先程、ヤフーが配信されているニュースを見ている中、
シャツの裾は、出すべきか 出さざるべきか・・、と題された見出しを見てしまった。
この記事は、ファッションエディター&ライターの池田保行さんの寄稿文で、
ときおり私は迷ったりしている私は、学びたく記事を読んでしまった。
この記事は、ときおり愛読している【 日刊ゲンダイDIGITAL 】が6月10日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。

《・・現役の頃、スーツを着る時は、ワイシャツの裾は、ズボンに入れるのが正解だったハズ。
だが、リタイアしたシニア世代にとって、シャツの裾をどうすべきかは大問題だ。
なんとなく、いままでのクセで、ズボンにしまってベルトをしているかもしれない。
しかしこれが、やぼったく見えることがある。
ベルトを締め付ける必要がなく楽だからと、裾出しで着る方もいることだろう。
これが単にだらしなく見えてしまうこともあるから、シャツの着方は大変に難しい。
いたずらに悩ませるのは失礼なので、先に正解を言っておくと、
シャツの裾を出すか否かは、スタイルと同時に、シャツの着丈によって変えるべきだ。
どういうことか詳しく説明しよう。
まず手持ちのシャツを、床に広げて並べて欲しい。
裾が丸く弧を描くタイプと、水平にカットされているものがあるだろうか。
アロハシャツのように水平裾のシャツは、
裾を出して着るべきシャツなので、悩む必要はない。
問題は弧を描くタイプだ。
裾が弧を描くシャツは、昔この裾の下にボタンが取り付けられていて、
股下で閉じて着ていた頃の名残といわれる。
裾が長いぶん、背中を丸めて裾が飛び出さないという利点もあり、
ビジネススタイルなど、礼節を求められる着こなしにおいては正解といえる。
しかしカジュアルにシャツを着る際、裾出しで軽く羽織るように着たいこともある。
そんな時、出す、出さない基準はシャツの着丈(=裾丈)で判断する。
■着丈の長いシャツ、大きすぎるシャツを羽織るのはNG
鏡の前でシャツを裾出しで着たら、後ろを見ていただきたい。
この時、お尻が半分ぐらいのぞくシャツは、「裾出しOK」なシャツだ。
お尻がすっぽり覆われる着丈のシャツは、裾出しで着てはいけない。
胴が長く、短足に見えてスタイルが悪い印象に映るからだ。
付け加えると、サイズの大きいシャツを裾出しで羽織るのもNGだ。
「羽織るように着るシャツは大きいサイズがいい。それに大きいほうが楽だ」
と思われるかもしれないが、絶対にやめたほうがいい。
ブカブカでシワだらけのシャツは、かえってみすぼらしく不潔にも見える。・・》
記事を読んだ後、私は微苦笑を重ねてしまった・・。
私は民間会社を2004年の秋に定年退職となり、多々の理由で年金生活を始めたりした・・。
こうした中で、心身とも開放感に満たされて、スポーツシャツの裾も、ズボンの中に入れず、
楽だよなぁ・・独り微笑んだりしてきた・・。
しかしながら冠婚葬祭の黒のダブルの正装の時は、もとよりワイシャツの裾は、
ズボンの中に入れて、颯爽とし、知人、友人に応対したりしてきた。
或いは懇親会などの場合は、長年お世話になった御方がいる場合は、
ブレザーにおしゃれなワイシャツにネクタイを締めて、談笑を重ね、
当然ながらワイシャツの裾は、ズボンの中に入れてきた。
そして仲良しの知人、友人だけの懇親会は、
スポーツシャツの上に、ジャンパー風のフリースとかフィールド・ジャケットを着たりして、
こうした時は、スポーツシャツの裾も、ズボンの中に入れず、歓談を重ねてきた。
こうした中で、平素の買物、散策の時は、何かとスポーツシャツを愛着して、
裾も、ズボンの中に入れず、颯爽と歩き廻ったしている。
或いはスポーツシャツを水平裾に直したりして、ときにはアロハシャツを着て、
楽だよなぁ・・と微笑み時がある。
今回の服装に関して、私はその時に応じて失礼にならない程度にしてきたが、
お逢いした御方に対しての礼節、会話、しぐさが何よりも大切かしら、
と微苦笑したりしている。