝倉将棋」の駒ともいうのでしょうか?


写真左奥の2枚が玉将。
その手前が酔象用の2枚。
その横の2列目4枚が飛車角。
その横の3列目4枚が金将。
4列目が銀将。
この時代の金将と銀将は、少しサイズが違います。
最右の5列目が桂馬。
手前左4枚が香車。
そして斜めになっているのが歩兵。
これは、3枚の余分に用意しましたが、最終的には18枚に絞ります。

材は、薩摩ツゲの古材。
既に、いい色になっています。
模写は明日以降。
400年前の手法でモデルの筆跡を見ながら一文字一文字を書き上げることになりますが、思うように出来ますかどうか。
多少の不安は否定できないということです。
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白露

2011-09-08 19:10:22 | 文章
9月8日(木)、晴れ。

秋は夕暮れ。
二十四節季では「白露」。
いよいよ秋らしく。
朝晩は、本当に涼しくなりました。

紀伊半島を襲った大雨。
「地震・津波」も恐ろしいが、「山津波」も恐ろしい。
それを目の当たりにしました。

人間の力の不確かさ。
自然の驚異(脅威)には、決して抗うことはできません。

ーーーー

今日は、彫ったり、磨いたり。
磨きは、チョッとだけ小さな盤。
そんなこんなで一日が過ぎました。

「なでしこ」は、後半の途中からチョッとだけ見ました。
動きが鈍かった。
勝てなかったのは悔しいが、引き分けたのは良しと言うべき。

ーーーー

火曜日の訪問者。
先週は台風で延期し、再び電話をもらったのが月曜日。
早い方が良いだろうということで、火曜日の午後、友達と二人で14時の訪問でした。

約束の時間前、用事で玄関先に出たところ、道路わきにおしゃれな白いスポーツカー。
助手席から降り立った人が、旧知のプロの先生でビックリ。
電話をくれたのは、運転席のHさん。
元々は将棋抜きの友達なんだそうですが、なぜか最近、Hさんは将棋に目覚めて、6枚落ちで教えてもらっているんだそうです。

戴いた高級な「どら焼き」に、コーヒーを飲みながら、「プロの先生が来られたのはT九段、A八段、H七段に続いて貴方が4人目」などと、この日は3時間余り。

Hさんは、ネット将棋にもはまって、目標は2000点。
6枚落ちは、ダイソーの駒で教えてもらっているそうで、その内に良い駒が欲しいそうです。

手元にある駒を見せながら「小生はレイティングのことは全く分かりませんが、良い駒は、いろいろなところでいろいろな人の作った駒を多く観て、眼を肥やしてから自分が良いと思ったものを選ぶ」。
一生の買い物ですからね。




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月2題

2011-09-07 19:36:08 | 写真
昨日の夜の雲間の月。


今日の夕方、快晴の月。


いずれも「上弦」。

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中将棋解説用大盤と駒

2011-09-07 05:54:52 | 文章
9月5日(月)、晴れ。

爽やかな空と空気。
秋らしい気候になっています。

数日前から、「中将棋解説用大盤と駒」のことをあれこれ考えています。

今までは、恐らく需要もないので、まだ作られていないのではないか。
昨年は島本町で「中将棋公開対局」や「中将棋セミナー」が開催されて、その時の解説にはパソコンとプロジェクターが使われた。
パソコンとプロジェクターなら、何にでも対応できて万能ではあるが、それなりに使いにくさとかの問題はある。
ということで、「中将棋解説用大盤と駒」があればいいのにとの考えです。

作るとすればどのような大きさと構造にするか。
常識的には、1メートル四方くらい。
これなら、駒は7センチ四方ほどだろう。
チョッと小さいかな。
10メートルくらい離れても見られるように、もう少し大きい方がよいか。
少しでも大きい方が良いのは確か。

一方、盤が大きくなりすぎると、持ち運びの問題が出てくる。
会場までの運搬には乗用車を想定して、ワゴンなら1メートル50センチくらいならok。
セダンならトランクか後部座席のドアの寸法に制約されるから、そこまでは無理か。

そんなこんなで、構想を練っています。




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雛将棋盤を作る

2011-09-06 05:37:36 | 写真
9月6日(月)、曇り。

台風の被害は和歌山県・奈良県を中心に、死者・行方不明者が100人に迫る凄い惨状に唖然茫然。
被災者、ご家族のご心痛をお察し致します。

ソレニシテモ、東日本の地震と津波、そして大雨による山崩れ、近年の自然災害は凄まじいばかり。
永年住み慣れた土地と家が崩壊。
本当に恐ろしい自然災害です。

それに加えての原発事故。
これは、明らかな人災。
そして、他人任せで無策極まる菅政権の6か月でした。
唯一評価できるのは、原発へのブレーキ。
野田新政権で、どう変わるのかと、期待を込めて見守っています。

日曜日のテレビで、「僕たちは、地元の野菜や果物を食べても大丈夫ですか?]と福島県の小学4年生の質問。
武田先生は、「食べてはいけません。小さな子どもたちにとって、0.5ベクレルは毒」。
これは世の中の若いお母さんへの警鐘であります。

ーーーー
話はコロッと変わりまして、只今、こんなものを作ろうとしています。
現在は、まだ始まったばかり。合間合間に進めようと思っています。
写真4連発。

これで大体はお分かりと思いますが、出来上がりは2~3カ月後になるのでしょう。








型紙に従って、うっすらと12x12の升目を下書き。
この上に、漆で罫線を引きます。
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チョッとだけ小さな彫り埋め駒、続々

2011-09-05 05:37:25 | 文章
9月5日(月)、雨。

台風の影響で、日本全国広域に被害が及んでいるようです。
お亡くなりになった方も、20人以上。
行方不明の人もも多く、惨状に驚いています。

「チョッとだけ小さな彫り埋め駒」に対するお問い合わせや、反響を何人かの方から頂戴しました。
最初の試作品は「古水無瀬」ですが、追っかけて「菱湖」を3組製作しています。
沢山は作れないので、ボツボツですが、盤の方も並行して準備しようと思っています。

ーーーー

午後、台風の影響でに述べしていた大阪のHさんから「明日か明後日に、友達と訪問したい」と連絡あり。
「早い方がいいね」ということで、明日に決めました。

どんなところに興味をお持ちか。
熊澤コレクション、駒づくり、出来上がった駒、作業中の様子、材料などといろいろ。
それによって、多少、お見せするものも変わります。

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芝苑

2011-09-04 05:16:05 | 写真
9月4日(日)、曇り。

只今、雨は止んで涼しい朝です。
大型台風は、未だ岡山県内をノロノロと通過中か、それとも日本海に抜けたかというところ。
長時間の大雨で、少なくない被害が出たところもあり、まだまだ安心はできません。

ーーーー

昨日の芝苑での「島本五段を囲んでのお祝いの将棋会」。
始まった頃、それまで曇りだった空は、小雨模様。気になる台風は、高知県に上陸したところでした。

速度は人が歩くスピードより幾分早いノロノロ台風。
食事会が始まる頃は、瀬戸内海辺りを北上。
会が終った21時30分頃は、将棋会のあった大阪にとっての最接近、岡山県辺りとのことでした。


写真は、将棋会の模様と、芝苑のお座敷の床の間の幾つか。
しつらえは、秋の風情。
上質でゆったりと秋らしい雰囲気の中、気持ちの良い将棋会でありました。
そのいくつかのショットです。

先ずは御茶席の床の間。


将棋会のあった2階座敷の床の間。


将棋会の風景。




食事会のあった5階御座敷の床の間。
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駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726