- セブン―イレブン・ジャパンは18日、商店が減少し、住民が日常の買い物に不自由している問題に悩む茨城県城里町で、おにぎりやパン、アイスクリームなどを移動販売する「セブンあんしんお届け便」を全国に先駆けて開始した。(5月18日 スポニチアネックス)
街中のそこかしこにあって大変便利なコンビニですが、さまざまな理由でその店まで買い物に行くことができない人もいるわけで、そういう買い物弱者の方にとってはこの出張コンビニは“究極の”コンビニなのかもしれません。
そういえば昨夜、震災でコンビに店を流された店主の方が家族とともに被災した跡地に移動コンビニを開いてがんばっているというニュースを見ました。
また、同じく八百屋さんが奥さんとともに、野菜やその他の食料を積んだトラックで被災地を回って販売を続けているというニュースも。
そこには、単に客が来るのを待っている従来の商売形式とは違った、人と人のコミュニケーションを中心とする新しい販売のカタチがあります。コンビにはおろかスーパーなどもなかった時代に商品を持って各家庭を回った“行商”スタイルに回帰するものなのかもしれません。
先々の時計となれや小商人(こあきうど)-古川柳
案外今回の震災を機に、このような販売形式が一般に認知され普及していくかもしれませんね。