行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ネムノキの花、リョウブの花

2016-06-29 20:00:38 | 花,植物
ネムノキとリョウブ、
Wordで変換すると合歓の木と令法、
なかなか読めない漢字がすぐに出てきました。
日本人に古くから親しまれている樹木、
山野に自生しますが、
庭木や公園木としてもよく利用されます。
両者とも6~7月に花をつけます。


マメ科ネムノキ、
紅色のよく目立つ花です。
葉は美しい形の羽状複葉、
夜になるとこの葉が閉じて垂れ下がり、
眠っているように見えるのが名の由来。


紅白のたくさんの糸が集まったような花です。
一つの花のように見えるのは、
実は10~20個の小花の集合体、
たくさんの糸はそれらの花の雄蕊だそうです。


咲きはじめのネムノキの花、
小花が集まり一つの花を形成し、
糸がそれぞれの花の雄蕊であることがわかります。


公園のネムノキ。
花が咲くとネムノキだとすぐわかります。


リョウブ科リョウブ。
6月下旬、ネムノキと時をほぼ同じくして、
白い花が咲き始めていました。


枝先から総状花序を伸ばし、
白い小さな花を多数つけます。
花時は濃い緑の葉がより美しく感じます。


もともと花を楽しむ木ではないようですが
真っ白な花でありながら、
雄蕊の先が褐色、
花が傷んでいるように見えるのが個人的には気になります。

コメント
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