夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

改めて、真夏の猛暑の想いで・・。

2009-06-27 18:13:30 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の5年生の身であるが、
梅雨の時節であるが、ときおり梅雨の間に快晴となることがあり、
昨日は30度前後、本日の昼下がりは32度前後で今年一番の暑さとなった。

家内が冷房が苦手であるが、
さすがの暑さで世間より遅ればせながら、
昼過ぎ、家内の指示に基づき、クーラーの清掃をして、
先ほどから冷房の涼しい風を受けている・・。

私は午前中のひととき、庭のテラスに下り立ち、
木陰に身を寄せたりし、煙草を喫っていたら、熱さが身体に感じ、
庭の草も伸びはじめているが、明日になれば梅雨空となるので、明日は草抜きをしょうと思ったりした。

その後、毎年、夏になるとこのような暑さだったかしら、と思いを浮かべたりしていた。

そして、一番熱く感じたのは、若い頃、庭の手入れで草抜きをしていた時だった、
かしらと思ったりした。


確か平成元年の頃だった。
会社の激務の週を終え、快晴で35度近いの日曜日だった。

寝不足であったが、麦わら帽子を被(かぶ)らず庭に飛び出て、伸びた草を抜きはじめた・・。

♪八月の風 両手でだきしめたら
 イマジネーション 飛び立つのサヴァンナへ

【『世界でいちばん熱い夏』 作詞・富田京子、作曲・奥居 香、唄・プリンセス・プリンセス 】

この頃に流行っていたプリンセス・プリンセスの『世界でいちばん熱い夏』や

♪ダイヤモンドだね AH AH
 いくつかの場面
 AH AH 
 うまく言えないけれど
 あの時感じた AH AH

【『Diamonds』 作詞・中山加奈子、作曲・奥居 香、唄・プリンセス・プリンセス 】

或いは『Diamonds』も何度も唄いながら、
45歳前後の中年の私は、汗水を流しながら泥まみれになり、炎天下の中、草抜きをした。

夕方になると声も枯れて、体力も使い果たした。

その晩、軽い日射病で苦しんだりした。

翌朝の月曜日は、週の初めであるので、何時もより早めに自宅を出た。


【『世界でいちばん熱い夏』 作詞・富田京子、作曲・奥居 香、唄・プリンセス・プリンセス 】
http://www.youtube.com/watch?v=ucipcSssQok


【『Diamonds』 作詞・中山加奈子、作曲・奥居 香、唄・プリンセス・プリンセス 】
http://www.youtube.com/watch?v=Q_Svj407toA


その後、定年退職の四年前、
出向となった物流情報会社の新設された倉庫の一部のフロアーが、
冷暖房装置が遅れて、日に一時間程度であったが汗まみれになったりし、
外仕事をされている人たちの労苦を思い浮かべたり、
或いは冬の寒さを思い浮かべたりして、その年の熱い夏を乗り切ったりした。


定年退職後に於いては、一昨年の夏、
群馬県の最南東の館林市に3泊4日で蓮の花を誉めに滞在し、
この地の蓮の花は確かに気品を秘め美麗であったが、
連日35度前後の猛暑で私は早朝、そして夕暮れの時に蓮の花を誉めたりした。


このようなことをとりとめなく、暑さに苦手な私は思い出したりしている。



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改めて、季節で変わる、映画鑑賞・・。  

2009-06-27 07:53:47 | 映画・テレビ
私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の64歳の身であるが、
若き時期のひととき映画青年の真似事をしたこともあったので、
昨今は居間で映画を観たりするのは好きである。

そして私なりのつたない鑑賞歴でも、魅了された作品は、何回でも観るタイプである。

例えば邦画の場合は、『二十四の瞳』、『東京物語』、『浮雲』、『雨月物語』等である。

洋画に関しては、『街の灯』、『市民ケーン』、『第三の男』、『逢びき』、『ライムライト』、
『ジョニーは戦場に行った』等は、10年ごとに観たりしている。

或いは最初の一ヶ月に於いて、少なくとも10回以上熱中して観る映画もある。
邦画の『七人の侍』、『用心棒』、『駅~STATION~』、
洋画の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』、『ディア・ハンター』、
『ゴットファーザ Ⅱ』などが鮮明に記憶に残っている。


私は定年退職の5年前頃に、退職後にその時に観たい映画として、
100作品前後の名作があればよいと考えていたが、
瞬(またた)く間に増えだした・・。
やむえず、250本収納できるビデオ・ラックを2本買い求め万全とした。

しかし、時代はビデオ・テープからDVDに移行期の上、
私のソフト販売店からの購入、或いはWOWOW、BS2からのコピーが増えて、
天上までとどく、幅広い大きなラックを買い増ましたのである。

そして今日は、邦画、洋画、映画以外のドキュメンタリー、音楽の四つの区分で、
ビデオ・テープ、DVDが並んでいる。


私はその時に観たい映画作品をラックの前で選定したりするが、
何故かしら、やはり季節に応じて観てしまうのである。

冬の季節の時などは、『アラビアのロレンス』、『プラトーン』、
『イングリッシュ・ペイシェント』等の砂漠、荒野、ジャングルの背景が多くなるのである。

そして夏の時節は、『ドクトル・ジバコ』、『カサブランカ』、『かくも長き不在』等の
寒冷地、静寂な戦争を背景にした選定が多くなるのである。

不思議なことであるが、猛暑の夏の時、『アラビアのロレンス』の砂漠、
『戦場にかける橋』の熱帯林の背景は、
暑くて落ち着かないのである。

かといって、居間を寒いぐらいに冷房を冷やして、
鑑賞するのは映画の内容からして、おかしな事と思ったりしている。

このようにして私は鑑賞しているが、
1950年代、1960年代の公開された作品が圧倒的に多く、
ときおり私は、どうしてかしらと微苦笑したりしている。
そしてここ数年、ハイビジョン映像をHD画質のままで記録できるBlu-rayに戸惑い、
身過ぎ世過ぎの年金生活なので、困ったなぁ、と苦笑している。


尚、私のつたないなりの観賞歴であるが、私はベストテンを勝手に選定している。
このサイトで2005年7月30日に於いて投稿しているが、
あえて再掲載をする。


【私の洋画のベストテン・・♪】

映画専門雑誌の『キネマ旬報』による映画人が選んだ
オールタイム・ベスト100の外国映画編に対応し、選定した。

『キネマ旬報』のベストテン《参考》1999年10上旬特別号

①『第三の男』

②『2001年宇宙の旅』

③『ローマの休日』

④『アラビアのロレンス』

⑤『風と共に去りぬ』

⑥『市民ケーン』

⑦『駅馬車』

⑦『禁じられた遊び』

⑦『ゴットファーザー(三部作)』

⑦『道』

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

私の選定は、

①『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』

②『ディア・ハンター』

③『イングリュシュ・ペイシェント』

④『ピアノ・レッスン』

⑤『かくも長き不在』

⑥『街の灯』

⑦『ゴットファーザー(三部作)』

⑧『自転車泥棒』

⑨『ジョニーは戦場に行った』

⑩『逢びき』D.リーン

数多(あまた)の感動をもたらしてくれた作品の中より選定するのが、
酷な作業でした・・。

【時】が人生にもたらす影響をヒントに選定しましたが、
上記のいずれがベストワンになっても良い作品です。

尚、選定の際に於いて、【第三の男】、【市民ケーン】、【アラビアのロレンス】、
【許されざる者(’92)】、『カサブランカ』等は最後まで検討した作品です。


《1999年9月29日、私の日記より》

小説、映画、音楽などの選定の結果、その人の性格、人格、思想を
表わす、と改めて思った次第です。



【私の邦画のベストテン・・♪ 】

前回の洋画と同様に選定した。

『キネマ旬報』ベストテン《参考》1999年10月下旬特別号

①『七人の侍』

②『浮雲』

③『飢餓海峡』

③『東京物語』

⑤『幕末太陽傳』

⑤『羅生門』

⑦『赤い殺意』

⑧『仁義なき戦い』シリーズ

⑧『二十四の瞳』木下恵介

⑩『雨月物語』

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

私の選定は、

①『駅 STATION』

②『用心棒』

③『人間の條件(全六部作)』

④『東京物語』

⑤『七人の侍』

⑥『浮雲』

⑦『雨月物語』

⑧『飢餓海峡』

⑨『切腹』

⑩『砂の器』


洋画と同様に、【時】が人生にもたらす影響をヒントに選定しましたが、
上記のいずれがベストワンになっても良い作品です。

《2003年8月16日、私の日記より》


こうした選定作業の時、その人の人生を歩いてきた思考の全てが反映する、
と改めて感じました。



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