さあ、日本では多くの物事の開始の4月になりました。
先月は桜の花の写真を載せました。
早い桜は終わり、葉桜になっています。
また、学校の入学式に合わせたように咲く桜もあります。
写真は松戸中央公園の門の奥にある花壇です。
紫やオレンジの花が、「春が来たよ。」と教えてくれています。
この花壇の近くで日向ぼっこを楽しむ方や散歩をする方。
小さい子供と、その親が遊んでいる姿。
本当にのどかだと思います。
ところでのどかとは何か。
調べると(外界の状態が)穏やかで、のびのびと気持ちよく過ごせるようなさま
のことをいうのだそうです。
そして長閑と書いて「のどか」と読みます。4月の季語です。
今は本当に平和な世の中になりました。
松戸工兵学校営門
ここはかつて、日本の陸軍部隊のエリートを養成する「松戸工兵学校」の敷地内であります。現在では、周囲に公的施設や聖徳大学、松戸第一中学校、相模台小学校と文教地区のようにも見えます。 松戸工兵学校の営門は、今では公園の門になっています。
右に見える歩哨楼の造りの堅牢なこと。
これを見れるところが年々減ってきています。
とても貴重なものですよ。
そして門の奥の中央に、一枚目の写真の花壇が見えます。
松戸工兵学校跡
花壇から北東方面を臨みます。
右側、樹木影の建物は聖徳大学です。左の方には市民プールがあります。
地獄坂
松戸市街から相模台に上がるところにあるS字状の坂です。
これを上りきった所に、松戸工兵学校の営門があります。
この坂は通称「地獄坂」と呼ばれています。
訓練や演習の帰途学生たちは、この坂までくると「ほっ」としたが、教官の「学校まで駆け足」という号令が出るので、この名で呼ばれたと言われている。
「千葉県の戦争遺跡をあるく」より
写真右側の石垣は当時のままのものです。
陸軍境界標柱
坂の途中にある「陸軍用地」と刻まれた、境界標柱。
つい最近まで、枯れ草に囲まれていましたが、今は青々とした草の上に立っています。 かつての戦争遺跡も、春の陽気に囲まれてのどかな感じがしたのでした。