私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後40数年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住み、ささやか過ごしている。
先程、パソコンを立ち上げてニュースを見ようと思っていた私は、
最初の多彩な記事の中で、【 © 占い@nifty 12星座で占う6月の運勢 】を見たりした。
私は『運勢』、『占い』、或いは『おみくじ』などは、3年に一度ぐらい戯れにするぐらいであるが、
今回、久々に今月の運勢は・・好奇心に誘惑されて見てしまった。
たまたま私は9月下旬に生を受けたので、『てんびん座』に加盟しているので、
クリックしたら瞬時に明記されたりした。
《・・今月は、広い世界に目が向かう時です。
余裕のある視点に立って、人生や人間関係について見つめ直してみましょう。
これまでとは違ったものの見方が生まれてきます。
気持ちに余裕がある時。小さな失敗を恐れず、新しいことに挑戦していきましょう。
ちょっと面白そう、といった気軽な気持ちを大切に。人間関係は良好です。
誰とでも飾らずに会話できるので、さまざまな有益な情報が飛びこんでくることでしょう。
恋愛運は、多情な恋の暗示。ちょっと気が多いようです。
あなたの本命は、いったいどなた?・・》
このように明記されていたので、微苦笑を重ねたりした・・。
緊急事態宣言の全面解除からされている昨今、
不安を残しつつも戻り始めた日生活を迎え、安堵しながら開放感を享受している。
しかしながら小心者の私は、多くの御方が油断すると、
第二波が襲来して再び『緊急事態宣言』されるのは、困苦するので、
私は人出の多い処は避けて、買物などの時はマスクを付けている。
そして日本は、新生ニッポンとして、生活社会経済は躍進して欲しい、
と無力ながら願っている。
こうした深情を秘めている私は、今回の運勢・・ピッタリだよなぁ・・、
と微笑んだりしている。
しかしながら御若い向けと思われるが、多情な恋の暗示・・は、
75歳の私は、ときめきは心身に良いが、晩年の恋心があったとしても、
苦笑するばかりである。
日頃の私は、後期高齢者入門の75歳の私は、心身共に自立し健康的に生活できる健康寿命を意識して、
確かな『生きがい』と『健康』、そして『気力』を持続できるように、ときおり願いながら歩いたりしている。
こうした中で、私は母の遺伝を素直に受けたらしく男の癖に、おしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。
或いは、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。
しかしながら私は、世の中の常識が欠落していることもある。
過ぎし2004年(平成16年)の秋に、私は定年退職した後、
多々の理由で年金生活にを始めた・・。
やがて2か月が過ぎた頃、家内は読売新聞の日曜版で、『星にお願い』の今週の運勢を見ながら、
『貴方の今週の運勢・・仕事&勉強で手を抜くと成績ダウン。
気合を入れて頑張ろう・・ですって・・』
と家内は微笑みながら、私に話しかけてきた。
『そぉ・・じゃあ、ブログは手を抜かず、綴るょ・・』
と私は家内に言いながら、近寄った。
家内の指す新聞には、『てんびん座』と書かれていた。
『ちょっと、教えて・・
この『てんびん座』っていうのは、一生変わらないの・・?』
と占いなどに関心のない私は、家内に訊(たず)ねたりした。
『あなたぁ・・よくも35年も会社に勤められたわねぇ・・
あなたの場合は『てんびん座』で、一生変わりませんわ・・』
と家内は、驚きながらあきれた表情で、めずらしく私に断言したりした。
『そぉなの・・初めて知ったょ!』
と私は少し驚いて、家内に言ったりした。
これ以前の私は、もとより地球は回転し、天空の『いて座』、『おとめ座』、『かに座』などの星座も動くので、
私は9月下旬生まれであるが、その時に応じて今月は『いて座』になったり、来月は『おとめ座』に変わると、
漠然とながら思ったりしてきた。
このように私は齢ばかり重ねても 、世の中の常識とされることが、
恥ずかしながら無知なことがあり、と苦笑することが多いのが、事実となっている。