いやぁ、子どもの頃に母親の実家の大垣に行くのによく夜行に乗ったんだ。
東京-大垣の準急ってやつ。
ふと空を見ると赤銅色の満月がいてね。
ずっと位置が変わらないんだな。
子どもの目には付いてくるように見えた。
不思議だったね。
それを思い出したのが2011年にヒースロー行きの飛行機に乗った時。
ロシア上空でそう、綺麗な夕焼けを見た。
そろそろ沈むね・・・と思った。
この状態でだんだん薄暗くなって、また薄明るくなってと5時間。
夕焼けって、だんだん暗くなって、最後の刹那にフッと消えるのがいいのよね。
5時間夕焼けで、またどんどん明るくなってしまったからなぁ。
まっ、子どもの時の思い出を40年以上経った時に、ロシア上空で思い出すとはね。