夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

膝痛の治療、保存療法と再生医療そして手術療法、高齢者の私は学び、多々教示されて・・。

2020-01-23 12:39:26 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 日刊ゲンダイ 】の『ヘルス+』を見ていたら、
『 膝が痛いが手術はイヤだ・・注射1本でOKの新治療PRPとは? 』、
題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒家に住み、 ささやかに過ごしている。  

こうした中、
もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活15年を過ごしてきた。

しかしながら、過ぎし70歳の頃から、朝、二階にある寝室の和室で布団の中で目覚めて、
やがて起き上がろうと思うと、膝(ひざ)が衰えた為か、数秒を要したりしている。

          


まもなく一階の居間に向かおうと、階段を下りる時、注意したりして、
その後、居間から洗面所に歩いている時は、60代の正常だった状態に戻ったりしている。

或いは知人宅に行き、和室に通されて、畳の上で、最初は正座、 まもなく胡坐(あぐら)をかいて、
30分ぐらい談笑した後、 立ち上がろうとすると、膝(ひざ)に痺(しび)れのような痛みを感じて、
やがて10秒後に苦笑しながら、 立ち上がったりしている・・。

更に昨年の秋、私は小庭の草むしりをしていた時、樹の下の草を取ろうとして這いずっている中、
右脚の膝(ひざ)を小石があったのに気づかず、結果的には正座する時、
或いはデジカメで草花を撮ろうとして、しゃがんだりする時、右脚の膝(ひざ)が痛み、困苦したりしている。

このようなことは60代の時は感じたことはなかったが、 無念ながら老化現象で齢なのかしら、
と独り苦笑したりしてきた。

このように深情を秘めている私は、ここ数年は和室が苦手となり、膝(ひざ)が衰えきた私は、
こっそりと今回の記事を読んでしまった。                   

この記事の原文は、公式サイトの【 日刊ゲンダイ 】の『ヘルス+』
2020年1月22日に配信されていた。

《・・膝が痛いが手術はイヤだ・・注射1本でOKの新治療PRPとは?

          


膝痛治療の新たな選択肢として注目を集めているのが、再生医療だ。
済生会横浜市東部病院整形外科医長の谷川英徳医師に話を聞いた。


谷川医師は膝関節専門の日本スポーツ協会公認スポーツドクターであり、
マラソンによる半月板損傷経験者でもある。
それゆえに膝痛のつらさはよりよく分かる。


「膝痛は、消炎鎮痛薬やヒアルロン酸注射などの保存療法が効かなくなれば、
次は人工関節などの手術療法しかありませんでした。

しかし今は、保存療法と手術療法の間に再生医療がある。
選択肢が増えた意味は大きい」(谷川医師=以下同)


膝痛の再生医療のひとつが「PRP療法」だ。
自分の血液中の多血小板血漿(PRP)を取り出し、濃縮させたものを膝の炎症部分に注射する。

多血小板血漿(PRP)には、「炎症抑制」、「自己修復に必要な細胞の増殖促進」、
「コラーゲンの産生促進」といった作用があり、損傷した膝を修復・再生する。

多血小板血漿(PRP)は、濃縮度の違いなどで、注射する回数が異なる。
海外では2000年ごろからスポーツ選手のケガなどに多血小板血漿(PRP)が使われ始め、
東部病院では昨年4月から導入している。

          


「新しい治療で、長期的な効果は分かりません。

当院で使う高濃度の多血小板血漿(PRP)の場合、
欧米の臨床試験では保存療法が効かなかった変形性膝関節症の患者に1回注射すると、
プラセボ(偽薬)群と比べて明らかに有意差があり、
多血小板血漿(PRP)の群は痛みが軽減した状態が1年半ほど継続しました」

変形性膝関節症は、関節がデコボコになって炎症が起こり、痛みが生じる。
進行すると膝が変形し、痛みが増す。
進行度をグレード0から、最も重いグレード4の5段階に分類するが、
臨床試験の対象になったのは、グレード2~3の人。

「グレード2~3の人で、疼痛スコアが平均して半減。
膝が変形したグレード4で多血小板血漿(PRP)療法を希望する人には、
『PRP療法で膝の変形は治りません。ただ頻度は低いが痛みが軽減する人もいます。
またグレード2~3より進行しているので、痛みの軽減も半分まではいかないでしょう』と説明しています」 

          


再生医療にはもうひとつ、「幹細胞医療」がある。
自ら増殖し、骨・筋肉・脂肪などさまざまな組織になる幹細胞を採取し、膝の患部に注射する。

主に行われているのは、脂肪から採取する脂肪幹細胞移植だ。
多血小板血漿(PRP)よりもっと新しい治療法で、
現段階で判明している痛み軽減の継続期間は、半年。

保険適用外で病院にもよるが。通常150万円以上かかることが多い。

          


■保険適用外で費用は30万円

「多血小板血漿(PRP)療法も保険適用外で、当院では1回の注射で終わり、費用は30万円です。
自費診療なので、価格は病院によって異なりますし、使用する多血小板血漿(PRP)で注射回数も異なります。

多血小板血漿(PRP)療法の施術時間は、1時間ほどで日帰りです。

一方、手術(人工関節置換術)では、入院が必要で200万円以上かかりますが、
保険適用で、高額療養費制度(申請すればお金が一部戻る制度)も利用できるため、
自己負担額は約10万円(年齢や所得によって変わる)ほどです」


同じ膝痛患者でも「家族の介護で、入院できない」、
「1年半程度の効果の持続期間でも多血小板血漿(PRP)療法を選ぶ」、
「膝の変形を何とかしたいから、手術」などニーズが異なる。

谷川医師は各治療のメリット、デメリットを説明し、最も適した治療を選んでもらうようにしている。

ちなみに「手術に匹敵する」といわれるほど膝痛に効果的なのが、減量。
膝痛で手術予定の人が、別の病気にかかり激痩せしたところ、
膝痛がなくなり手術が不要になったケースもある。

できるなら膝痛が悪化する前に、食事改善と運動で減量を。

谷川医師は今年4月から千葉県の白井聖仁会病院へ異動予定だが、
多血小板血漿(PRP)療法などの再生医療は東部病院で変わらず受けられる。 ・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

              

今回、遅ればせながら膝痛の治療、保存療法と再生医療そして手術療法、
済生会横浜市東部病院整形外科医長の谷川英徳医師の解説に導かれて、多々教示された。

そして保存療法として、消炎鎮痛薬やヒアルロン酸注射などの療法であるが、
私は湿布の消炎鎮痛薬は腰痛で成功体験があり、微苦笑してしまった。

そしてヒアルロン酸注射に関しては、家内の母が80代の時に幾たび注射して、痛みが解消されたと、
私は聞いたりして来たりで、想像ができ、いつの日にか膝が悪化して、痛みが感じるようだった時、
ヒアルロン酸注射をしょうかしら、と思ったりしている。

          

再生医療として、自分の血液中の多血小板血漿(PRP)を取り出し、
濃縮させたものを膝の炎症部分に注射する方法があると学んだりした。

そして多血小板血漿(PRP)には、「炎症抑制」、「自己修復に必要な細胞の増殖促進」、
「コラーゲンの産生促進」といった作用があり、損傷した膝を修復・再生するが、
何かしら一時的には痛みが解消される。

再生医療にはもうひとつ、「幹細胞医療」があり、
自ら増殖し、骨・筋肉・脂肪などさまざまな組織になる幹細胞を採取し、膝の患部に注射する。

主に行われているのは、脂肪から採取する脂肪幹細胞移植だ。
多血小板血漿(PRP)よりもっと新しい治療法で、
現段階で判明している痛み軽減の継続期間は、半年。
保険適用外で病院にもよるが。通常150万円以上かかることが多い。

手術療法としては、人工関節置換術では、入院が必要で200万円以上かかりますが、
保険適用で、高額療養費制度(申請すればお金が一部戻る制度)も利用できるため、
自己負担額は約10万円(年齢や所得によって変わる)ほどです。

          

このように私は学び、いつの日にか、その時の悪化に伴い、
やむなく受診か手術をすればよい、と思ったりした。

しかしながら、《・・手術に匹敵する」といわれるほど膝痛に効果的なのが、減量。
膝痛で手術予定の人が、別の病気にかかり激痩せしたところ、
膝痛がなくなり手術が不要になったケースもある。
できるなら膝痛が悪化する前に、食事改善と運動で減量を・・》

これには私は独り、微苦笑を重ねたりした。

私は15年前の定年退職時は、身長は170センチ、体重は70キロであったが、
身長は無念ながら2センチぐらい縮んできた。

問題は体重で78キロの最悪の時もあったりし、昨今は72キロで安定してきたが、
膝の負担を配慮すれば、更に減量かょ・・と微苦笑を重ねたりしている。

コメント (2)
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