『 和田秀樹・連載『70代、80代を楽しむためにこれだけは知っておこう!』
アメリカ人と日本人の「健康の常識」は違う・・・
医師・和田秀樹が「コレステロール値を気にするな」と訴える理由・・ 』、
と題された記事を読んだりした・・。
そして後半に於いては、脳に関しての活性化、老化も防止に関して記載されているので、
私は精読して、多々教示されながら、やがて微笑んでしまった・・。
私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活を19年近く過ごしてきた。

そして好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。
このような深情を深めている私は、
今回の《・・脳に関しての活性化、老化も防止・・》、改めて学びたく、記事を読んでしまった。

《・・
☆40歳から始まる「前頭葉の老化」
脳というのは、刺激を与えることで活性化し、老化も防げます。
頭を使うほど脳は、活性化し、認知機能の向上にもつながるのです。
前頭葉は、40歳ぐらいから衰えていくと言われています。
前頭葉は、記憶を司る部分でもあり、ここを鍛えることで物忘れも防止できます。
毎日が平凡だと思い込んで過ごすと、日常生活で決まったことしかやらなくなります。
そうなってしまうと、前頭葉の老化は止まりません。
☆ギャンブルは高度な知的作業
では、脳を最も効率的に鍛えるには、どうすればいいのでしょうか?
それは「文章を書くこと」です。
前頭葉を効率的に鍛えるには、「アウトプット」が大切なのです。
ちなみに読書などは、その逆のインプットの行為にあたります。
前頭葉は、記憶を引き出す力を司る場所であり、記憶を蓄積しても、鍛えることはできません。
そのアウトプットに特に有効なのが、「日記を書くこと」です。
日記を書くことは、その日の出来事を思い出す行為です。
「今日は誰と会って、どんなことを話したか」、
「お昼に何を食べて、どう感じたか」、
「家のなかでどんなことがあったか」などを思い出し、
考えながら文章を書き起こすことは、前頭葉にとって非常に効果的なトレーニングなのです。
先行きが不安定なとき、想定外な状況に置かれたときに、前頭葉はフル回転します。
ギャンブルは、のめり込むと危険ですが、
競馬は、新聞の情報やパドックの様子、オッズなどから総合的に考えて馬券を購入するので、
意外に高度な知的作業であり、前頭葉を鍛えます。
大ヒットしている新作映画を見に行く、ということも脳の活性化につながります。
☆いわゆる「脳トレ」に効果はない
逆に脳のトレーニングになりそうな計算やパズルといった、
いわゆる「脳トレ」などは、実はあまり前頭葉を鍛える効果がありません。
認知症を発症した人に、計算問題を数多くしてもらうと、
確かに計算能力は向上しますが、ほかの能力が上がるわけではないのです。
これはパズルなども同様で、ある程度の脳のトレーニング効果はあっても、
脳全体に効果的というわけではなく、一部の機能が鍛えられるだけなのです。
文章を書いて、前頭葉を鍛えることは、認知機能も向上させます。
そして認知症の発症を遅らせ、車の運転に必要な注意力や判断力も養うことができます。
脳を鍛え始める年齢に早いも遅いもありません。
是非とも前頭葉を鍛えるために行動しましょう。

☆異性に興味を持ったり、性欲を刺激することも重要
また、恋をしたり異性に興味を持ったり、性欲を刺激することも重要です。
いくつになっても、恋や性欲は大切です。
高齢の男性が、アダルトビデオを見ることを否定する人もいますが、それは大きな間違いです。
男性ホルモンが増えることは、健康な身体を保つことにつながります。
また、「夜のお店」と言われるキャバクラやスナック、パブやバーなど
女性が相手をしてくれるお店に行くのも良いことです。
ギャンブルと同様に、ハマり過ぎには注意が必要ですが・・・。
女性の場合も、アイドルや俳優のファンになって追っかけをしたり、
例えば近所のスポーツインストラクターなどにときめいたりする恋衝動は、
女性ホルモンが増えて肌つやがよくなり、
骨粗しょう症などの加齢による病気予防や改善にもつながります。
この「ときめく」という心の動きがとても重要で、
これは異性に対して限ったことではありません。
おいしいものを食べたとき、太陽の光が気持ち良かったとき、
家族や友人、仕事仲間と語り合って談笑したり・・・。
日常生活のなかに小さな幸せを感じて「ときめく」ことも、
70代~80代を楽しく生きるためには必要なことなのです。・・》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
脳は刺激を与えることで活性化し、老化も防げることには、
《・・「文章を書くこと」・・「日記を書くこと」・・
日記を書くことは、その日の出来事を思い出す行為です・・》、
このようなことはブログを書くことと同じだよなぁ・・と微笑んだりしている。