夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

買物メール老ボーイの私、スーバーの前を通ると、入店する習性に独り微苦笑して・・。

2020-01-21 13:52:47 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市の片隅み住む年金生活の75歳の身であるが、
私より5歳若い家内と共に雑木の多い小庭の中で、古びた一軒家に住んで、
私たち夫婦は子供に恵まれず、たったふたりだけの家庭となっている。
  
過ぎし私が定年退職した2004年(平成16年)の秋、多々の理由で年金生活を始めたりした。
そして家内は、従来通り専業主婦の役割をしてくれるので、
せめて我が家の平素の買物は、 私は自主的に買物専任者として宣言した。

そして私は、 家内から依頼された品を求めて、
独りで殆ど毎日、スーパー、専門店など歩いて行き、 買物メール老ボーイとなっている。

昨日に駅前のスーパー2店廻り、ドラッグ・ストアーで買い物したので、
本日の朝、家内より買物は本日は結構ょ・・と私は言われたので、
私は都立・神代植物園に訪ねようと思い立った・・。    

この公園の、園内にある雑木林があり、
私は幼年期に農家の児として育った為か、身に心も安らぐ所となっている。

             
                                      
こうした根底には、私が通った地元の神代中学校の付近にあり、
入学した1958年(昭和33年)の当時は、神代緑地として存在し、この周辺は雑木林、畑などであった。

やがて1960年(昭和35年)の春に中学校を卒業した後、
確か翌年の1961年(昭和36年)の秋に、拡大と整備され上、
神代植物園と改称して、都内唯一の植物公園として開園された・・。

この間の私の中学時代は、生家より自転車で通学し、ときおり開園前の雑木林の中とか周辺を下校の時などに、
学友と自転車で走りまわったりしていた。
その後、人生の節目などを含めて、四季折々通ったりしてきた。
               
そして私が心に迷ったりした時などは、樹木を眺めたり、それぞれの花に心を寄せて、
心の濾過をして浄化されたりしてきた。         
                                
年金生活を始めた当初は、殆ど独りで、四季折々訪ねていたが、
ここ数年は二十四節気(にじゅうしせっき)のように月に二回ぐらい通い、
数多くの落葉樹、常緑樹、花木、花を移りゆく情景を一期一会と思いながら鑑賞している・・。

          

          

やがて神代植物園を辞した後、路線バスに乗車して、
まもなく最寄駅のひとつ京王線の『つつじが丘』駅前に出た・・。

そしてスーパーの前を通り過ぎようとしたら、
昨日の買い物で野菜の新鮮度が欠けた品があったので、入店してしまった・・。

まもなくピーマンとか春菊、或いはキャベツが新鮮であったので、
買い求めてしまった。

そしてミカンに於いて、私としては甘味の完成度が高い品種の『西海』を見て、
家内のおみやげとして買い求めたりした。

このように恥ずかしながら、買物メール老ボーイの私は、スーパーの前を通ると、
入店する習性があり、今回も・・と独り微苦笑したりしている。

コメント
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