五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

与謝野大臣のトンデモ発言

2011年05月20日 | 日々のつれづれに
与謝野馨経済財政担当相は20日の閣議後会見で、東京電力福島第1原発事故は「神様の仕業としか説明できない」と述べた。同原発の津波対策に関しても「人間としては最高の知恵を働かせたと思っている」と語り、東電に事故の賠償責任を負わせるのは不当だとの考えを重ねて強調した。(20日、時事通信

この与謝野大臣の発言は何なんでしょう?

東大法学部を卒業して日本原子力発電に入社した経歴もある方ですから、日本の原子力発電について必要性を主張するのはわかりますが、長年原子力行政に携わってきた方なら、火山群の上に設置した原発について安全にも安全を重ねた施設を作っていただかなければ...。
東電を擁護するあまりの発言とはいえ、あまりにも軽い発言だと言わざるを得ません。
これでは「福島原発の事故は防ぎようがなかった、しょうがない」と言っているも同然の発言ではないですか。

菅さんは黙っているつもりかな?(同意見ということか)
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参議院議長と総理大臣

2011年05月20日 | 日々のつれづれに
西岡参議院議長が管総理大臣の政権運営について「今の状態のままなら、菅内閣が将来にわたって国政を担当することは許されない。」と語ったそうですが...。

立法府の長である参議院議長は、確かに行政の親分である総理大臣とは独立した組織のトップであることは事実なんでしょうが、こうして公に話してしまっていいものかどうか。
受け取る側はどうしても「党内対立-管下ろし-国政不在」の一環というように見てしまって、誰にとってもメリットのあることではないような気がします。
こうなるまでにも内々の相談でも忠告・勧告でも、やりようはいくらでもあると思うのに、そういった行動を取った形跡は見えてきません。何でもかんでも表でしゃべればいいってもんではありません。

政権交代してしたあと一向に反省する様子を見せないまま野党化し、昔の社会党や民主党のように政権批判を繰り返す自民党や公明党は論外。
同じ民主党員でありながらマスコミに向かってあからさまに首相退陣を云々する議員が他にもいますが、みんな自分のことばかり考えているように思えてしまって、どうも素直に同意することが出来ません。

今の管政権には政権運営の能力もなく国防や危機意識に対するセンスも何もないとしても、一度は自分たちで選んだ首相なのだから、党として首相を支えるという形を示さなければ民主党としての信頼を失い次の選挙で議席を失うのは当然の帰結と言えるでしょう。

コメント (2)
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