五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

究極のコンビニ

2011年05月18日 | 日々のつれづれに
セブン―イレブン・ジャパンは18日、商店が減少し、住民が日常の買い物に不自由している問題に悩む茨城県城里町で、おにぎりやパン、アイスクリームなどを移動販売する「セブンあんしんお届け便」を全国に先駆けて開始した。(5月18日 スポニチアネックス)

街中のそこかしこにあって大変便利なコンビニですが、さまざまな理由でその店まで買い物に行くことができない人もいるわけで、そういう買い物弱者の方にとってはこの出張コンビニは“究極の”コンビニなのかもしれません。

そういえば昨夜、震災でコンビに店を流された店主の方が家族とともに被災した跡地に移動コンビニを開いてがんばっているというニュースを見ました。
また、同じく八百屋さんが奥さんとともに、野菜やその他の食料を積んだトラックで被災地を回って販売を続けているというニュースも。

そこには、単に客が来るのを待っている従来の商売形式とは違った、人と人のコミュニケーションを中心とする新しい販売のカタチがあります。コンビにはおろかスーパーなどもなかった時代に商品を持って各家庭を回った“行商”スタイルに回帰するものなのかもしれません。

 先々の時計となれや小商人(こあきうど)-古川柳

案外今回の震災を機に、このような販売形式が一般に認知され普及していくかもしれませんね。

児玉清さんが死去

2011年05月18日 | 日々のつれづれに
「アタックチャンス25」の名司会やドラマHEROの鍋島次席などの渋い演技で知られる児玉清さんが17日に亡くなられました。享年77歳。

昨年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」では龍馬の父親役を演じておられましたが、今年に入って体調を崩し「アタックチャンス25」でもそのお姿を見られなくなって寂しく思っていました。俳優としてはまだまだこれからという年齢なのに残念です。

児玉清さんは私の好きな作家トム・クランシーの文庫本に解説を書いていて、そういう意味でも親しみを感じていました。
それによれば児玉さんはクランシー作品が発表されると(当たり前ですが)さっそく原著を取り寄せて読んでおられたとか。
その解説内容も的確で、単に作品に阿ることなく、また我々読者の目線も忘れない知的な文章をいつも楽しく拝見していました。
次回作で児玉さんの解説文を読むことが出来ないのはとても残念です。

ご冥福をお祈りいたします。