詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

夏藤

2021-08-21 | 俳句

<夏藤>

下で信号待ちをしていたら

夏藤が咲いていた。

雑草刈りの刈り残された部分に

雨が続いたので

咲くタイミングを失ったのだろう。

白く小さな花房は草刈りの人を

優しくするのに十分な白さだった。

※夏藤は晩夏の季語であるけれど、私の生活の中では十分にイマゴロ

 なのだ。散るな白藤。

 

 

 

コメント (2)
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