別れというといろいろとあるが、今回の旅行で義兄夫婦には大変世話になった。正月休暇のほとんどをゆきたんくのために使ってくれたのである。まして、運転手つきで居住地・勤務地のインドネシアの首都ジャカルタと、義姉の故郷であり、世界遺産のあるジョグジャカルタを案内してくれた。
助手席で写真撮り放題
前にも記したが、「地球の歩き方」に乗っていない所へもたくさん連れて行ってくれた。ある意味大変贅沢な旅をしたのである。
タマン・サリからクラトンへ抜ける道
女の子がお菓子を買っている。
義兄のこだわりは、ホテルはサービスの良い高級ホテルである。前にシンガポールへ行った時にも、最高級のリッツ・カールトン・ミレニアを予約しておいてくれた。
今回もジャカルタ、そしてジョグジャカルタでも上位のホテルであった。旅の疲れも感じず快適だったのはそのためもあるだろう。何よりも日本でしていた耳鳴りが止んでいたのである。
インターコンチネンタル・ミッドプラザホテル
ジャカルタ
ハイヤットリージェンシー
ジョグジャカルタ
そしてジャワ島の誇る世界遺産の「ボロブドゥール遺跡群」と「プランバナン寺院遺跡群」。
ボロブドゥール
プランバナン
ジャカルタ市内の北部・中央・南部の有名所を隈なく回ってくれたのだ。もちろん、その中には義兄が初めての場所もあった。「カフェ・バタビア」はその一つである。
カフェ・バタビア
7泊8日も日本を離れたのは初めてであるし、大体3~4日するとお茶漬けが恋しくなるゆきたんくが、今回の旅を満喫できたのはインドネシアの良いところを義兄夫婦が教えてくれたからだろう。 最後の日、空港に入る時に送ってくれた義兄がゆきたんく親子と別れる際に、いつまでも大きく手を振りながら、私たちの移動とともにガラス窓のなくなるところまでついてきてくれたのが嬉しくもあり、別れがたくもあり、何か寂しい思いをした。いつもだとジワッときて、寂しさに浸るゆきたんくであるが、長男のおーちゃが一緒だったのでそれは我慢した。 今度はいつ会えるのだろうか?普段はそんなことを考えることはないのだが別れとは心のどこかに穴を空けてしまうものなのだとあらためて思った。義兄夫婦に感謝している。