Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

貧しいニッポン

2022-05-29 13:57:47 | 日記・エッセイ・コラム
図書館から借りた「日経ビジネス」2021年12月20日号。特集は「貧しいニッポン」。他国と比べてお給料が上がらず、商品などの値上げもままならない日本の様子が書かれています。
たしかに最低賃金は少しずつ上がっているので平均的にも上がっているのではと錯覚しがちですが、実は何十年前と比べてもほとんど変わっていないそうですね。
自宅近所には大手スーパーもあるのですが、少しでも安い商品を買おうとやはり激安スーパーに走ってしまいます。最近では物価が高騰しているようで、某激安スーパーには「値上げ前の今のうちにお買い求めすることをお勧めします」というような張り紙があちこち貼られています。製造側もこれ以上はやっていけなくなってしまいますから、ある程度高くなるのは受け入れるしかないですね。結局…

「お給料が上がらない」→「安い商品を買う」→「製造側が儲からない」→「お給料が上がらない」…

の悪循環なのでしょうね。
でも、激安スーパーだって「お客様のために1円でも安く」とそれなりの努力をしているわけですし決して敵ではないはずです。たとえお給料が上がっても良い品が安いのはありがたいし、上手に使いたいです。
私も物によっては質を第一に考えて敢えて高い物を選ぶこともあります。たとえばプラスチック製の収納は100円ショップでも売っていますが、ちょっとお高い無印良品のものの方がしっかりしていますし。上手に安い物と高い物を使い分け、メリハリをつけている人も多いと思います。長い目で見ると、安いからって何でもかんでも良いわけではありません。
この特集を読んで、『安いニッポン』という新書が気になり始めました。図書館で借りたいところですが、図書館のWebサイトから10件できる予約が満杯で…(汗)。予約で届いた本を受け取ってから改めて予約するか、Kindle本を買うかですね。



「激安スーパー」で思い出したことが1つだけ。人気の少ない線路沿いを歩いて某激安スーパーへ行くのですが、殆どの人がマスク姿で歩いています。政府が「屋外で他人と2m以上離れていればノーマスクでOK」と言っているのにもかかわらずです。たまに自転車に乗っている人でノーマスク姿も見かけますが、それでも大半はマスク姿。これから暑くなるし、コロナよりも熱中症が心配。やはり日本は「同調圧力」の非常に強い国ですね。