五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

インフィールドフライ

2011年05月05日 | 日々のつれづれに
今年の巨人-阪神戦はいろいろなことが起きますね。

4日の試合も阪神が終盤までリードを保っていたのに追いつかれ、最終回に藤川がサヨナラ打を浴びてやぶれるなど、波乱に満ちた試合でした。

中でもも印象的だったのは、ラミレスが高々と打ち上げた内野飛球を阪神の名手平野が見失いフェア打球になっていしまったのに、それを一塁審判が「インフィールドフライ」を宣告してアウトにしてしまったことでした。

東京ドームは節電のため、照明をいくらか落としたデーゲームとなり、その影響だったのかもしれませんね。遊撃・坂本のファールフライキャッチなども見れましたし...。

アウトの判定結果を覆すことはできませんから、巨人・原監督の抗議意味のないこととして、責めを負うべきは、平野が捕球体勢に入っていないにもかかわらず「平野だったら当然アウト」と思い込んで早々と「インフィールドフライ」を宣告した一塁審判でしょう。

「インフィールドフライ」は通常の内野守備で捕球できる場合に宣告するものですから、少なくても野手が捕球体勢に入ったかどうかがポイントでしょう。

私も昔、少年野球の主審をしていて、「インフィールドフライ」を宣告した経験があります。
そのときは一塁手が捕球体勢に入って「オーライ」の声を出していたにもかかわらず、強風に流されたボールをつかみ損ね、走者が二人とも生還して逆転サヨナラの試合になってしまったのでした。

「インフィールドフライ」が告げられるとその時点で打者はアウトですから、走者をアウトにするにはタッチプレーが必要になります。
そのことを知らずにフォースプレー(進塁先のベースにタッチしてアウトにするプレー)を行うとセーフになってしまうのです。
打者・走者や守備側の選手、果ては監督コーチまで知らない、あるいは忘れていて珍プレーが起きる可能性もあるわけです。

コメント
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