夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

疲れたときに食べてはいけない食べ物、初めて私は多々学び、やがて微苦笑して・・。

2018-11-03 14:46:20 | ささやかな古稀からの思い

先程ときおり愛読している生活総合情報サイト【All About(オールアバウト)】に於いて、
『 疲れたときに食べてはいけない食べ物 』と題された見出しを見た。

私は東京の調布市の片隅に住む年金生活の74歳の身であるが、
恥ずかしながら齢ばかり重ね、何かと無知なことが多く、
今回の《・・疲れたときに食べてはいけない食べ物・・》も知らず、
遅ればせながら学ぼう、こっそりと記事を精読してしまった・・。

この記事は、管理栄養士 / 実践栄養ガイドの麗(うる)わしき平井 千里さんの寄稿文であり、
【All
About(オールアバウト)】の『
食と健康』のコーナーで2018年2月28日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。

              


《・・疲れたときに食べてはいけない食べ物 

☆疲労回復したいときは「胃腸も疲れている」と考えるべき

疲れた時こそ栄養補給・・・と思っていませんか?
疲れた時は、胃腸も疲れています。
消化のよい食べ物を選んで心身ともに休息をとりましょう。

疲れを感じるときは、足りないエネルギーを肉などの、がっつりしたもので補充しようと考えがち。
しかし、疲れを感じているときは、胃腸も疲れていることが多いもの。

ストレスや疲労は胃の働きを悪くしてしまいます。
こんな状態でがっつりした食事をとってしまうと、胃腸の疲れを助長してしまいます。

疲労回復に効果的な食べ物だけでなく、疲れたときに避けるべき食べ物についても、
正しい知識を持つようにしましょう。

              

☆疲れたときに控えた方がよい食べ物一覧

疲れを感じているときは、胃腸に負担をかけやすい以下のような食べ物は、なるべく避けた方がよいでしょう。

■塩辛い食べ物

疲れているときは、塩辛いものが食べたくなる人も多いと思います。
本当に体が塩分を欲しているのであればよいのですが、
日本人の場合は味噌、しょうゆなど、食塩を使って味付けをした料理を好んで食べているため、
通常の食事を食べていれば、食塩の摂取量が少なすぎることはありません。

胃腸に負担をかけやすいので、過度に食べてしまわないよう控えるようにしましょう。



■食物繊維の多い食べ物


体調のよいときには、積極的に摂りたい食物繊維ですが、食物繊維を含む食材は物理的に硬いことが多く、
よく噛んでから飲み込む必要があります。

ところが疲れているときは、しっかりと噛むのも億劫なことが多く、
十分に噛みくだく前に、飲みこんでしまいがち。

さらに胃腸に負担がかかってしまう原因になるので、もし料理に使用する場合は小さく切って料理する、
やわらかくなるまで煮るなどの工夫をして食べましょう。



■脂肪分の多い食べ物


脂肪分の多い食べ物は、胃酸の分泌を低下させる働きがあります。
また、胃の中に留まっている時間も長いため、胃の負担が大きくなります。

「疲れているから焼肉でも・・・」と考える人もいると思いますが、
焼肉は、疲労度MAXのときよりも、体力が少し回復傾向になった頃がオススメです。
強い疲れを感じる時期は、消化のよい食べ物を選びましょう。



■刺激の強い香辛料


トウガラシやわさびなどの香辛料は、胃を刺激して胃酸の分泌を促します。
胃酸は消化のために重要な働きをしていますが、
多すぎると胃壁を消化してしまい胃潰瘍の原因になることも。

疲れているときは、刺激の強い香辛料を多用していない料理を選びましょう。



■柑橘類・酸味の強い食べ物


酸味も胃酸の分泌を促進します。
香辛料同様、疲れているときは控えたい食品です。

夏みかん、レモンのような酸味の強い柑橘類、酢のもの、梅干などは、食べすぎに注意しましょう。
ただし、同じ体調不良でも、風邪気味のときは、これらに含まれるクエン酸が役立ちます。

疲れているのか、風邪気味なのか、判断は難しいところですが、上手に判断できると回復が早いです。



■熱すぎる食べ物・冷たすぎる食べ物


極端に熱すぎたり、冷たすぎるものは、それだけで刺激になってしまいます。
疲れているときは、なるべく適温にしてから食べるようにしましょう。

                            

疲れたときに控えた方がよい飲み物・嗜好品一覧
■コーヒー・紅茶・抹茶・栄養ドリンク等

コーヒーに含まれるカフェインは、胃酸の分泌を促進します。
そのため、食後のコーヒーが好まれます。

しかし、胃が弱っているときは、胃酸の分泌は必要最小限に抑えたいところ。
もちろん眠気を覚ます効果もあるので、バランスを考えたいところですが、
ほかにもカフェインを多く含むものとして、紅茶、抹茶、ココアなどがあります。

栄養ドリンクにも、カフェインが多く含まれているものがありますので、
軽い眠気ではないひどい疲れを感じるようなときは注意した方がよいでしょう。



■アルコール


胃酸の分泌を増やし、胃の粘膜を荒らします。
さらに、睡眠の質も低下してしまうため、翌朝まで疲れを持ち越してしまうことにもなります。

他の食品は少しであれば、OKとも言えますが、お酒だけは絶対に禁忌。
疲れているときに飲んでもよいことはありませんので、おすすめできません。
体調のよいときに楽しむようにしましょう。



■炭酸飲料

胃酸の分泌を促進すると同時に、炭酸ガスが胃を膨らませるため、潰瘍等を起こしやすくなります。
シュワシュワした感覚が好きだという人も多いですが、疲れた時は控えるようにしましょう。

              

一時的に即効性の高い疲労回復手段は「甘いものを1かけ」

「疲れてはいるけれど、仕事の締切が迫っている。
これだけは3時間以内に何とかしたい!」・・・働いていればそんなときもあるでしょう。

このように、今、一瞬だけでよいから疲労感を何とかして、パワーが欲しいというようなときは、
甘いものを1かけだけ食べるのがおすすめです。

脳のエネルギー源は99%以上が糖質なので、
消化の工程をショートカットできる砂糖が、カンフル剤として適しています。

詳しくは「甘くて美味しいものは健康に悪い?」で解説していますので、ぜひご覧ください。


しかしこの方法は、血糖値を急上昇させることで、一瞬だけパワーを出す方法です。
身体への負担は大きいので、あまり頻繁に使う手段ではない最終手段だと心得てください。


また、普段の食事でビタミンB1が不足している人の場合、
この砂糖によるカンフル効果が薄くなってしまいます。
日頃から栄養バランスのよい食事を心がけることが大切です。


疲労回復したいときは「消化のよい食べ物」を!

以上、今回は疲れたときに食べない方がよい食べ物について説明しました。

              

繰り返しになりますが、疲れた時のアルコールは、疲労回復に逆効果なので避けた方がよいですが、
他の食べ物・飲み物は、薬と違って少量で大きな悪影響が出るということはありません。
あくまでも適量を、体調を考えながら食べることが大切です。


そして、すばやく疲労回復したい方は、なるべく消化のよい食べ物を選んで食べ、
早めに休息をとるのがベストでしょう。

栄養学的に、詳しくは「管理栄養士が解説!疲労回復のための栄養学知識」で解説していますので、
ぜひご覧ください。


また、疲れの原因や対処法などもあわせてチェックし、疲れにくい生活を心がけましょう。

■参考サイト
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
              

記事を読み終わった私は、麗(うる)わしき平井 千里さんの寄稿文より多々教示され、
このようなことなのでしたか、恥ずかしながら初めて学んだりした。

私の現役サラリーマンの40代には、コンピュータを活用したシステムの開発、改定を担当して、
深夜に帰宅したり、ときには徹夜になったりしていた。

深夜に帰宅した時は、お風呂に入った後、牛肉、ブタ肉、鶏肉などの煮たり、焼いたりした料理で、
夏はビール、冬は日本酒を飲みながら、家内と談笑したりしてきた。

或いは徹夜明けで昼過ぎに帰宅した時は、お茶漬けを食べた後に、昼寝を3時間ばかりした後、
夕食の時はやはり牛肉、ブタ肉、鶏肉などの煮たり、焼いたりした料理で、
夏はビール、冬は日本酒を飲みながら、家内と談笑したりしてきた。

このような食生活がサラリーマン時代に多く、血気盛んに奮闘していた。

              

2004年(平成16年)の秋に定年退職時となり、多々の理由で年金生活を始めて、
食べる量、アルコールも減り、食生活は多彩となっている。

そして現役サラリーマンに感じたストレスも激少し、おだやかな食生活となっている。

しかしながら時折、疲れを感じた時は、夕食に肉類、ギョウザなどを多く食べて、
ウィスキーの濃い水割りを呑みながら、家内と談笑したりしてきた。

今回、《・・疲れたときに食べてはいけない食べ物・・》を多々学んできたが、
私は月に一度ぐらい疲れた時の夕食は、やはり肉類を多めに食べてしまうだろう、
と独り微苦笑をしたりしている。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ときには私たち夫婦は、小庭... | トップ | 寒い季節に体調悪化を避ける... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
外柔内剛。 (ペコちゃん。)
2018-11-04 04:26:31
おはようございます。管理人さま。

栄養学に基づいた、講義をありがとうございます。少し、気になりましたので所感として、述べさせていただきます。

ブログの世界は、なんでもありの世界という観念は
風潮として好ましくありません。間違った情報、曖昧さが漂い始めるなど。また、手段を選ばぬ攻撃的なコメント、複数アカウント、捨てハンドルなどからの投稿です。
自分にされて嫌なことは、人さまにはしないという簡単なことです。

管理人さまの情報は、毎日膨大な量ではありますが、いろいろな方の力となります。待っている方も、いらっしゃると思います。

今回、管理人さまの。。。を、勉強させていただきました。
立原正秋のことを、いつか話したいと思います。
食べること。人間の中核です。講義をありがとうございます。
返信する
とりとめなく・・。 (夢逢人)
2018-11-04 08:04:58
ペコちゃん。様。

>栄養学に基づいた、講義をありがとうございます。
>少し、気になりましたので所感として、述べさせていただきます。

>ブログの世界は、なんでもありの世界という観念は風潮として好ましくありません。
>間違った情報、曖昧さが漂い始めるなど。
>また、手段を選ばぬ攻撃的なコメント、複数アカウント、捨てハンドルなどからの投稿です。
>自分にされて嫌なことは、人さまにはしないという簡単なことです。

>管理人さまの情報は、毎日膨大な量ではありますが、いろいろな方の力となります。
>待っている方も、いらっしゃると思います。

>今回、管理人さまの。。。を、勉強させていただきました。

私は政治、経済、社会の難題は専門知識がないですが、関心があり、
新聞、テレビのニュース、雑誌、ネットなどで専門家の論調から学んできますが、
信頼度の大半は70%取り入れて、あとの自身のつたない知識で判断している次第です。

相対的には、今回、貴兄が銘言された《・・外柔内剛・・》、私の日常の言動の理想としていることです。

>立原正秋のことを、いつか話したいと思います。

私の立原正秋さんの思いは、2011年8月8日に於いて、投稿しています。
https://blog.goo.ne.jp/yumede-ai/e/54e0179529f7f830fe93b220e5935ffb

>食べること。人間の中核です。講義をありがとうございます。

貴兄のいつも丁重なコメントありがとうございます。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ささやかな古稀からの思い」カテゴリの最新記事