私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
ここ数週間、私は左手の親指周辺の痛み、
或いは右脚の膝(ひざ)の痛み、そして椅子などに長く座り続けると腰の重さを感じるようになり、
やむなく最寄り駅の近くにある『整形外科』の病院に週に一度のサイクルで通院している。
そして右脚の膝(ひざ)の痛みに関しては、買物、散策などは数キロぐらいは歩けるが、
ただ階段を下りたり、足を高めに上げたりすると痛みが感じて、
齢を重ねるとこうした老化が始まるのかょ・・戸惑いながら微苦笑をしたりしている。

治療としては、右脚の膝(ひざ)にヒアルロン酸注射を週一度のサイクルで5回、
この間に各種リハビリ機器の腰痛牽引、マイクロ波など療法を受けて、
自宅では湿布の経皮吸収型鎮痛・抗炎症剤の『ロキソプロフェンNaテープ』を貼ることとした。
そして関節において、潤滑の働きをしている関節液や関節軟骨に痛みが発生しているので、
定期的に注射したヒアルロン酸で、痛みの物質を抑えたり、痛みを感じる部分を覆うことで
膝の痛みを改善させる治療方法と学んできた。
そして私は来週の火曜日が第三回目となり、少なくとも5週連続で・・
と医院長と私は言われたりしている。
このような深情を秘めている私は、ときおり愛読している公式サイトの【 AERA dot.】に於いて、
『 ひざ・腰・肩の痛みがとれる! 関トレ ビジュアル版 』、
と題された出版された本の紹介が、2019年11月12日で配信されていた。
そして私は少しでも学ぼうと思い、こっそりと読んでしまい、多々教示され、
ひざ・腰・肩の痛みのある御方と共有致したく、あえて記事を転載させて頂く。
《・・加齢とともに、関節の悩みは増える。
しかし、筋トレを試してみたものの、あまり効果を感じられないという声も多い。
『ひざ・腰・肩の痛みがとれる! 関トレ ビジュアル版』の著者であり、
理学療法士の笹川大瑛(ささかわ・ひろひで)氏によると、関節のトラブルには、筋トレとは違う、
ふだん働かない筋肉=サボリ筋を鍛えることが大切だと指摘する。
サボリ筋とは何か、どんなトレーニングが効果的なのか、同書より一部紹介する。
【サボり筋がわかる3つの歩き方はこちら】
■あなたの「サボリ筋」はここだ!
私がサボリ筋の存在に注目したのは、理学療法士として高齢者のリハビリに携わっていたときです。
80代や90代の人には、サボるどころか
根本的に働いていない筋肉が存在することに気がつきました。
筋肉は、脳からの指令を受けて動くのですが、
あまりに長くサボっていて指令が届かない筋肉があるのです。
その筋肉とは何か、徹底的に調べました。
やり方は、関節に作用している筋肉を一つ一つ動かすことです。
Aという筋肉だけを1週間動かし、効果がなければ次はBという筋肉を1週間動かします。
それを繰り返した結果、トラブルのある関節には、
それぞれ2つのサボリ筋があることがわかったのです。
ひざにも2つ、腰にも2つ、肩甲骨にも2つ・・・。
最終的に、6つの関節に作用する12の筋肉が重要であることがわかりました。
これらは普段の筋トレで積極的に鍛えるような筋肉ではありませんが、関節を守る重要な筋肉です。
■寝たきりのおばあちゃんが翌日からスタスタ
そのサボリ筋だけを集中的にトレーニングしたところ、
股関節が動かせず寝たきりだったおばあちゃんが、翌日にはスタスタ歩き始めました。
衝撃でした。
そして関トレの重要性を確信したのです。
以来2000人を超える人が、関トレで健全な動作を取り戻しています。
「私には、まだ関節の痛みなんてないわ」と思っている人もいるかもしれませんが、
私に言わせれば、多くの人が関節痛予備軍です。
サボリ筋を放置していることが、日常の動作の中に表れているからです。
私たちは無自覚のうちに、使いにくい筋肉を使わないで生活しています。
使いやすい筋肉ばかり使うため、同じ部分が筋肉痛になったり、
かたくなって血行が悪くなったりします。
■まずは体のクセを知ることが大事
それが姿勢や動きのクセになって表れることを、
専門用語で「トリックモーション(代償動作)」と言います。
「トボトボ歩き」、「ガニ股歩き」、「巻き肩歩き」といった3つの歩き方は、
そのわかりやすい例です。
どの筋肉がサボっているかによって、歩き方に違いが出ます。
たとえば内ももの内転筋が弱ると、
外ももの筋肉が過剰に働き、ひざがのびなくなって、トボトボ歩きます。
これだけなら歩き方のクセで、すませられますが、
徐々に「歩くスピードが遅くなる」、「正座ができない」、「階段が下りられなくなる」など
日常生活の動作に制限がかかってきます。
高齢者であれば、ロコモティブシンドローム(運動器障害による要介護リスクが高い状態)の始まりです。
若い人や筋骨隆々な人にも、トリックモーションは起こりますから、
日頃から自分の動きのクセを知っておくことは、とても大切です。・・》