浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

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歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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9.11から8年

2009-09-10 22:33:00 | 出来事
明日で、9.11のアメリカの同時多発テロから8年。今僕はその事件の周辺に強く関係する本を読み漁っている。8年経ってどれだけ世界が変わったのか/変わらなかったのか。9.11以降の世界情勢の動きは勿論大切なんだけれど、9.11に到るまでの世界情勢の動きはもっと大切でここが理解できないと、今の世の中がどうして今のような在りようになっているのかはちゃんと理解できないのではないかと思う。

突き詰めると、9.11に事件を引き起こした最も根本的な問題は、政治家に対する有権者の任せっきり、無関心さにあったのではないかとも思うのよ。

オバマ大統領は、国民皆保険の導入に異例の米上下両院合同会議で演説を行い、熱弁をふるったが、一時ブーイングを受けるような場面もあった。このブーイングをしたりしている議員たちは一体何者でどんな立場にいる人たちを代表しているのだろうか。テレビや新聞のニュースなんて観たり読んだりしているだけでは、絶対に解らないような事態が起こっているのである。

そしてテレビや新聞の報道では解釈不能な事態が起こっているのは何もアメリカの専売ではない。日本だって同様に不思議な事態は起こっているのである。

より良い社会の到来を目指して、われわれは一人一人がちゃんと目を覚まして、足下や頭の上で起こっていることに目を向け、きちんとリアクションをしていかないと、報道で流れていたように、テントの下で無料の治療を受けるために行列に並ばないといけないような目にあってしまうと云う事なのだ。

目覚めよ人類