浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

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今日の水門

2009-09-24 23:34:00 | 自転車
タイトルは水門だが、今日は一日仕事だったので目新しい「絵」はない。

先日訪れた松戸水門のすぐ脇に、主水伏越樋管とか主水伏越と云う設備があった。

送信者 水門と橋その2



送信者 水門と橋その2


はて、伏越ってどこかで見たなと思ったら、向かい側の三郷排水機場でも大場川伏越なるものがやはりペアで存在していて、これは一体なんだろうと思っていたのをそのまま忘れていた事に気がついた。

送信者


送信者


なんだこの伏越って。と思い調べてみると、放水路とか川を立体交差させる為の施設なのだそうだ。

川の下を潜らせる。伏越の伏越たるポイントは高低差にあるようで、低い方に流すのは簡単だが、一端下らせた水を高い場所へ上げるためにサイフォンのような原理をつかっているんだそうだ。

上の例では、三郷、坂川の放水路の下を小規模な大場川、主水放水路を潜らせていると云う訳らしい。そもそもなんで立体交差しているかと云えば、サーキットを分離して水量管理をしやすくするためだ。複雑に入り組んだ回路で流水量を管理するのは厄介になっていくので切り離す為に、経路が交錯する場所では立体にして、互いの干渉を避けていると云う事だ。


この伏越のテクニックはずっと昔から利用されていたようで、僕はそんな知恵にも今日はびっくりしてしまったのでした。

それにしても連休明けでやることてんこ盛りだわさ。