行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

イヌビワ、ドクウツギの果実

2016-06-06 20:00:13 | 花,植物
5月下旬、静岡菊川での散歩、
今日は山道で写した樹木編です。
イヌビワとドクウツギの果実、
そしてマサキとテイカカズラの花、
いずれも自生のものと思われます。


クワ科イチジク属イヌビワ、
暖かい地域の山地や丘陵に見られるとあります。
ビワの名がありますが実はイチジクの仲間、
イチジクと同じく、
この実のように見えるのは花嚢(かのう)、
この内側でたくさんの花が咲いていて、やがて果実ができます。


この花嚢、早くも紅くなり始めていました。
夏には全体が紅くなり、やがて黒く熟していきます。


道横の崖に見つけたきれいな紅い実、
なんだかわからずにひとまず写真を撮って見ました。
調べてみるとドクウツギ、
食べると死ぬといわれる猛毒かあり、
トリカブト、ドクゼリと並んで日本三大有毒植物の一つだそうです。


美しく、おいしそうな色です。
昔は子供がこの実を食べて死ぬ事故がけっこうあったとのこと、
この実やがて黒紫色に変わります。


なにを写したかわかりにくい写真ですが
テイカカズラです。
蔓性樹木、他の木に絡まりながら、
花をたくさん咲かせています。


ニシキギ科マサキ、
生垣などにはよく見ますが
自生樹の花を見るのは初めてです。



コメント
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