私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
先程、ヤフーに掲載されているニュースを見ていたら、
血管の老化が原因で起こる「血管病」で亡くなる時代と明記されていた。
これに伴い、血管老化度チェックテストが添付され、
私は過ぎし昨年の新年早々に心臓の痛みで8泊9日で入院した体験もあり、
どのようなことですか、と思いながら真摯に記事を読んだりした。
やがて『血管老化度チェック』が添付されていたので、
こっそりと果敢に受診して、微苦笑してしまった・・。
この記事は新小山市民病院理事長の島田和幸・病院長の寄稿文であり、
【 婦人公論.jp 】に3月26日に配信され、無断ながら記事の大半を転載させて頂く。

《・・(略)・・日本人の4人に1人が脳出血や心筋梗塞など、
血管の老化が原因で起こる「血管病」で亡くなる時代です。
医療関係者も今、「血管ケア」の重要性に注目しています。
私たちが突然死から身を守るためにできることは──

☆40代、50代で血管病を発症する人が増えている
突然死とは、どのように起こるかご存じでしょうか。
いわゆる脳卒中(脳梗塞/脳出血)や心筋梗塞により、脳もしくは心臓の機能が停止することが原因です。
ではなぜ、心臓や脳が一瞬にして、機能停止してしまうのか。
その原因は、すべて「血管の老化」にあります。
血管が破裂、あるいは詰まることで引き起こされる病気を「血管病」と呼び、
最近では40代、50代で血管病を発症する人が増えています。
要因は、食べ過ぎや偏食、運動不足にあります。
実は、地球上の動物で、血管病を発症するのは、人間だけ。
便利な生活や乱れた食生活で、血管を蝕まれた結果と言えるでしょう。
しかし、生活習慣を見直すことで、血管を強くすることはできます。
次の血管老化度チェックテストで、自分の血管年齢を把握し、今からできる「血管ケア」を始めましょう。

☆こんな症状にご用心!
●激しい頭痛・吐き気がある
●ときどき動悸がする
●胸に違和感がある
●軽い動作でも息が切れる
●ろれつが回らない
●言葉が理解できない
●手足にしびれがある
***
◆脳梗塞
硬化が進んだ脳動脈に血栓が詰まり、血流が途絶え、その先の細胞が壊死する
◆脳出血
脳の細い動脈が硬く厚くなり、こぶ状の動脈瘤ができ、破裂する
◆心筋梗塞
冠動脈に血栓が詰まり、心臓への血流が完全に途絶えて、心臓の筋肉が壊死する
◆大動脈瘤破裂
腹部や胸部の太い動脈が硬化してこぶ状の膨らみができ、それが破裂して体内で大出血が起こる

☆あなたの血管年齢はいくつ?
〈血管老化度チェックテスト〉
40歳を過ぎれば、血管も徐々に衰え始めます。
まずは現状を把握し、必要なケアを始めましょう。 あてはまる項目をチェックしてください
□1 早食いである。または満腹になるまで食べることが多い
□2 肉や揚げ物が大好き
□3 野菜をあまり食べない
□4 魚をあまり食べない
□5 外食や市販の弁当が多い
□6 丼もの、カレー、パスタなど単品料理で済ますことが多い
□7 ラーメンが好きでよく食べる。汁も飲み干す
□8 インスタント食品やスナック菓子をよく食べる
□9 毎日のようにお酒をよく飲む
□10 運動はほとんどしない
□11 ちょっとした移動にも車を使い、あまり歩かない
□12 以前と比べて、明らかに太った
□13 仕事がいつも忙しい。または、介護など家族のことで忙しい
□14 寝不足の生活が続いている
□15 イライラすることが多い
□16 ストレスが多いほうだと思う
□17 趣味がない
□18 血圧が高い
□19 血糖値が高い
□20 LDLコレステロール値が高い
□21 家族に脳卒中や心筋梗塞になった人がいる
□22 長年たばこを吸っている
チェックをつけた項目を、Q1~17は各1点、Q18~22は各2点で計算しましょう

《3点以下の人》
実年齢+5歳以内 血管病の心配はありません 実年齢に近い状態の血管です。
生活習慣病のリスクは、年齢とともに増加するので、
現在の良い生活習慣を続けて、元気な血管を維持できるようにしましょう
《4~7点の人》
実年齢+10歳 現在の生活習慣を見直そう
実年齢よりも血管の老化が進んでいる可能性があります。
食生活などを改善し、老化を食い止めましょう。
血管ケアは早く始めるほど、確実な効果を得やすいですよ
《8~12点の人》
実年齢+15歳 放置するのは危険です!
血管の老化が実年齢よりも進んでいます。血管ケアを開始しましょう。
高血圧、糖尿病、脂質異常症の人は専門医に相談し、治療方針を作ってもらうことをおすすめします
《13~17点の人》
実年齢+20歳 数年後、血管病に襲われる危険あり
動脈硬化が進んでいる可能性があります。
血管病年齢を知るための検査を受け、専門医に相談して生活習慣病の改善など、
必要なケアを早期に始めましょう
《18点以上の人》 実年齢+30歳以上 深刻な状態。
今すぐ治療を開始して 全身の血管で動脈硬化が、かなり進行していると考えられます。
血管病年齢を知るための検査を受け、専門医のアドバイスのもと、今すぐ血管ケアを始めましょう・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

この記事を読み終わった後、
あなたの血管年齢は いくつ・・『血管老化度チェック』に小心者の75歳の私でも、
こっそりと受診してしまった・・。
恥ずかしながら正直に告白すれば、《・・血糖値が高い・・》しか該当しないので、
総計2点となり、判定の結果として、《3点以下の人》のグルーフに属し、微笑んだりした・・。

しかしながら、過ぎし2010年(平成22年)の秋、私は66歳の健康診断の時の結果、
『糖尿病で、内科に受診して下さい』と明記されてしまった。
私は青ざめ、翌日に自宅から徒歩10分ばかりの内科専門病院に行き、検査、そして問診の時、
『国内旅行に何とか70歳ぐらいまで行きたいので・・何なりと御指導をお願い致します』
と私は内科の医師に懇願した。
そして高橋真梨子さんが唄われた『桃色吐息』は妖艶であるが、
体力の衰えた66歳の私は、青色吐息のような表情で、内科の医師のアドバイスを聴いたりした・・。
私は家内との共通趣味は国内旅行であり、糖尿病の場合は、もとより食事制約がある。
このような時、家内と共に旅行の宿泊先で美味しい夕食を頂けそうな時、
私は食べてはいけない料理だったら、余りにも惨(みじ)めである、と思ったりした。
やがて医師から、料理のカロリー試算表を渡された上、 軽い運動を毎日して下さい、と私は言われた・・。
この後、6週間の私は、家内が料理のカロリー試算表を確認しながら野菜を多くした料理を作って貰い、
これ以来、朝夕頂いたりした。
そして私は、ウォーキングをしたり、或いは早足で遊歩道を歩いたりし、
お酒はしばらく・・さよならねぇ、と夕食の時も煎茶を飲んだりしていた。

こうした中、私は最寄の内科に8週間毎に定期検査日、そしてこの間に検査結果日と健診を受けて、
糖尿病の範囲の対象から克服でき、悪玉コレステロールは基準値の90%、
これ以外は、ほぼ優等生となって、改善努力の成果となっている。
そしてこうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、血糖値を下げる薬を頂き、
日々朝食後に飲んでいるが、これ以外は至って健康だ、と思ったりしている。

或いは昨年の1月3日の深夜、救急車で搬送されて、循環器専門の『榊原記念病院』に、
1月4日より8泊9日の入院したりした。
3日の夕食を家内と共に頂いた後、
やがて私は9時過ぎに布団にもぐり、本を読だりしている中、寝付いたりした。
そして10時過ぎ頃、左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
『玉川病院』の医師のアドバイスに基づき『ニトロペン錠』を舌先で舐(な)めたりした。
やがて20分過ぎても鎮静化しなくて、やむなく2錠目の『ニトロペン錠』を舐(な)めたりし、
今回果たして『ニトロペン錠』鎮静化がするのだろうか、と思いながら、
痛みに耐えたりしたが、効果なく3錠目の『ニトロペン錠』を舐(な)めたりした時、
私は家内を起こして、救急車で病院に行く、と決意したのは11時半過ぎであった。
やがて救急車が我が家に到着して、救急スタッフの御方が昨今の私の状況を把握し、
循環器専門の府中市に所在する『榊原記念病院』を進言して下さった。
そして『榊原記念病院』に到着後、10数名の医療スタッフの中で、
私は中央診察台で心電図、造影剤を入れてカテーテル、そしてCTスキャンなどの精密検査、或いはレントゲン終えたのは、
早朝3時半過ぎであった・・。
やがて『胸膜炎』(追記・急性冠症候群)と病状とされ、しばらく経過観察したく・・
と入院が余儀なくされて、結果的に8泊9日の入院となったりした。
こうした中、痛みは当日の4日の夕方には解消したが、
集中治療室の専門部屋より、3名部屋、やがて4名一般部屋に移動したが、
予測した以上に、遥かに快適な部屋であった。
こうした中、私は自身の健康に関して、タバコの喫煙に自身に甘えてきたが、
遅ればせながら禁煙を決意した。
私は大学一年、ワンダーフォーゲル部に所属して、夏の合宿の休息日の時、
先輩が美味しそうにタバコを喫っていたので、まもなく真似事をして以来、
タバコを愛煙してきたので、56年以上となっているが、今回の担当医師よりも禁煙を勧められた。
やはりタバコは心臓にも良くないし、まして身体にも良くないし、
入院前の1月3日の夕食後にタバコを一本喫って、これ以来禁煙しているので、
何日になるのかなあ・・・と指をおりながら微苦笑したりしている。
私は、60歳までの現役サラリーマン時代は、辛口の純米酒が大好きな呑兵衛のひとりであったが、
ここ10年はウィスキーの濃いめの水割りか、ビールを冠婚葬祭、懇親会、旅行以外は、
5日ごとに我が家で呑んでいるのが実態となっている。
そして心臓の悪化で退院後は、タバコにお別れして、禁煙となったりした。
このように何かと拙(つたな)い私でも、齢を重ねるたびに、
何かを断念しないと、人生の晩秋期を迎えられない、と心も身も鍛えられ、微苦笑を重ねたりしている。