夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

家内との笑い話・・♪

2006-06-15 17:18:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、午後より雨が降りはじめた。

家内が日曜日の朝以来、実家から帰宅した。

お茶を飲んだ時、
『お母さん、百歳まで生きたいわ、と言っていたわ・・』と家内は言った。

私は、『今は元気だが・・』と言い、後は濁(にご)した。

私より14歳年配で、76歳の身であるが、
私自身が86歳になるのは想像出来ないし、不摂生な私はそれまでもたない、
と思っているので、思わず笑ってしまった。



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『歌伝説 テレサ・テンの世界』を観て・・♪

2006-06-15 12:19:00 | 定年後の思い
昨夜、NHKのBSで『歌伝説 テレサ・テンの世界』(再放送)を8時より1時間半を観た。

期待して観たが、結果としてNHKのこの番組に関わるスタッフに失望した・・。

私としては、夕食の頂きながら、お酒を呑みながら観ていた。

NHKが今まで収録した映像を継ぎ足す程度で、
歌手としてのテレサ・テンの内面性は、表現されていない。

故人としての追悼があったならば、
一人の人間としての生き方を描いてしかるべきである。

私はテレサ・テンには面識も無いが、
作家・平野久美子・女史の『華人歌星伝説 テレサ・テンが見た夢』(晶文社)を10年前に読んで、
初めてテレサ・テンの一面を知ることができた。

その後、私はCDを10数枚を購入した。
中の歌詞には、当然として、日本語以外の歌も収録されている。

ある時、どのテレビ番組か忘れてしまったが、
作曲家・三木たかし・氏がテレサ・テンの想いでを語り、
台湾に住むテレサ・テンの母を訪ね、語り合う番組であった。

この二つが私の心にあったので、はなはだNHKのスタッフに失望した。
日頃、NHKのドキメンタリーの取材、編成を感心し、満足しているひとりであるが、
この番組の方は、勉強が足りないと思った。

勉学の一端として、
『文藝春秋』の連載の《蓋棺録(がいかんろく)》という故人の記事に於いて、
短い記事であるが、簡潔に亡くなられた方の軌跡を描いている。
この程度の学びを日頃からしておれば、
人を表現するのに、的確な映像力が発揮できるはずである。

番組の中で、香港でのコンサートでテレサ・テンは、『明日に架ける橋』を唄っていたが、
なぜこの歌を選曲したか、私を含めわずかの人しか解らない。

この番組が単なる芸能歌番組であったら、民間テレビ会社に任せるべきで、
NHKとして恥を知りなさいと思った。

腹立たしいので、お酒を少し呑み過ぎて、布団にもぐった。







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今朝の新聞を読んで・・♪

2006-06-15 08:22:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、ここ4日、曇り空の朝を迎えている。
昼過ぎから雨が降りはじめ、明日の日中まで降る、と天気予報は報じている。

昨夜は10時に布団にもぐり、今朝は6時に目覚め、ゆっくりと新聞を読んだ。

最近の私の心は、政治、外交、軍事のニュースには、関心がなくなっている。

1番興味、感心した記事は、【父の日 川柳】であった。
デパートの新宿タカシマヤは、父の日を前に一般から募った『父の日 川柳コンテスト』の
入賞作品の発表記事だった。

少し無断引用させて頂きます。

大賞に選ばれたのは、

アルバムの 父娘の割合 一対九

解説に寄ると、家族内で存在感の薄い父親の現状を嘆いたものでなく、
「写し手」になることが多い父親の娘に対する愛情を表現した作品。

入選作品として、

父さんの 愚痴をきいている 発泡酒

父の日も 父は手酌の 背を丸め

母の日は ホテル父の日は ファミレスで

20作品が紹介されているが、私が最も好きな作品があった。

年ごとに 無垢(むく)なこどもに 還る父

私は、この作者に敬意したい。

独断と偏見が許されるならば、
本日の読売新聞に於いて、数多い記事の中であるが、この一句より優(まさ)るものはない。

尚、入選作品にご興味のあるお方は、タカシマヤのホームページにある。



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