詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

文月/ぎぼうし

2021-07-08 | 俳句

<文月/ぎぼうし>

梅雨ならぬ豪雨で大きな被害が出ている。 コロナにしろ豪雨にしろ

凶悪な災害が多い。ほどほどという限度がない。そこへゆくと自然の

植物たちは季節季節の花を咲かせ律義に季節移りを守っている。

昨今の災難に人間たちがうろたえている姿はどう見えているのだろう。

たぶん「人間達墓穴を掘ったな」と笑っているのではないか。

道の端にはぎぼうしの花がうつむいて咲いているがなにも言わない。

※豪雨で被災された地域・皆様一日でも早い復旧がなりますように。

コメント (2)
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