出張が近付いてきた。
気になっていることが一つある。
それは、行程の中で地蔵岳の登らなければならないことだ。
4/12に悪戦苦闘した山なのだが、その時に両膝に悲鳴を上げさせた積雪はものないのは分かっている。
その日の帰宅後調べたら、地蔵岳は霊山だというのだ。
山頂にあった石碑や石塔の数々、そして鎌倉時代に多く作られたという板碑。
それも緑泥片岩の石塔婆である。
風化が激しく、字もはっきりとはしないが、それなりの地位のあった方の墓であることを思えば遊び気分にはあまりなれない。
せめて山頂にいる時には厳粛な気持ちでいようと思う。