第9章 『県立郷土館』、そして冬の五能線は・・。
青森グランドホテルで朝食を終えた後、市内の路地に残り雪が見られ、歩道は根雪となり、
19日の日曜日の為か、主要道路以外は除雪されていなかったが、冬晴れとなり、
陽射しのある処では雪解けとなっていた・・。
こうした中、ホテルの前より『県立郷土館』までタクシーを利用した。
館内は、考古展示室、自然展示室、民俗展示室などが、
ゆったりとしたスペースで展示されていたが、
私は輝いた郷土の先人たちの展示室に好奇心があり、
それぞけの分野で業績を遺(のこ)された人の足跡を読みながら、
教示されることが多かった。
『県立郷土館』を辞した後、私達は青森駅を目指して、
根雪の歩道を注意しながら、冬晴れの中を歩いた・・。
駅に近づくと、新しくできた地場食材を買い求めことのできる『A-FACTORY』が、
数多くの人たちを見かけ、
青森駅発13時54分発の『リゾートしらかみ』に乗車するまで、
この『A-FACTORY』で過ごそうと私は家内に提案した。
館内は日曜日のせいか、地元にお住まいの家族、私達のような観光客で賑っていた・・。
確かに色々な青森県産の食材、食品があり、
昼食の代りに何かないかしら、と私達は探した・・。
私は餡子(あんこ)の餅を選定し、煎茶を探したのであるが見当たらず、ビールとし、
生まれて初めての組合わせに、我ながら苦笑した。
家内はアップルを焼いた菓子風のパンを頂きながら、コーヒーを飲んだりした。
この後、青森駅の在来線のプラットホームで、
秋田駅行きの『リゾートしらかみ』を待機していたのであるが、
入線してくる『リゾートしらかみ』を見て、私は嫌な予感をしたのである・・。
今年の5月に、秋田駅から不老不死温泉の最寄駅の『ウェスパ椿山』まで、
その後もウェスパ椿山駅から青森駅まで乗車して、まさに快適の体感をしたのであった。
この理由のひとつとして、座席のゆったりとした車内、広い車窓からの情景があったが、
JR東日本の秋田支社が運行している、この『リゾートしらかみ』の場合は、
トイレの横に小さな喫煙室があったのである。
最近ハイブリットの新型車両が登場し『青池』号と命名された、と何かのニュースで知っていたが、
これを機会に『ぶな』、『くまげら』号の両編成列車も、小さな喫煙室が廃止されるのではないか、
と私は危惧したのであるが、結果として的中したのである。
私は東海道・山陽新幹線に一部の車両には、喫煙室があるが、
昨今の嫌煙風潮に最適かしら、と愛煙家の私は思っているのである。
この『リゾートしらかみ』の運行として、せめての救いとして、
『弘前』、『川部』の両駅で6分、7分の待機時間があるので、私は『川部』駅のプラットホームで、
携帯灰皿を持ちながら、憩(いこ)いのひとときの煙草を喫ったりした。
『リゾートしらかみ』は、青森駅を発車して市街に出ると、積雪の情景の中で、
岩木山の雄大な景観が見え、リンゴの果樹園がまじかに見ながら田園の情景となった。
そして奥津軽と称せられる『五所川原』駅を過ぎて、まもなく海沿いの情景となり、
日本海の南下する。
そして海沿いの線を走りながら、海岸の美景が展開するのが、観光客として魅了されるひとつである。
私は秘かな願っていたことは、この時節として雪が舞い降る中の海岸線の情景、
或いは冬晴れの中、車窓から夕陽を見ながら、と期待していたのである。
結果として、どんよりとした曇り空の中を走破したが、『深浦』駅に近づく頃から、
雲の合間から落陽が観え、五分ぐらい私を含めの乗客は、歓声を上げたり、写真を撮ったり、
見惚(みと)れたりしていた。
この後、まもなくして宿泊する『不老不死温泉』の最寄駅のウェスパ椿山駅に、
夕暮れの16時47分に到着し、
私達は観光ホテルの待機して下さっているマイクロバスに乗車した。
《つづく》
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青森グランドホテルで朝食を終えた後、市内の路地に残り雪が見られ、歩道は根雪となり、
19日の日曜日の為か、主要道路以外は除雪されていなかったが、冬晴れとなり、
陽射しのある処では雪解けとなっていた・・。
こうした中、ホテルの前より『県立郷土館』までタクシーを利用した。
館内は、考古展示室、自然展示室、民俗展示室などが、
ゆったりとしたスペースで展示されていたが、
私は輝いた郷土の先人たちの展示室に好奇心があり、
それぞけの分野で業績を遺(のこ)された人の足跡を読みながら、
教示されることが多かった。
『県立郷土館』を辞した後、私達は青森駅を目指して、
根雪の歩道を注意しながら、冬晴れの中を歩いた・・。
駅に近づくと、新しくできた地場食材を買い求めことのできる『A-FACTORY』が、
数多くの人たちを見かけ、
青森駅発13時54分発の『リゾートしらかみ』に乗車するまで、
この『A-FACTORY』で過ごそうと私は家内に提案した。
館内は日曜日のせいか、地元にお住まいの家族、私達のような観光客で賑っていた・・。
確かに色々な青森県産の食材、食品があり、
昼食の代りに何かないかしら、と私達は探した・・。
私は餡子(あんこ)の餅を選定し、煎茶を探したのであるが見当たらず、ビールとし、
生まれて初めての組合わせに、我ながら苦笑した。
家内はアップルを焼いた菓子風のパンを頂きながら、コーヒーを飲んだりした。
この後、青森駅の在来線のプラットホームで、
秋田駅行きの『リゾートしらかみ』を待機していたのであるが、
入線してくる『リゾートしらかみ』を見て、私は嫌な予感をしたのである・・。
今年の5月に、秋田駅から不老不死温泉の最寄駅の『ウェスパ椿山』まで、
その後もウェスパ椿山駅から青森駅まで乗車して、まさに快適の体感をしたのであった。
この理由のひとつとして、座席のゆったりとした車内、広い車窓からの情景があったが、
JR東日本の秋田支社が運行している、この『リゾートしらかみ』の場合は、
トイレの横に小さな喫煙室があったのである。
最近ハイブリットの新型車両が登場し『青池』号と命名された、と何かのニュースで知っていたが、
これを機会に『ぶな』、『くまげら』号の両編成列車も、小さな喫煙室が廃止されるのではないか、
と私は危惧したのであるが、結果として的中したのである。
私は東海道・山陽新幹線に一部の車両には、喫煙室があるが、
昨今の嫌煙風潮に最適かしら、と愛煙家の私は思っているのである。
この『リゾートしらかみ』の運行として、せめての救いとして、
『弘前』、『川部』の両駅で6分、7分の待機時間があるので、私は『川部』駅のプラットホームで、
携帯灰皿を持ちながら、憩(いこ)いのひとときの煙草を喫ったりした。
『リゾートしらかみ』は、青森駅を発車して市街に出ると、積雪の情景の中で、
岩木山の雄大な景観が見え、リンゴの果樹園がまじかに見ながら田園の情景となった。
そして奥津軽と称せられる『五所川原』駅を過ぎて、まもなく海沿いの情景となり、
日本海の南下する。
そして海沿いの線を走りながら、海岸の美景が展開するのが、観光客として魅了されるひとつである。
私は秘かな願っていたことは、この時節として雪が舞い降る中の海岸線の情景、
或いは冬晴れの中、車窓から夕陽を見ながら、と期待していたのである。
結果として、どんよりとした曇り空の中を走破したが、『深浦』駅に近づく頃から、
雲の合間から落陽が観え、五分ぐらい私を含めの乗客は、歓声を上げたり、写真を撮ったり、
見惚(みと)れたりしていた。
この後、まもなくして宿泊する『不老不死温泉』の最寄駅のウェスパ椿山駅に、
夕暮れの16時47分に到着し、
私達は観光ホテルの待機して下さっているマイクロバスに乗車した。
《つづく》
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