えーっ、千葉県野田市のシリーズが続いています。
最近たばこを購入するためのカードとか、値上げとか、訳の分らない話が多い。
というよりも、ゆきたんくはタバコを吸わないので興味がないと言った方が正解に近い。
日本専売公社というのが1985年まであった。現在の日本たばこ産業(JT)の前身である。
かつて存在した特殊法人で、「三公社五現業」の一つだった。
昔、社会科の時間に聞いたことがあるような言葉「三公社五現業」ってなんだったっけ。
調べてみた。
三公社は、日本国有鉄道→JR
日本電信電話公社 → NTT
日本専売公社 → 日本たばこ産業(JT)
五現業は、日本郵政公社に移管の後
→日本郵政及び傘下の4事業会社に分割・移管
国有林野事業
日本銀行券、紙幣、国債、印紙、郵便切手、郵便はがき等の印刷
の事業 → 独立行政法人国立印刷局に移管
造幣事業 → 独立行政法人造幣局に移管
アルコール専売事業 → 日本アルコール産業株式会社となる
結局、その時その時の都合の良いように形が変わってきたのだと考えればいいのか・・・。
えっ、野田市に何の関係があるかって?
そうでした。離合集散はいたるところであるが、後始末がどうもね。
専売公社跡地(避難場所)の表示
という、ゆきたんくなりの感じ方かもしれない。千葉県野田市の避難場所である「専売公社跡地」看板を見つけ中(最初の写真)を覗いたら一抹の寂しさを感じた。
「アパートの部屋の中が、前に住んでいた人が荷物を持って出て行った。大家さんは何もやっていない。」という感じだ。跡地入り口の門はボロボロ。新品のぴかぴかである必要はないだろうが、普通に開け閉めできるコンディションだといいと思う。
中は草が生え放題。敷地内の古い建物はそのまま。跡地であり、史跡だというカテゴリーならばしっかりと保存してほしい。専売公社が歴史を閉じて23年。ずっと放って置かれたのだろう。同じ市内の旧関宿小学校跡地のように活用されないのだろうか。最も、土地の所有はどこなのかでも変わるだろう。