高速道路の無料化について、国土交通省がその経済効果は2兆7,000億円にのぼるとの試算をしていたのにも関わらず、今年2月の国会でその存在を否定。しかし選挙後の9月になった時点でその試算の存在が明らかになり、谷口博昭次官は「試算の存在や内容について、各方面にご説明させていただいているところで、報道にございますような隠してきたということではない」と語った。つまりちゃんとあるって言ってきたじゃん、隠してないよ。みたいな事を言っているようなのだ。
何が起こっているのか、良く分からない。
言った言わないの子供みたいな議論はこの際どうでも良くて、無料化したら本当にCo2が削減されて、経済効果があるのか?ここをハッキリと解るように説明して欲しい。農水省の自給率と云いヘンテコな数字で翻弄せず、ちゃんと正しく数字を出すべきだと思う。こんないい加減な情報ばかりで、一体僕らは何を信じればいいのかと思う。
一方で民主党は全ての高速道路が無料化される訳ではないとか、温室効果ガスを2020年までに25%削減するとか言っているが、どれがどうなってそれぞれが達成できるのか全く理解出来ない。
このあたりはもっと有権者として「はっきりしろ」と云う声が上がってもいいのではないかと思うし、メディアももっとちゃん追求して、それをちゃんと分かりやすく報道すべきだと思うのだが、全体的に有耶無耶になってしまいそうな雰囲気なのが歯がゆい。
個人的には、車に一人で乗って高速道路を使ってどこかへ行くとき、ガソリン代も含めてかかる料金がJRの特急料金よりも安くなってしまうのは、それはガソリン代が安すぎるのか、鉄道料金が高すぎるのかどちらか全体的に何かが間違っていると思う。
歯がゆくてイライラしてるのは僕だけでしょうか