友人3人旅行白川郷ツアーの帰りは富山ルートで帰ることにした。身の丈180cm以上の男の三人旅である。富山の回転すし屋で腹いっぱい食べて3人で5千円行かなかったことに驚いた。そして腹ごなしにドライブ、目的地は義経岩である。
源義経が奥州へ落ちのびる途中、にわか雨の晴れるのを待ったという岩が写真にあるやつ。地名「雨晴」の由来である。よく旅行誌などで紹介されているが、この岩のどこに雨宿りをする所があるのだろうか。近くの駐車場に車をとめ、義経岩を目指す。道路沿いにあるとばかり思っていたら、道路と義経岩の間に単線の軌道がある。
JR氷見線 写真左側に義経岩がある。
近くに寄ってみたが、身を隠すところなぞない。まあ、せっかく来た生まれて初めての富山。富山湾の水でも触るかと岩横の階段を降りると澄んだ水が出迎えてくれた。富山は山、陸、海の幸が揃っている県である。その海の幸を育んでいる水はやはり綺麗なのだと思った。
雨晴海岸
海岸で水に触れ、周囲の良景を撮り、一段落ついた所で後ろを見る。
雨宿りの場所(義経岩の下)
すると人5人は十分に入れるくらいの広さはある。どうもこれが義経が雨を凌いだ岩下の空間のようだ。帰りに義経岩の前にある説明版に目をやる。すると次のように書いてあった。
「この岩は別の名を、「義経雨はらしの岩」といい文治三年(1187年)な源義経が北陸路を経て、奥州くだりの際ここを通りかかった時、にわか雨にあい、この岩の下に家来ともども、雨宿りをしたという伝説があり・・・」
…この岩の下…というのが、この写真のことだろう。いやいや義経様は様々な所にいらっしゃたようで・・・。