私は東京郊外の調布市に住む年金生活の高齢者の69歳の身であり、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭に築後36年の古ぼけた一軒屋に住んでいる。
私は2010年〈平成22年〉の秋の健康診断で糖尿病と明示されて以来、
食事の内容はもとより、ひたすら歩き廻ったりして大幅に改善されている。
こうした原因の根底には、長き45年ぐらい日本酒の純米酒、ビールを夜のひととき愛飲してきたが、
糖尿病と宣告されて以来、 冠婚葬祭、懇親会、国内旅行など以外は、
原則として自宅で呑むのは、5日に一度ぐらいとなっている。
この間、最寄の内科専門医院に4週間毎に定期健診を受けているが、
ここ3年ぐらいは悪玉コレステロールは基準値の90%、これ以外はほぼ優等生となって、
改善努力の成果となっている。
こうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、血糖値を下げる薬を頂き、
日々朝食後に飲んでいるが、これ以外は至って健康だ、と思ったりしている。

しかしながら私の現役サラリーマン時代の58歳の時に、同僚が難病で死去されたり、
定年後の2年過ぎた頃、私より健康溌剌の2歳先輩の方が、突然に病死されたりし、
昨今、長寿社会といわれても、60代でもこの世とお別れする方もいるのである。
このような心情を秘めてきた私は、せめて60代は五体満足で生かしてくれ、
この後の70代は余生と思ったりしてきた・・。
そして認知症などあわず、心が明確な時にポックリと死去できれば良い、
と秘かに念願しているが、こればかりは天上の神々の采配に寄るものである。
こうした中で、何よりも私が恐れているのは認知症であり、
ひたすら自宅の周辺3キロ範囲の遊歩道、小公園などをほぼ毎日歩き廻ったりしている。

このように過ごしている私は、先ほどネットでニュースを見ている中で
【 認知症初期の診断 「10時10分」の時計を絵に描けぬこと多い 】
と見出しされたタイトルを読み、どういうことなの、と思いながらクリックしてしまった。
この記事は、『週刊ポスト』の2014年6月13日号に掲載された記事のひとつで、
関連の『ポストセブン』に於いて、6月2日(月)に配信された記事であり、
無断であるが転載させて頂く。
《・・テレビを見ていて「あの女優の名前なんだっけ?」、
夕飯の話をしていて「朝飯なに食べたっけ?」・・・
最近、とみに激しくなる物忘れに、「もしかして認知症になってしまうのかも?」
と不安になってしまう人は少なくないだろう。
「認知症の場合、単なる物忘れにとどまらず、日常生活に支障を来す。
場所や道に迷う、財布や通帳などしまったものが見つからない、
ものの名前がいえなくなり、会話も理解できなくなる。
そのような兆候が少しでも見られたら医師に診てもらったほうが良いと思います」(認知症予防財団事務局)
医師はどのように認知症を診断するのか。中西昭憲・クリニック釈羅院長はこういう。

「私は診察のときに『10時10分』を示している時計を紙に絵として描いてもらいます。
認知症の初期の人は意外とこれが描けない。
頭の中でイメージはできているんだけれど、頭と手の連動がうまくいかないんです。
このテストで側頭葉、前頭葉、頭頂葉の衰えが確認できます。
側頭葉は言葉の理解や記憶、前頭葉は注意力や計画性、統括力、頭頂葉は空間認識を司る。
円がいびつな楕円形になってしまったり、短針と長針が極端に違ったり、
数字の順番や場所が違ったりしてしまうのは、それらの衰えによるものです。
これをやると、どうして描けないんだろうかと本人が非常に戸惑います。
そうすれば認知の状態を伝えやすくなる」
その後、問診による認知知能検査や、CT、MRIなどの精密検査を経て、認知症の診断をするという。・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。

家内がテレビ番組のドラマを視聴している時、ときおり私も観る時もあるが、
出演されている男優、女優さんの名前が瞬時に思いだせず、戸惑うこともある。
或いは旅番組を私たち夫婦で視聴していると、映しだされた状景を見て、
確かに訪れた地域、と確信していても、その地域名が家内に言えないこともある。
この後、思いだすようにXXだった、と脳裏から甦(よみが)り苦笑することもあり、
俺も少しボケてきたかしら、と感じたりすることがある。
しかしながら、食事の内容に関しては、未(いま)だに食い意地がある為か、
明確に言葉に言えるのである。
そして『10時10分』を示している時計を紙に絵として描きなさいと、とテストをされても、
小学校の『図画』の授業で劣等生の通信簿『2』だった私でも、
下手ながら描けるので、問題なしと思ったりしている。

今回、何よりも学んだは、《 側頭葉は言葉の理解や記憶 》、《 前頭葉は注意力や計画性、統括力、》、
そして《 頭頂葉は空間認識 》をコントロールされている、
と知り、齢ばかり重ねた私は無知であったで、遅ればせながら学んだことである。
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私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭に築後36年の古ぼけた一軒屋に住んでいる。
私は2010年〈平成22年〉の秋の健康診断で糖尿病と明示されて以来、
食事の内容はもとより、ひたすら歩き廻ったりして大幅に改善されている。
こうした原因の根底には、長き45年ぐらい日本酒の純米酒、ビールを夜のひととき愛飲してきたが、
糖尿病と宣告されて以来、 冠婚葬祭、懇親会、国内旅行など以外は、
原則として自宅で呑むのは、5日に一度ぐらいとなっている。
この間、最寄の内科専門医院に4週間毎に定期健診を受けているが、
ここ3年ぐらいは悪玉コレステロールは基準値の90%、これ以外はほぼ優等生となって、
改善努力の成果となっている。
こうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、血糖値を下げる薬を頂き、
日々朝食後に飲んでいるが、これ以外は至って健康だ、と思ったりしている。

しかしながら私の現役サラリーマン時代の58歳の時に、同僚が難病で死去されたり、
定年後の2年過ぎた頃、私より健康溌剌の2歳先輩の方が、突然に病死されたりし、
昨今、長寿社会といわれても、60代でもこの世とお別れする方もいるのである。
このような心情を秘めてきた私は、せめて60代は五体満足で生かしてくれ、
この後の70代は余生と思ったりしてきた・・。
そして認知症などあわず、心が明確な時にポックリと死去できれば良い、
と秘かに念願しているが、こればかりは天上の神々の采配に寄るものである。
こうした中で、何よりも私が恐れているのは認知症であり、
ひたすら自宅の周辺3キロ範囲の遊歩道、小公園などをほぼ毎日歩き廻ったりしている。

このように過ごしている私は、先ほどネットでニュースを見ている中で
【 認知症初期の診断 「10時10分」の時計を絵に描けぬこと多い 】
と見出しされたタイトルを読み、どういうことなの、と思いながらクリックしてしまった。
この記事は、『週刊ポスト』の2014年6月13日号に掲載された記事のひとつで、
関連の『ポストセブン』に於いて、6月2日(月)に配信された記事であり、
無断であるが転載させて頂く。
《・・テレビを見ていて「あの女優の名前なんだっけ?」、
夕飯の話をしていて「朝飯なに食べたっけ?」・・・
最近、とみに激しくなる物忘れに、「もしかして認知症になってしまうのかも?」
と不安になってしまう人は少なくないだろう。
「認知症の場合、単なる物忘れにとどまらず、日常生活に支障を来す。
場所や道に迷う、財布や通帳などしまったものが見つからない、
ものの名前がいえなくなり、会話も理解できなくなる。
そのような兆候が少しでも見られたら医師に診てもらったほうが良いと思います」(認知症予防財団事務局)
医師はどのように認知症を診断するのか。中西昭憲・クリニック釈羅院長はこういう。

「私は診察のときに『10時10分』を示している時計を紙に絵として描いてもらいます。
認知症の初期の人は意外とこれが描けない。
頭の中でイメージはできているんだけれど、頭と手の連動がうまくいかないんです。
このテストで側頭葉、前頭葉、頭頂葉の衰えが確認できます。
側頭葉は言葉の理解や記憶、前頭葉は注意力や計画性、統括力、頭頂葉は空間認識を司る。
円がいびつな楕円形になってしまったり、短針と長針が極端に違ったり、
数字の順番や場所が違ったりしてしまうのは、それらの衰えによるものです。
これをやると、どうして描けないんだろうかと本人が非常に戸惑います。
そうすれば認知の状態を伝えやすくなる」
その後、問診による認知知能検査や、CT、MRIなどの精密検査を経て、認知症の診断をするという。・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。

家内がテレビ番組のドラマを視聴している時、ときおり私も観る時もあるが、
出演されている男優、女優さんの名前が瞬時に思いだせず、戸惑うこともある。
或いは旅番組を私たち夫婦で視聴していると、映しだされた状景を見て、
確かに訪れた地域、と確信していても、その地域名が家内に言えないこともある。
この後、思いだすようにXXだった、と脳裏から甦(よみが)り苦笑することもあり、
俺も少しボケてきたかしら、と感じたりすることがある。
しかしながら、食事の内容に関しては、未(いま)だに食い意地がある為か、
明確に言葉に言えるのである。
そして『10時10分』を示している時計を紙に絵として描きなさいと、とテストをされても、
小学校の『図画』の授業で劣等生の通信簿『2』だった私でも、
下手ながら描けるので、問題なしと思ったりしている。

今回、何よりも学んだは、《 側頭葉は言葉の理解や記憶 》、《 前頭葉は注意力や計画性、統括力、》、
そして《 頭頂葉は空間認識 》をコントロールされている、
と知り、齢ばかり重ねた私は無知であったで、遅ればせながら学んだことである。
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