夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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「脳」を健康に保つための7つの習慣〜行動編〜、私は学び、やがて何よりの朗報だと微笑み・・。

2016-09-02 12:58:12 | ささやかな古稀からの思い
前回の7つの習慣に於いて、食事編で3つ提示されてきたが、
今回は行動編として、残り4つの習慣が明記されている。

題して、【「脳」を健康に保つための7つの習慣〜行動編〜】となっている。

この記事は、Alice G. Waltonさんが寄稿された文で、
日本文に編集されたのは木内涼子さんであり、
『ForbesJAPAN』に2016年5月8日に配信され、無断ながら転載させて頂く。


《・・私たちの体の中にある臓器の中で、圧倒的な重要性を持つ「脳」。
その脳をいかに健康に保つかについて、私たちの間にはいくらかの誤解があるようだ。

では、私たちの脳を助ける科学的証拠が示されているものとは何だろうか? 
すでに明らかになっている7つの習慣のうち、行動にまつわる4つを紹介する。・・》
            

1. 運動をする

身体活動は明らかに、脳の健康や認知機能と関連している。
運動をする人は、脳容積が大きい。
思考能力も記憶能力も高く、認知症を発症する危険性も低くなるとみられている。

米神経科学雑誌「Neurology(ニューロロジ-)」に発表された研究結果によると、
積極的に運動をしている高齢者は、認知力テストの成績が良く、
脳年齢は実年齢よりおよそ10歳若いことが分かった。

この理由は完全には解明されていないが、運動によって血行が促進されることに関連しているとみられる。

このほか運動は、記憶や学習機能に関わる脳の器官、
海馬における神経細胞の新生を助けているとも考えられている。

海馬は加齢と共に萎縮し、それがうつやアルツハイマー病の発症ともかかわっていることが確認されている。


しかし、脳に悪影響を及ぼす運動もある。
アメリカンフットボールなどのように、衝撃を受けるスポーツは、脳損傷や認知症の原因となる。
たとえ小さな衝撃でも、繰り返し受ければ、脳へのダメージが蓄積される。
サッカーのヘディングも同じだ。

また、脳の健康のためには、若いうちに運動を習慣化することが良いとされており、
始める年齢が若ければ若いほど、効果が高いことも分かっている・・》
            

私は中小業の民間会社に35年近く勤め、2004年(平成16年)の秋に定年退職となり、
その後は多々の理由で年金生活を始めた身である。

そして定年後から自主的に平素の買物担当となった私は、
家内から依頼された品を求めて、自動車も所有できない我が家は、
私は独りで歩いて7分前後にある最寄のスーパー2店か、
或いは最寄駅まで15分前後歩いて、数多くスーパー、専門店で買い求めたりしている。

最寄駅までは、利便性ある路線バスは頻繁に走行しているが、季節のうつろう情景を眺めたり、
歩くことは健康の源(みなもと)と信愛している私は、原則として路線バスに頼らず、
ひたすら歩いて往還している買物メール老ボーイとなっている。

こうした後、独りで我が家から歩いて3キロ範囲にある遊歩道、小公園をひたすら歩いたりし、
私の容姿は、この晩夏の時節は、夏帽子を被り、半袖のスポーツシャツが多く、下半身はアウトドアの丈夫な長ズボン、
ウオーキング・シューズとなっている。

そして紳士バックを園児に真似て、斜め掛けして、颯爽と歩いたりしていることが多いが、
大半はデジカメをネクタイのように首から掛けて、歩いている中で瞬時に魅了された状景を、
一期一会ねぇ、と思いながら撮ったりしている。

私は特にスポーツはしていないが、このように私は歩いたりしている程度であり、
体力の衰えを実感している私は、この程度で充分と微笑んだりしている。
            
         
《・・
2. 瞑想をする

瞑想と脳の関連性は、非常に興味深い。
数千年前から、心理学にみて効果があり、そして恐らく神経学的な観点からも、
有効だというということを示す事例的証拠が、数多く示されてきた。

しかし、科学的な証拠が得られるようになったのは、わずか5~10年前からのことだ。

大脳皮質の一部は、瞑想によって容積が増すことが分かっている。

一方、恐怖心や不安感に関わる偏桃体の機能が抑制される。

また、私たちが何となくさまざまなことに思いを巡らせているとき
(主に否定的なことを考えたり、悩んだりしているとき)に
活発に機能しているデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)の活動も抑えるという。

瞑想はまた、脳の異なる部分同士をつなぐ白質路に変化をもたらし、注意力と集中力を高めてくれるようだ。


3. 学習・精神活動を維持する

年齢を重ねても精神的に活発であるためには、学習が必要だ。
これは、健全な認知機能と関連している。

クロスワードや数独が、認知機能の維持に有効だと考えられているのは、このためだ。

脳の病気の発症と精神的な活発さとの明確な関連性は、まだ確認されていない。
だが、知的経験の蓄積を通じて私たち守り、発現する症状の数を減少させているとみられる。

アルツハイマー病を専門とする米メイヨー・クリニックの神経科医、デイビッド・ノップマンは、
「認知活動がアミロイドベータの生成を抑えたり、神経原線維濃縮体の形成や進行を抑えたりする訳ではない」
「だが、高い認知活動は脳に対し、脳の病気の影響に対するより高い抵抗力を与えてくれる」と話している。・・》
            

私は、恥ずかしながら血液型はB型の為か、何かと単細胞で、熱中すれば周囲が見えなくなるタイプである。
年金生活の今、ときおり過ぎし日々のことに愛惜し、思い馳せたりすることもあり、
これまで歩んできた人生の中で、ときには熱病のように無我夢中となったりする時があった。
              
大半は一時的な3ケ月前後で終わることが圧倒的に多いが、
少なくとも1年以上続き、やがて平熱になった時に振り返った時になど、
我ながら、そんな時代もあったねぇ、と微苦笑したりしてきた。
                              
     
たとえば音楽の場合は、1971年(昭和46年)に偶然にシャンソンの作詞、作曲もされるバルバラの歌を聴き、
瞬時に魅了され、これをきっかけにシャンソンの世界に熱中した・・。

そして銀座の片隅にあるシャンソン喫茶の『銀巴里』に、少なくとも週2回ぐらい通いだして、
出演された多くのシャンソン歌手の唄声に心酔した。

こうした中で、金子由香里さんなどに夢中となったり、この当時は、もとよりレコードが主流であったので、
往還時に『ヤマハ銀座店』に立ち寄ったりしてアルバムを買い求めて、2年たらずで100枚を超えて、
本場のフランス、そして日本の歌手を居間で、レコードが擦り切れる程度に聴き惚れていた・・。
            

やがて1989年〈昭和64年〉に、遅ればせながらシンガー・ソング・ライターの中島みゆきさんを偶然に聴いた。
『エレーン』の歌であり、この当時の私は音楽業界のあるレコード会社の情報畑で奮闘していた時代であった。

この当時、消費税実施が4月から初めて実施されるのでシステム改定、
そして昭和天皇がご逝去となり、『昭和』から『平成』の年号改定に苦闘していた時で、
心身ボロボロのような時に聴いたのである。

その後、私は40代の半(なか)ばに、ギックリ腰が悪化して、
28日ばかり入院して、もとより業務から離脱し、社会から取り残されたように心情の時、
『永久欠番』で救われたり、
齢を重ねた今は、『ヘッドライト・テールライト』が支えとなっている。

この間、カセット、CDはもとより、随筆、そして評論集まで購読し、
私の人生の幾たびの苦境の時に、特にこの3曲から救われ、今でも私の秘かな女神となっている。


そして1997年(平成9年)の頃に、ハードロック・グループの『X JAPAN』をテレビで観て、
この当時52歳の私でも瞬時に魅了され、
帰宅するたびに殆ど毎晩、2時間ぐらい聴きこんだりしていた。

年金生活を丸12年を過ごしてきた中では、明治時代から近現代史を通して、社会状況の変貌に興味を深めている。
こうした中で、昨今の社会動向に思い重ねたりして思案し、ときには妄想したりしている。

これくらいしか、頭の体操をしていなく、苦笑することが多くなっている。
            

《・・
4. 睡眠を取る

あなたが眠っている間に、脳は実に多くの働きをしている。
脳が眠ることはないのだ。
常に記憶を整理し、不要なものを削除する。

短期間でも睡眠が取れない状況が続けば、認知機能には大きな問題が生じる。

認知機能が低下すれば、注意力、学習能力、創造的思考が失われる。

睡眠不足が続き、それが長期化すればするほど、影響が解消されるまでにかかる期間も長くなる。
私たちが脳の健康を維持するためには、1日当たり7時間の睡眠を目指すと良いとされている。・・》
            

ここ半年は布団にもぐるのは、真夜中の12時前後であり、
目覚めるのは朝の7時頃が多くなっている。

こうした中で、現役サラリーマン時代だった時と違い、悩みは激少している為か、
たとえ震度3ぐらいの地震でも、 目覚めることなく熟睡していて、
やがて朝食の時に家内から教えられ、微苦笑することが多くなっている。
            

《・・
ここに紹介した行動のうち、できる限り多くを実行することが、
あなたの脳の健康を増進させてくれるだろう。

すべてを毎日行うことできなくても、できるときにできることをすれば、それだけでも効果はあるはずだ。・・》
            

私は【「脳」を健康に保つための7つの習慣】として、前回は『食事編』で三つの習慣、
そして今回は『行動編』で四つの習慣を学び、多々教示された。

私は年男のまもなく満72歳の身であるが、自助努力も肝要であるが、
もとより人それぞれ比較懸案ができないセカンドライフだよねぇ、と微苦笑を重ねたりしている。

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2 コメント

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Unknown (私の生き方)
2016-09-02 15:41:55
3.「瞑想」・・・これは苦手ですね~~

吸う息、吐く息に精神を集中して瞑目する、というのがまあ、何とか「瞑想」に近いのかと思い、一日1分その時間をとってます。それ以上はムリ(苦笑)
返信する
一日1分でも、貴重です。 (夢逢人)
2016-09-02 18:20:22
私の生き方さま。

>吸う息、吐く息に精神を集中して瞑目する、というのがまあ、何とか「瞑想」に近いのかと思い、
>一日1分その時間をとってます。それ以上はムリ(苦笑)

『瞑想』は心を静めて何かに心を集中させ、無心になること、
或いは目を閉じて深く静かに思いをめぐらすこと・・と称されています。

貴兄の《・・吸う息、吐く息に精神を集中して瞑目する・・》、
私は何か書物で、心はもとより、身体にも良い、と読んだ記憶があります。

《・・一日1分その時間をとってます・・》貴重なことと思っている次第です。

恥ずかしながら私は、何かとせっかちな性格の為か、『瞑想』は苦手で、
ときおり過ぎさった日々に思い馳せたりしたり、
これから到来する日々に、希望を託して独り微笑んだり、或いは家内と談笑したりし、
まとまりのない私は、我ながら苦笑したりしています(笑)
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