先程、愛読している【日刊ゲンダイDIGITAL 】を見ていたら、
『 下流老人の分かれ目はどこ? 平均所得に貯蓄額・・
『 下流老人の分かれ目はどこ? 平均所得に貯蓄額・・
「高齢社会白書」に見るお年寄りのリアル 』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の78歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、家内とたった2人だけの家庭である。
そして 雑木の多い小庭の中で、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
私は民間会社のある会社に35年近く勤めて、2004年(平成16年)の秋に定年退職し、
この間、幾たびのリストラの中、何とか障害レースを乗り越えたりしたが、
最後の5年半はリストラ烈風が加速され、あえなく出向となり、
出向先で定年退職時を迎えた。
この当時は大企業も盛んにリストラが実施されている中、
たとえ私が定年後に新たな職場を探しても、これといった突出した技術もない私は、
何よりも遠い勤務先の出向先で、私なりに奮闘して体力も気力も使い果たしてしまった。
このように働くことを断念して、年金生活を始めた・・。
このように敗残者のようなサラーリマン航路であったが、
何かと無知な私は、今回の《・・「高齢社会白書」に見るお年寄りの実態・・》、
真摯に学びたく、記事を読んでしまった。
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、家内とたった2人だけの家庭である。
そして 雑木の多い小庭の中で、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
私は民間会社のある会社に35年近く勤めて、2004年(平成16年)の秋に定年退職し、
この間、幾たびのリストラの中、何とか障害レースを乗り越えたりしたが、
最後の5年半はリストラ烈風が加速され、あえなく出向となり、
出向先で定年退職時を迎えた。
この当時は大企業も盛んにリストラが実施されている中、
たとえ私が定年後に新たな職場を探しても、これといった突出した技術もない私は、
何よりも遠い勤務先の出向先で、私なりに奮闘して体力も気力も使い果たしてしまった。
このように働くことを断念して、年金生活を始めた・・。
このように敗残者のようなサラーリマン航路であったが、
何かと無知な私は、今回の《・・「高齢社会白書」に見るお年寄りの実態・・》、
真摯に学びたく、記事を読んでしまった。
この記事は、【日刊ゲンダイDIGITAL 】に於いて、
10月1日に配信され、無断であるが転載させて頂く。
《・・「令和4年版高齢社会白書」を読むと、わが国の65歳以上人口は、
1950年に416万人で総人口の5%にも満たなかったものが、
現在では3621万人で28・9%に達している。
これが団塊の世代が、すべて75歳以上になる3677万人、
30.0%へ上昇。
団塊ジュニアが、高齢者の仲間入りをする3920万人、
35・3%にまで拡大する。
現在も「石を投げれば、老人にあたる」
と言われるほど街に高齢者があふれているが、
実は今の20代の若者が、高齢者になる2060年の方がよほど深刻。
人口の約4割までを老人が占め、
その時代の若者たちに、生活面で「自助」を押し付けられ、
社会的には疎まれながら、生きることになるかもしれない。
世界総人口が101億人に達する2060年には、
開発途上地域にも高齢化の波が押し寄せ、
14・5億人が65歳以上となる(先進地域は3・66億人)。
中国の高齢化率は3割近く、インドは15~20%の間と予想されている。
その意味でも、年齢に関係なく「高齢社会白書」を精読しておいて損はない。
データからは、どんなことが分かってくるのか。
高齢者の平均像とは、どんなものか?
【平均所得額】312・6万円
高齢者世帯の平均所得金額は312・6万円。
母子世帯を除いた現役世帯の平均664・5万円の5割未満しかない。
ただし、所得300万円がある世帯は恵まれている方で、
全体の6割が300万円未満。
より実態に近い中央値は255万円となっており、
これを下回るかどうかが「下流老人」の分かれ目と言えそうだ。
また、80代女性の約3割、男性の2割が、
年収127万円の「相対的貧困線」を下回っている。
一方、所得1000万円以上の高齢世帯は、50世帯に1世帯で、
高齢者の間にも格差が広がっていることが分かる。
1950年に416万人で総人口の5%にも満たなかったものが、
現在では3621万人で28・9%に達している。
これが団塊の世代が、すべて75歳以上になる3677万人、
30.0%へ上昇。
団塊ジュニアが、高齢者の仲間入りをする3920万人、
35・3%にまで拡大する。
現在も「石を投げれば、老人にあたる」
と言われるほど街に高齢者があふれているが、
実は今の20代の若者が、高齢者になる2060年の方がよほど深刻。
人口の約4割までを老人が占め、
その時代の若者たちに、生活面で「自助」を押し付けられ、
社会的には疎まれながら、生きることになるかもしれない。
世界総人口が101億人に達する2060年には、
開発途上地域にも高齢化の波が押し寄せ、
14・5億人が65歳以上となる(先進地域は3・66億人)。
中国の高齢化率は3割近く、インドは15~20%の間と予想されている。
その意味でも、年齢に関係なく「高齢社会白書」を精読しておいて損はない。
データからは、どんなことが分かってくるのか。
高齢者の平均像とは、どんなものか?
【平均所得額】312・6万円
高齢者世帯の平均所得金額は312・6万円。
母子世帯を除いた現役世帯の平均664・5万円の5割未満しかない。
ただし、所得300万円がある世帯は恵まれている方で、
全体の6割が300万円未満。
より実態に近い中央値は255万円となっており、
これを下回るかどうかが「下流老人」の分かれ目と言えそうだ。
また、80代女性の約3割、男性の2割が、
年収127万円の「相対的貧困線」を下回っている。
一方、所得1000万円以上の高齢世帯は、50世帯に1世帯で、
高齢者の間にも格差が広がっていることが分かる。
☆高齢者の3分の1が家計のやりくりに苦労
【暮らし向き】心配ない68・5%
65歳以上の経済的な暮らし向きについて、
「まったく心配ない」、「それほど心配ない」と答えた割合は68・5%。
10年前の同白書の71%から少し数字を落とした。
反対に「多少心配」、「非常に心配」は31.2%で、
高齢者の3分の1が家計のやりくりに苦労しているのが分かる。
【平均貯蓄額】2324万円
世帯主が65歳以上の世帯(単身世帯は除外)の平均貯蓄額はどうか。
平均は2324万円で、全世帯平均の1791万円の1・3倍となっている。
65歳以上の経済的な暮らし向きについて、
「まったく心配ない」、「それほど心配ない」と答えた割合は68・5%。
10年前の同白書の71%から少し数字を落とした。
反対に「多少心配」、「非常に心配」は31.2%で、
高齢者の3分の1が家計のやりくりに苦労しているのが分かる。
【平均貯蓄額】2324万円
世帯主が65歳以上の世帯(単身世帯は除外)の平均貯蓄額はどうか。
平均は2324万円で、全世帯平均の1791万円の1・3倍となっている。
ただし、4000万円以上の高齢世帯が約6世帯に1世帯(17・3%)あり、
これが全体の数字を押し上げている格好。
中央値は1555万円で、貯蓄額が500万円未満という高齢世帯も22・4%となっている。
【生活保護受給者】105万人
65歳以上の生活保護受給者は105万人。
65歳以上人口に占める割合は2・93%で、年々増加している。
【労働力人口】926万人
労働力人口比率は、65~69歳で51・7%、70歳~74歳で33・2%、
75歳以上で10・6%。
65歳以上の高齢者全体で約4人に1人(25・6%)にあたる926万人が、
今なお働き続けている。
また、現在収入のある仕事をしている60歳以上の約4割が、
「働けるうちはいつまでも」と回答している。
【持ち家率】82・1%
65歳以上の者のいる主世帯の持ち家率は82・1%で、
全体平均の61・2%よりかなり高い。
民営借家は11・1%、公営・都市再生機構(UR)が6・5%。
ただし、65歳以上の単身主世帯の持ち家率は66・2%と低く、
毎月の家賃が家計を圧迫している。
☆社会活動や近所付き合いで精神的な豊かさ
【75歳以上運転者の死亡事故】346件
75歳以上の運転免許保有者10万人当たりの死亡事故件数は減少傾向にあり、
実数で昨年は75~79歳の運転者による死亡事故が132件、
80歳以上は214件だった。
【刑法犯検挙人員】4万1696人
65歳以上の刑法犯の検挙人員は4万1696人(2020年)で、
前年に続き減少した。
人口10万人当たりの犯罪者率(118人)は、
2007年以降は低下傾向にあり、1000人に1人程度。
また刑法犯検挙人員の約7割が窃盗犯となっている。
【孤立死を身近と感じる割合】一人暮らしは50・7%
60歳以上で孤立死を身近な問題と感じる割合は、全体平均で34%。
ところが一人暮らしだと50・7%に跳ね上がる。
誰にも看取られることなく、亡くなった後に発見された数は
東京23区だけでも4238人(2020年)。
毎年のように増え続けている。
もっとも、高齢社会白書で紹介される相対的な数値だけで、
下流老人は定義できない。
人の幸福や不幸の感じ方は、物質以外のところにある。
「高齢者の〈生きがい〉を感じる程度について、
収入の伴う仕事をしている人は、伴わない人に比べて多く、
8割超が〈感じている〉と答えています。
社会の一員としてのやりがいを、感じているのかもしれません。
また、過去1年間に趣味や地域の祭りなど〈社会活動〉に参加した人は、
84・7%もの圧倒的多数が、〈生きがい〉を感じていると答えています。
白書では75歳以上男性の3・2%が、
会社役員(自営除く)を務めていると報告されていますが、
これだけで上流老人かどうかは計れません」(ジャーナリスト・中森勇人氏)
近所の人との付き合い方だけでも、生きがいの感じ方は違ってくる。
「8割は挨拶する程度の付き合いですが、
〈外でちょっと立ち話をする〉、
〈お茶や食事を一緒にする〉、
〈趣味をともにする〉という人は、しない人より
生きがいを感じるという率が高くなります」(前出の中森氏)
生きがいや幸福というものに、所得や貯蓄額の多少は、
あまり関係ないということか。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
今回、「高齢社会白書」に見るお年寄りの実態、
何かと無知な私は、多々教示された。
私たち夫婦は、私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、
そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。
こうした中、私たち夫婦は経済的に贅沢な生活は出来ないが、
『働らなくても、何とか生活ができるので助かるわ・・』、
と家内がときおり、 呟(つぶや)くように私に言ったりする。
『そうだょねぇ・・』
私は苦笑しながら応じたりしている。
こうした中、私は、亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、
恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。
そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、
ときおり見知らぬ男性、 女性グループの御方たちと、話しかけられたり、
或いは話しかけたりして、談笑したりしている、
こうした中、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。
今回、「高齢社会白書」に見るお年寄りの実態を学び、
我が家としては、通信簿5段階として、普通の『3』かしら、
と微苦笑している。
何かと無知な私は、多々教示された。
私たち夫婦は、私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、
そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。
こうした中、私たち夫婦は経済的に贅沢な生活は出来ないが、
『働らなくても、何とか生活ができるので助かるわ・・』、
と家内がときおり、 呟(つぶや)くように私に言ったりする。
『そうだょねぇ・・』
私は苦笑しながら応じたりしている。
こうした中、私は、亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、
恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。
そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、
ときおり見知らぬ男性、 女性グループの御方たちと、話しかけられたり、
或いは話しかけたりして、談笑したりしている、
こうした中、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。
今回、「高齢社会白書」に見るお年寄りの実態を学び、
我が家としては、通信簿5段階として、普通の『3』かしら、
と微苦笑している。
今日も大変お疲れ様でした、ら
いつも温かいリアクション
ありがとうございます。
神無月が明けました。
季節の変わり目です。
くれぐれもご自愛下さい。
今月もどうぞ宜しくお願い致します。
>神無月が明けました。
>季節の変わり目です。
>くれぐれもご自愛下さい。
秋空高くまことに爽やかな季節を迎え、
過ごしやすい時節となりました。
しかしながら、本日の夕方のニュースを視聴していたら、
北海道の各地で、30度を超える真夏日・・
10月としては観測史上初めて・・と報じられていましたので、
驚いたりした次第です。
もとより天候不順は、お住いの御方は戸惑いますので、
天上の気候の神々の采配に、道内に知人が多い私としては、
どうか平年並みに・・と祈願したりしました。
>今月もどうぞ宜しくお願い致します。
こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します。