夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

定年後の夫婦は、互いの自由を・・♪

2006-06-05 17:57:00 | 定年後の思い
日中、『サライ』の雑誌を読んでいて、笑ってしまった。
作家であり、日本芸術院院である三浦朱門・氏は、
80歳のお歳であり、奥様は作家の曽野綾子・女史とおしどり夫婦で知られている。

《夫婦円満の秘訣は、何でしょう》との問いに、
三浦朱門・氏は明快に答えている。

【私達のような例を円満というのであれば、
その秘訣は助け合ったきたからというより、
お互いの自由を認め合ってきたからでしょう。

(略)

例えば会社員である夫は家族を守るため、
定年を迎えるまで胸を張り、背伸びを続けなけれはならない。

妻は、そんな夫の顔を立てるため、様々な我慢を強(し)いられて腰を曲げることになる。

しかし、定年後は夫の背伸びも必要となくなります。
ということは、妻ももう腰を曲げなくてもいいんです。

給料を入れていた時代は、《おおい、お茶》なんて威張っても、
妻は我慢してくれたけど、
定年後もそんな態度だったら、《おおい、金》って逆襲されますよ(笑)】

三浦朱門・氏は、ご年配であるが、心身ご健在である。
後進の団塊世代への至言である。

私は退職後の2年生であるが、
現役時代の休日、退職後の毎日、積極的に茶坊主を実践している。
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それぞれの人生・・♪

2006-06-05 12:38:00 | 定年後の思い
今、発売されている雑誌で『サライ』があるが、
今回は『「第二の人生」を豊かに 大長寿時代を生きる知恵』という特集であった。

この中で、《60歳からの私の暮らし・趣味・交友》と題され、
5組のご夫婦の日常生活を中心に語られている。

紹介されたご夫婦方々は、ご自分達の意思に基づいて、
さりげなく日常生活を送られている。

それぞれのご夫婦は、何度も話合った結果であり、成果であると感じている。

読んでいて、今の時節で表現すると、
薫風のように感じる。

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日の出と共に・・♪

2006-06-05 05:16:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、穏(おだ)やかな朝の陽が差し込んできている。

小鳥達は庭に舞い降りて、樹木の枝を行き来している。
ときおり微風が枝葉を揺らしている。

昨夜、ここ数ヶ月、朝は日の出と共に、という私自身の心の約束が破棄されているので、
9時過ぎに布団にもぐり、本を読んで寝た。

今朝、目覚めた時、何時ごろかしら、と寝室を出て、
1階に降り、時計を見て、4時と解った。

庭先に下り立ち、晴れ間を予感させる空と雲の流れを見詰めた。

早朝のひととき、清々(すがすが)しさもさることながら、何より心の余裕が欲しいからである。

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