私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
私の住む地域は、3月19日に染井吉野(ソメイヨシノ)の桜が咲き始めたと宣言される中、
大島桜(オオシマザクラ)、山桜(ヤマザクラ)など、多彩な桜花に、
少年のように高揚しながら、遊歩道、公園などを歩き廻ったりしてきた・・。
このように多彩な桜花に見惚(みと)れて、過ごしてきた・・。
一昨日の2日は、晴れ間であったが、3月上旬のような気温となり、
花冷えの一日となったりした。
そして昨日の3日は、前日の予測だと、雨は朝方に止み、
この後は曇りの一日となります、と私は視聴したりした。
そして午前中のひととき、家内の要望で、
近くのスーパーで行き、少し多めにまとめ買いをして、配達してもらおう、
と私たち夫婦は思案したりした。
しかしながら現実は、雨が降りつづり、ときおり風が舞う状態となり、
『買い物は・・中止しましょうね・・』、
と家内は私に言ったりして、中止となったりした。
私は家内のボディガード兼お供、そして荷物持ちをすることなく、
雨、風舞う中を散策するのは、後期高齢者の天敵と思い、
やむなく私は、読書の日と変更して、ベットに横たわりながら本を読んだりした。
そして本日の4日、雨降る一日となります、と天気情報は報じられていた。
私は居間のソファに座り、本を読んだりしていたが、
玄関の軒下に降り立ち、雨降る小庭をぼんやりと眺めた・・。
この後、傘を差して、小庭に降り立ち、樹木を眺めていると、
雨・・たんたんと降るよなぁ・・と心の中で呟(つぶや)いたりした・・。
この後、居間から主庭を眺めていると・・雨・・さんさん・・とは、
過ぎし年に、シンガー・ソングライターの小椋 佳さんが作詞・作曲されて、
美空ひばりさんに提供した『愛燦燦(あいさんさん)』の歌だ・・、
と私は気付き、赤面したりした。
Ai Sansan Misora Hibari 愛燦燦 美空 不死鳥 - YouTube
この歌は、1986(昭和61年)の5月に、
作詞・作曲:小椋 佳、編曲:若草 恵、唄:美空ひばり・・発売され、
美空ひばりさんの名曲のひとつである。
この当時の私は、美空ひばりさんが苦手であったが、
定年退職した2004年(平成16年)の秋になり、遅ればせながら、
名曲と気付き、幾たびに聴いている。
何よりも作詞された小椋 佳さんの才能に敬服させられたりした。
♪ 雨 潸潸(さんさん)と この身に落ちて
わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして
人は哀しい 哀しいものですね ...
人生って 不思議なものですね
小椋 佳さんが、この歌を作詞されたのは、30代なかばと思われ、
人生の苦楽を知り尽くした後の、安堵のひとときを的確に表現した、
と私は解釈したので、人生の達人の御方だ、と私は敬意したりしている。
尚、今回の私は《雨・・たんたんと・・》の思いから、『雨・・さんさん・・』の発想に変貌し、
何かと単細胞の私の飛躍した悪い癖だ、と苦笑したりしている。