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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

雨・・たんたんと、77歳の私は、心の中で呟(つぶや)き、やがて微苦笑を重ねて・・。

2022-04-04 13:35:57 | 喜寿の頃からの思い

私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
私の住む地域は、3月19日に染井吉野(ソメイヨシノ)の桜が咲き始めたと宣言される中、
大島桜(オオシマザクラ)、山桜(ヤマザクラ)など、多彩な桜花に、
少年のように高揚しながら、遊歩道、公園などを歩き廻った
りしてきた・・。















このように多彩な桜花に見惚(みと)れて、過ごしてきた・・。

一昨日の2日は、晴れ間であったが、3月上旬のような気温となり、
花冷えの一日となったりした。

そして昨日の3日は、前日の予測だと、雨は朝方に止み、
この後は曇りの一日となります、と私は視聴したりした。

そして午前中のひととき、家内の要望で、
近くのスーパーで行き、少し多めにまとめ買いをして、配達してもらおう、
と私たち夫婦は思案したりした。

しかしながら現実は、雨が降りつづり、ときおり風が舞う状態となり、
『買い物は・・中止しましょうね・・』、
と家内は私に言ったりして、中止となったりした。

私は家内のボディガード兼お供、そして荷物持ちをすることなく、
雨、風舞う中を散策するのは、後期高齢者の天敵と思い、
やむなく私は、読書の日と変更して、ベットに横たわりながら本を読んだりした。



そして本日の4日、雨降る一日となります、と天気情報は報じられていた。

私は居間のソファに座り、本を読んだりしていたが、
玄関の軒下に降り立ち、雨降る小庭をぼんやりと眺めた・・。






この後、傘を差して、小庭に降り立ち、樹木を眺めていると、
雨・・たんたんと降るよなぁ・・と心の中で呟(つぶや)いたりした・・。

この後、居間から主庭を眺めていると・・雨・・さんさん・・とは、
過ぎし年に、シンガー・ソングライターの小椋 佳さんが作詞・作曲されて、
美空ひばりさんに提供した『愛燦燦(あいさんさん)』の歌だ・・、
と私は気付き、赤面したりした。

Ai Sansan Misora Hibari 愛燦燦 美空 不死鳥 - YouTube

 


この歌は、1986(昭和61年)の5月に、
作詞・作曲:小椋 佳、編曲:若草 恵、唄:美空ひばり・・発売され、
美空ひばりさんの名曲のひとつである。

この当時の私は、美空ひばりさんが苦手であったが、
定年退職した2004年(平成16年)の秋になり、遅ればせながら、
名曲と気付き、幾たびに聴いている。

何よりも作詞された小椋 佳さんの才能に敬服させられたりした。

 雨 潸潸(さんさん)と この身に落ちて
 わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして
 人は哀しい 哀しいものですね ...

 それでも過去達は 優しく睫毛(まつげ)に憩(いこ)う
 人生って 不思議なものですね



小椋 佳さんが、この歌を作詞されたのは、30代なかばと思われ、
人生の苦楽を知り尽くした後の、安堵のひとときを的確に表現した、
と私は解釈したので、人生の達人の御方だ、と私は敬意したりしている。

尚、今回の私は《雨・・たんたんと・・》の思いから、『雨・・さんさん・・』の発想に変貌し、
何かと単細胞の私の飛躍した悪い癖だ、と苦笑したりしている。

コメント
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