3日毎に我が家の平素の買い物をしている。
やがて午後より、寝付くまでの大半は、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴いたりしている。
この間、私はブログの投稿文を綴ったりした後、
特に数多くの50代以上の皆様の投稿文を読ませて頂ただいている。
いつも感じられることは、日記として綴られている場合は、
その人なりの思いをその御方ご自身の言葉で、淡々と綴られているのに、
圧倒的に感動を覚(おぼ)えたりしてきた。
そして日々の日常生活の過ごした方、或いは人生の思いを学び、
こうしたお考えで、この人生を過ごされているのか、と教示されることが多く、
お住まいの地域、これまで綴られた人生航路の軌跡に思い馳せながら、
何よりも生きた人生の教科書、と確信を深めたりしている。
こうして読ませて頂きながら、つたない私は秘かに励ましを感じたり、微笑んだりして、
確かな人生の底知れぬ哀歓を学びながら、年金生活を過ごしたりしている。
何よりもこの広い空の下で、お逢いしたこともない御方に投稿文の上で、
めぐり逢えたことに秘かに感謝を深めたりしている。
このような好きなことを年金生活の中で過ごしているので、
もとより心身とも満喫しているので、生きている原動力となっている。
たまたま今回、《・・高齢者にとっての「生きがい」とは何か?・・》、
高齢者は、百人百色のように
しかしながら
改めて学びたく、こっそりと記事を読んでしまった。
多々教示されたりした・・。
そして
《・・高齢者にとって「生きがい」とは、いったい何でしょうか。
一般に「生きがい」とは、「生きることの喜び・張り合い」、「生きる価値」のことを指し、
「生きがい」を持つことで、「生活の質(QOL)」が向上し、
認知機能や健康状態が改善するとも言われています。
若い頃であれば、仕事や趣味など、さまざまな事象に対して好奇心が生じ、
積極的に「生きがい」を見出せる機会も生まれてくるでしょう。
一方で仕事をリタイアし、社会的繋がりを次第に失っていく高齢者は、
どのような時に「生きがい」を感じているのでしょうか?
そこで、「今、あなたの「生きがい」は何ですか?
何をしている時、誰と会っている時、どのような時にあなたは、
「生きがい」を感じているでしょうか?」という設問を投げかけてみたところ、
290人の60歳以上の方々から回答をいただきました。
以下、回答をランキング形式で順番に説明していきたいと思います。
☆第10位●食事のとき
美味しいものを家族や孫と一緒にするときに、
生きているという実感やありがたさを感じることはあるでしょう。
こうした際の食事は、単なる食ではなく、
生きるための恵みを、ともに分かち合うという気持ちなのではないでしょうか。
☆第9位●日々、穏やかな生活をおくること
何か特別な生きがいを特に求めるのではなく、
日々穏やかな生活が送れれば、それで良い、という意見も一定数ありました。
☆第8位●旅行
シニアにとって旅行の存在は、日々の生活に彩りを与えてくれるもの。
それだけに、年に数回の旅行を楽しみにしている人も多いでしょう。
コロナが治まりつつ現在、旅行にいけることを楽しみにしているシニアも多いことでしょう。
☆第7位●スポーツをしている時
近年、フットネスクラブなどへの高齢者の参加率は、高まる傾向にありますが、
運動習慣を持つことは健康にも良いですし、仲間とのコミュニケーションも高まり、
「生きがい」を感じる人も多いでしょう。
☆第6位●健康であること
「生きがい」を「健康であること」とお答えいただいた方もいらっしゃいました。
「日々健康であり続けることこそが、何かを行うことの起点になる」
と考えている方も多いのではないでしょうか。
☆第5位●孫との時間
やはり、というか、当然のことというか、「孫」はシニアにとって、
強力な「生きがい」のひとつです。
第4位●仕事をしている時
高齢期になって、仕事をリタイアせざるを得ない人も多いですが、
自分で選んだ仕事を続けられていらっしゃる方もいます。
仕事が生きがい、天職だと答えられる方はある意味で幸せな方と言えるでしょう。
☆第3位●とくになし
すべてのシニアの人たちが、「生きがい」を感じて生活しているわけではありませんし、
また「生きがい」を求めているわけでもありません。
そもそも「生きがい」という言葉自体も、極めて抽象的でもあるので、
答えづらく感じた方もいらっしゃった方もあるかもしれません。
☆第2位●夫婦や子供、家族との時間
第5位の「孫との時間」同様に、
夫婦や子供との時間を大切に感じている方も非常に多かったです。
☆第1位●趣味の時間
「生きがい」を感じる時の第1位は、「趣味の時間」でした。
一口に趣味と言っても、その内容は幅広く、
中には「査読をしているとき」と答えられた方もおり、
こうなると、何が趣味の範疇に入るのかということもありますが、
ずっと続けられる、楽しく夢中になれるものがあることが、
高齢期の「生きがい」と密接につながっていることがわかります。
・「レコードやCDを聴く。本を読む。
文化遺産や自然景観を堪能する。数学や物理を勉強する」(65歳・男性・愛知県)
・「趣味の絵を描いている時。
没頭できるので、若い頃からの生きがいだと思います」(75歳・女性・大阪府)
・「親しい近場の仲間とサークル活動を通して、楽しく生活すること、
退職した会社の現役社員やOBとたまに飲み会を開くこと、
同じく学生時代の友人と定期的に合った食事をすること、
そして時にはおいしい料理に舌鼓を打つこと等、
楽しく、生きがいを持って日々生活していくこと」(72歳・男性・千葉県)
・「陶芸の同好会を主催しており、会の仲間と作陶したり
会食したりするのが生きがいの一つになっている」(77歳・男性・東京都)
☆生きがいの3つのタイプ
このようにランキングを見てくると、
「生きがい」には、大きく3つのタイプがあることがわかります。
ひとつは、積極的に何かしら求めるのではなく、
「日常の一日一日を穏やかに過ごせる事こそが生きがいだ」というもので、
第10位:美味しい食事、第9位:日々、穏やかな生活をおくること、第6位:健康であることなどが、
それにあたるでしょう。
そして2番目は、「家族とのやりとりや交流が生きがい」というもので、
第5位:孫との時間、第2位:妻や子供、家族との時間、などがそれに該当します。
3番目は、「積極的に何かを行うことが生きがいにつながる」というもので、
第8位:旅行、第7位:スポーツをしている時、第4位:仕事をしている時、
第1位:趣味の時間などがそれにあたるでしょう。
こうした「生きがい」のタイプのどれが良い、悪いということは一概には言えませんが、
回答いただいた文面から感じたのは、
趣味やスポーツ、仕事など、積極的に何かに取り組んでいる人の方が、
「生きがい」の感じ方、熱量が総じて高いということでした。
将来、高齢期を迎える人にとって、
いつまでも続けられる趣味やスポーツを持つことの大切さを
感じさせてくれる結果となりました。・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。