夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

我が家の家計簿、遅ればせながら昨年度を締めて、やがて私たち夫婦は微苦笑をして・・。

2020-01-04 12:06:05 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市に住む年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
住宅街の中、雑木の多い小庭の中で古ぼけた一軒屋に住んでいる・

こうした中、 私たち夫婦はお互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や16年目となっている。

昨日の夕食の前、『明日の午前中に『家計簿』を締めませんか・・』、
と家内は私に言ったりした。

『12月度は、毎年のように新年の三が日が過ぎた頃にしてきたし、
明日の午前中しましょ・・』
と私は微笑みながら家内に応じたりした。

           

我が家の生計は原則として、私たち夫婦はお互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂いた範囲で、
日常生活を過ごすことを原則としている。

そして耐久品の購入、冠婚葬祭、そして私たち夫婦の共通趣味の国内旅行に関しては、
程々の貯金を取り崩して、丸15年ばかり過ごしてきた・・。

こうした中で私たち夫婦は、原則として月初めには家計簿をお互いに確認しながら実施している理由は、
40数年前、私たち夫婦が婚約する前、 お互いに隠し立ては・・やめましょうねぇ、
と私は妻となる人から言われたりしてきた。


そして私たち夫婦は、結婚以来、毎月家計簿を原則として翌月の初めにしているが、

もとより生活費をお互いに確認した上で、私、家内が趣味に使える費用を捻出する為に、
毎月確認し、家計簿の月次決算をしている。

            

我が家の家計簿の月次決算は、至って簡素に行っている。
最初に
厚生年金、企業年金などの収入の項目、そして郵便局の個人年金を入力した上、
そして銀行、郵便局、信託銀行などの残高を入力をしたりした。

その後、日常は買物したレシートなどを、
家内が一週間に一度ぐらいノートに簡単に集計している程度であるが、
こうした簡略な支出の区分項目を家内が読み上げて、
私はパソコンの表計算ソフトのエクセルを活用して、入力したりした。

やがて残高が950円ばかり差異があったりしたが、
『大勢には影響はないょ・・食費で調整するからねぇ・・』
と私は苦笑しながら家内に言ったりした。

まもなく5表ばかり我が家の独自の資産表と収支別明細表を作成し、 12月の月次決算を終え、
そして連動として、昨年の1月から12月までの年度の決算を終えてしまった。

こうした中、年金生活をして丸15年となっているが、
予定通り赤字となっている。

たまたま昨年度は、私が2度、家内は初めて入院した関係で、医療費は突出したが、
私たち夫婦の共通趣味のひとつの国内旅行が、ゼロとなり、
『旅行がなかった年・・結婚以来初めてだよなぁ・・』
と私は微苦笑しながら家内に言ったりした。

『そうよねぇ・・お互いに入院生活をしてきたし・・旅行どころじゃなかったし・・』
と家内は思い馳せるように私に言ったりした。

                  

この後、ときおり家内から、働かなくても私たちの生活できるのだから、ありがたいわ、
と私は言われてきたこと思い浮かべたりした。

私は民間会社に35年近く奮戦してきたが、定年退職を迎えたりは2004年の秋であったが、
最後の5年はリストラ烈風の中、私は出向となったのは55歳の時であった。

やがて定年退職時になると、この当時は大企業も盛んにリストラが実施されている中、
たとえ私が定年後に新たな職場を探しても、これといった突出した技術もない私は、
何よりも遠い勤務先の出向先で、私なりに奮闘して体力も気力も使い果たしてしまった。

こうした中で、経済にも疎(うと)い私が、
信愛している経済ジャーナリストの荻原博子さんなどの数多く著名人の寄稿文を読んだりした。

そしてデフレ経済の蔓延している中、定年時に持家(マンションか戸建て)のローンは返済完了となり、
預貯金が3000万円あれば、公的年金を受け取りながら堅実に年金生活をし、
少しづつ取り崩して生活すれば、少しばかりゆとりのある年金生活ができるかしら、と学んだりした。

しかしながら定年後に、年金生活を始めた時、
古ぼけた一軒屋を、新たに新築すれば少なくとも3000万円は資金を要すると思い、
老後の資金に余裕がなくなり、私たち夫婦の趣味の国内旅行費などに制約されると思い、断念した。

そして定年退職時の2年前に、少しリーフォームをして、500万円前後で整備した程度となった。

          

私は35年近くサラリーマン生活をしてきたが、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
年金生活は、予測した以上に安楽な生活となっているので、
確かに
働かなくても私たちの生活できるのだから、ありがたいなぁ・・
と心の中で呟(つぶや)いたりしたりした。
 

コメント (2)
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