五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

埼玉でMPP

2014年08月09日 | 日々のつれづれに
経営士会のお仕事で浦和に行ってきました。
こちらで開催されるMPPに参加するためです。

MPPというのは以前にもブログに書いたことがあるかもしれませんが、Management Professional Programの略で、いわばビジネス上のいろいろな問題を解決するための小集団によるグループ討論会といったところでしょうか。

以前会社勤めをしていたころには、QCサークルというのがありましたが、それに割と似ています。
違うのは、原理原則に基づいて正解を出すことが目的ではなく、様々な立場から出される意見を聞き、自分の気付きとする点や、意思決定を行うプロセスなどを学んで、経営指導上の新しい発見をすることが目的になります。

今回は、なかなか売り上げを伸ばすことができない老舗の女性経営者の悩みについての問題を6名くらいのグループを作って討論しました。
その後、各グループごとの発表を行いましたが、グループごとに着目点が異なり、また一つの事象についても180度評価が違うなど、グループごとの個性が表れて、とても興味のある発表となりました。

かように、正解は一つではなく、参加者や時間、場所が異なると設問に対する答えが大きく異なるのがMPPの特長です。
「正解をしめしてくれないと」という意見もありますが、回答を導き出すためのプロセスを重要視するMPPならではの進め方といえるわけです。

日帰りの忙しい旅行であり、本来は出席者(遠く山形から来られた方もいました)との懇親会を行うのですが、台風も近づいていることもあり、早々に失礼して山梨に帰ってきました。

明日は家で台風の動きに注目していたいと思います。
台風の進路に当たる三重県に住む長男には、家内から連絡をしたということですが、そちらも少し心配。